走る底辺男

来週からダニエルズのトレーニングプログラムを開始するわけだが、私のレース成績(本気で走ったレースはフルと5キロしかないが)を元にしてダニエルズの表で確認してみると、、、おおよそ、

フルマラソン:3時間37分26秒(ネットタイム)
VDOT43、Eペース5:35〜6:16/km・Mペース5:09/km・Tペース4:49/km・Iペース4:26/km・Rペース4:05/km

5キロレース:21分31秒(ネットタイム)
VDOT45、Eペース5:23〜6:03/km・Mペース4:57/km・Tペース4:38/km・Iペース4:16・Rペース3:55/km

フルマラソンのVDOTで表を見ると5キロのタイムは22分41秒、実際のタイムはそれよりも速いため各レースのVDOT が一致しない。

これを元に、代表的なTペース走(閾値走)20分間をやってみる。フルマラソンのVDOTでTペースは4:49/kmというペースなのでキツさを感じない。自己ベストを出したレースの後から表に従いTペース走はこのペースでやっていたが楽なので果たして効果はあるのかと疑問に思っていた。次に5キロレースVDOTのTペース4:38/kmで走ってみると、いわゆる閾値の感覚表現である「快適なキツさ」「終わるのが待ち遠しいペース」にぴったりとくる。Tペースの心拍数は最大心拍数の88〜90%だが、これも範囲内の数値となっていた。今後Tペースは5キロレースのVDOTにした方がよい。

来週から行うプログラムのポイント練習に(Rペース200m、ジョグ200m)×8を2セットというものがある。つまり、3:55/kmペースでジョグを挟みながら200m走を繰り返す練習。試しに行ってみると短い200mという距離でペースをきっちり合わせるのはかなり難しい。遅くなってはならないという心理が働くため設定ペースより3〜5秒速く走ってしまうことが繰り返され、結局2セット目にバテてしまい設定より遅いペースになってしまった。これでは効果のない練習になってしまう。そこでVDOTを1つ下げたRペース、4:00/kmとすれば3:55/km辺りにペースは収まるのではないだろうか。

これから暑くなることを考えれば、長く走るE、MペースはフルのVDOTを使い、早く終わるが追い込まなければならないT、I 、Rペースは5キロのVDOTといった具合に使い分けた方がよさそう。

暑い時期にマラソン用のトレーニングプログラムがこなせないという理由で5〜10キロプログラムに変更してスピードを磨くことにしたわけだが、これがフルマラソンのレースに活かされるのかどうかはやってみないと分からない。まぁ、心配なのはプログラム終了までの18週間、モチベーションを保てるのかということかな。