22/11/02(火)キヤノンがEOS R6 Mark IIを発表した。2022年12月中旬発売予定でキヤノンオンラインショップの価格は税込39.6万円だ。2020年8月発売のEOS R6の価格が税込33万円前後だったことを考えると約6万円の値上げとなる。
2021年12月発売のソニーα7 IVの価格.com最安値は税込30万円だから強気の価格設定と言えるが、インフレ理由に22/11/04(金)からカメラとレンズ等を値上げするのだから、今後暫くは値上げ不要な価格設定なのだろう。
EOS R6は製造数が安定しておりカメラ専門店の毎月の販売台数ベスト10に顔を出しているから2年4カ月で後継機種が出るのは早いと言えるがそれだけソニーとのシェア争いに全戦力を掛けていると考えられる。
ソニーα7 IVユーザー兼キヤノンEOS RPユーザーから見たEOS R6 Mark IIの注目点は以下の通りだ。
1) 約2420万画素のCMOSセンサー搭載
2) 手ブレ補正機構搭載対応RFレンズ使用時、ボディー内手ブレ補正の協調制御により最大8.0段の手ブレ補正効果を発揮
3) 精度が向上したホワイトバランス
4) 広範囲、高密度、高速・EOS iTR AF Xによる高精度AF
5) マルチアクセサリーシュー搭載
参考:EOS R6 Mark II
https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r6mk2/
22/11/25(金)発売税込56万円程ソニーα7R VがAIプロセッシングユニット搭載で強化した被写体認識精度大幅向上とAWB性能の進化をキヤノンはディープラーニング技術を活用して対応したという。
この2モデルが発売されたらどちらの被写体認識精度とAWB性能が高いか比較記事が出そうで楽しみだ。画素数は約2,010万から1.2倍増えていながら連射性能は高いままなのがEOS R6 Mark IIの魅力だ。
EOS RPユーザーとして使ってみたくなるが、何といってもRFレンズは高い。RF50mm F1.2 L USMの最安値が32万円台なのを見るとソニーGMレンズすら安く思えてしまう。趣味のカメラもオーディオの様にハイエンド製品ばかりになっていきそうだ。