22/10/29(土)30(日)開催の『池袋ハロウィンコスプレフェス2022』では撮影待ち時間が長かった。何しろレフ板から始まり、ワイヤレス発光、スタンド使用によるワイヤレスストロボからワイヤレス多灯ライティング使用等本格的な撮影をするカメラマンほど撮影枚数が多い傾向があるから待つ方も並んでいる人の機材を見て覚悟を決める必要がある。
今回は直前に撮影させてもらったコスプレイヤーさんのTwitterアカウントを確認していたが、それも終われば周囲のカメラやレンズを見てどのメーカーか確認して時間を潰していた。
やはりミラーレスカメラではソニーα7シリーズが強い。しかもプレミアムG MasterレンズのFE 85mm F1.4 GMやFE 24-70mm F2.8 GMの装着率が結構高く感じた。一方でシグマの単焦点レンズ「85mm F1.4 DG DN」や「135mm F1.8 DG HSM」の使用者もいて、撮影距離を大変長く取って全身撮影するとはIKE・SUNPARKだから可能な撮影スタイルだ。
さすがキヤノンもEOS R6とR5が強くミラーレスへの移行が進んでいると思った。レンズは「RF24-70mm F2.8 L IS USM」が多そうだが、もしかするとマウントアダプターでEFマウントのLレンズを使用している人がいたかもしれない。レンズがお高いRFマウントで頑張っているなあと感心する。
キヤノンは池ハロに協賛しガイドブックと一緒に「EOS R10 for COSPLAYERS」という全16ページのB5小冊子を配布していた。撮影方法やポージング等良い入門書となっており待つ間しっかり読ませてもらった。
スマホのカメラが優秀になり過ぎて、実際ここに来ているカメラマンみたいに明確な被写体と目的がなければ高価なカメラとレンズは購入してくれないだろう。「ガチ撮影エリア」を設け人気コスプレイヤーさん達を呼のも納得だ。レンタルカメラがEOS R5とはソニーユーザーでも使ってみたくなるではないか。
一方ニコンは見掛けても一眼レフユーザーが多くミラーレス移行は余り進んでいないように感じた。Z9に続くヒットモデルが欲しいところだろう。他にペンタックスユーザーも見かけた。
参考:過去最高の来場者となった「池袋ハロウィンコスプレフェス」、2日目のコスプレイヤーさんもすごかった
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2210/31/news166.html
メディア取材「ねとらぼ エンタ」のカメラマン2人組も撮影待ち行列に並んでいて1名はフルサイズα7シリーズ、1名はAPS-Cソニーα6000シリーズを使用していた。スタンド使用によるワイヤレスストロボで撮ったポートレートは記事で見られるが、衣装がしっかり写るように絞りを絞って撮影している様だ。
なるほど勉強になる。