21/05/13(木)ヤマハからAVアンプ“AVENTAGE(アヴェンタージュ)”シリーズ2021年のハイクラス3モデルが発表された。
8/31(火)発売予定のRX-A8Aは税抜38万円、RX-A6Aは税抜25万円、7/30(金)発売予定のRX-A4Aは7月中旬税抜12万円となっている。コロナ禍でなければ6月開催の音展で視聴出来、夏のボーナス商戦で一層注目されただろう。
2021年3モデルの特徴は、
1)最新型64bit演算処理「SURROUND:AI」搭載
2) 64bitハイプレシジョンEQ採用の高精度「YPAO」搭載
3)回路構成一新で従来モデル比約2倍のハイスルーレート実現
4)最新規格8K50AB/60AB、10G/4L対応のHDMI端子搭載(ファームウェア更新で対応予定)
5)A8Aは11ch、A6Aは9ch、A4Aは7chパワーアンプ内蔵
に加え、
6) A8AとA6Aはファームウェア更新でAURO-3Dに対応予定
となっている。
ヤマハのハイクラス前モデルはいつ発売されたのかと思い調べたら2018年8月発売のRX-A3080だった。2020年のコロナ禍の影響もあり3年ぶりの新製品は最新仕様搭載の魅力的なモデルとなっている。
ONKYOとPIONEERのAVアンプ発売は未定だし、SONYはハイクラスモデルを出す気は無いので、これからのAVレシーバー市場は実質YAMAHAとDENON & marantzの3社が牽引して行くことになる。AURO-3D対応と11chパワーアンプ内蔵モデル追加は必須となった訳だ。
ヤマハはQualcomm 64bit SoCを採用しファームウェア更新による機能追加が行い易くなっていると聞く。メーカーが少なくなったことは残念だが、新製品発売による買替促進競争からファームウェア更新による機能追加のロングセラー製品販売といった戦略変更も行い易い環境になったと言える。今後は3社のサポート競争に注目したい。
AVENTAGEシリーズはデザイン、筐体、回路構成を一新したことで型番も”A○A”と変わった。個人的に、後ろの”A”が何を意味しているのか興味がある。次期モデルの型番は”A○B”になるのか、それとも数字が2桁”A○○A”になるのか、型番お名前ルールはどう計画されているのであろうか?(^_^)
【関連リンク】
ヤマハ 『RX-A8A』 『RX-A6A』 『RX-A4A』
https://www.yamaha.com/ja/news_release/2021/21051301/