21/05/01(土)からスマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』をプレイし始め、レース目標を3回クリア出来たもののその次のレースの順位が振るわずに育成終了やり直しとなった。やることと覚えることは多いし難易度は高くガッツリゲームをプレイする層は満足するだろうが、私は消化不良を起こしそうだ。(^_^;;
ゲームをプレイしてテレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』の残り3話をまだ観ていないことを思い出した。10話「必ず、きっと」で骨折を機に引退しようとしていたトウカイテイオーが復帰を決意したが、さてどんな結末が待っているのだろうか。
※ここからネタバレ全開です。
11話「この気持ちって」:トウカイテイオーは自分を支えてくれる皆にお礼の気持ちを伝えるがサイレンススズカには素直に言えない。それはライバル心があるからだった。テイオーは1年のブランクを考え有馬記念出馬を諦めたことをスズカに伝えると、彼女はテイオーのライバルと目標でいるために最強のウマ娘でい続けることを約束する、というストーリー。
テイオーがスズカにお礼を言おうとデートに誘う話で、ほのぼの日常系アニメしていると思いながら観ていた。
12話「ふたり」:有馬記念出馬に向けて練習するスズカは左脚に違和感を覚え主治医に診てもらうと診断結果は不治の病だった。最低でも1年間の治療が必要なうえ完治しないので、祖母は引退を勧める。残酷な運命に絶望するスズカに事実を知ったテイオーは有馬記念に出馬し勝って今度は自分がスズカの目標になると約束する、というストーリー。
競馬史を知らない私は突然のシリアス展開に驚かされた。いつも冷静で感情を表に出さないスズカが左脚の痛みで走れないこと、テイオーとの約束を果たせないことに泣きじゃくった場面には思わずもらい泣きしてしまった。11話はこの為のフリだったのかと思うと、構成の巧みさに気持ち良くはまってしまった。
13話「夢をかける」:ファン投票4位となったテイオーは有馬記念に出馬するが、ライバルは実力のある強豪ウマ娘達だ。1年間実戦経験のないテイオーが勝てるはずもないという周囲の評価だったがテイオーは奇跡の復活劇を演じた。翌年4月、テイオーとスズカの2人は練習で走りを競うのだった、というストーリー。
本当にこんな奇跡が起きたのかと検索すれば史実通りだったことを知り再び泣けてくる。この事実にスズカとの友情とライバルとしての約束というフィクションを絡められてはもう感涙を押えられない。
参考:有馬記念で史上最高の復活劇。トウカイテイオーが起こした奇跡に感涙
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba/keiba/2020/12/22/post_57/index.php
モデルとなったサイレンススズカの最期を知ると、ラストで幸せそうに走る2人の姿も感ひとしお。競馬を知らない私がこれだけ感動したのだから、史実を知る競馬ファンはどれだけ泣けることだろう。
『Season 2』がこの2人の物語だと分かると、この13話を2時間程の総集編にまとめて欲しくなる。実際そんな企画が動いていそうな気がするがまずは『ウマ箱2 トレーナーズBOX』を全コーナー購入して100インチ疑似5.1ch DTS HD MasterAudio音声で再度観なおしてみたいと思う。