先日久しぶりに実家に電話し母に「元気?」と尋ねたら1カ月で3キロ、2カ月で6キロも痩せてしまい体力が落ちたと言う。理由もない急な体重減少は本人の気づいていない病気が隠れていることが考えられるし高齢者の体力低下はフレイル状態へ繋がる。心配になり思い当たる原因は無いかと質問したら「2カ月前に糖尿病の薬を変えたのが原因だと思う。」との話だ。
気になるので週末実家に行って顔を見てきた。顔色肌艶は良く声をしっかりしていて元気そうだ。体重減少と体力低下以外の不調は無いと答えたので一安心だ。
母は高齢者お馴染みの生活習慣病である糖尿病・高血圧症・高脂血症と診断され薬を服用している。2カ月前の定期検査でHbA1c(NGSP値)が悪化したので薬を「フォシーガ錠」に変えると説明を受けたそうだ。
「フォシーガ錠」に体重減少という副作用があるのか調べてみた。
参考:フォシーガ錠5mgの基本情報
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/39/3969019F1027.html
なるほど尿の糖排出を増やし血糖値を落とす薬で副作用として”体重減少”や”倦怠感”が記載されている。確かにこの薬が原因の様だ。調べて驚いたのは、この薬が痩身治療でも使われていて医師の処方なしで販売されていることだ。
【※参考リンク先では販売しておりませんが丁寧に解説されています。】
参考:フォシーガとは?ダイエット効果や副作用、飲み方について解説
https://ic-clinic.com/column/forxiga/
ダイエットはともかく運動はストレス解消と健康増進に役立つ良い習慣だから実行することをお勧めする。母にも筋力低下は健康寿命を短くするから散歩でもして外の空気を吸うように言ってきた。