会社で使用していたHP Windows Serverのリースが終わり返却することになった。ハードディスクを単にフォーマットしただけではファイルを復活出来てしまうので、データ漏えい防止のため完全に初期化する必要がある。
簡単に行う方法が見つからなければ以下の手を行おうと考えていた。
1)Windows Server OSを再インストールする。
2)ドライブCのパーティションを可能な限り小さくリサイズする。
3)空いたパーティションをドライブDとしフォーマットする。
4)ディスク消去ユーティリティでドライブDを完全初期化する。
ドライブCの空エリアを完全初期化出来ないがやらないよりマシだろう。とにかくフロントにあるUSB端子が使えないと不便なので設定方法を確認しようと該当機種のマニュアルをダウンロードした。BIOSで設定するのかと思ったが、読むと既定値では使用可能となっている。では何故使えないのだろうか?
マニュアルで原因を探していたら「Eraseユーティリティ」の記載があった。読むとこのHP ProLiant サーバーは起動時にF10キーを押せばCD不要でEasy Set-up機能を呼び出せると分かった。
試すとあっさりEasy Set-upが立ち上がり「Eraseユーティリティ」を使うことが出来た。もっとも日本語化されていて「消去ユーティリティ」の表記を再確認してしまった。(^_^;;
消去を実行すると0と1のデータをハードディスク全体に書き込むという。長時間掛かるだろうと予想しサーバー室から事務所にHP ProLiant サーバーを移動しておいて作業を行っていた。消去を開始したところ所要時間の算出にも時間が掛かっていたので別の仕事をして30分後にモニターを見たら画面が消えておりキーボードとマウスは反応しない。
ハードディスクのアクセスランプは盛んに点滅しているのでハングしている訳ではなさそうだ。このまま放置していたが24時間365日稼働させるサーバーだけに空冷ファンが強力で煩い。数時間も聞いていたらイライラしてきた。(^_^;;
10時間経過してもまったく終わる気配がないのでこのまま放置して帰ることにした。土日の電気代がもったいないが機密保持のために仕方ない。いったいいつ終わるのだろうか…。