19/10/09(水)は仕事で九段下まで出かけた。丁度学生たちの下校時間に当たってしまい地下鉄駅は混雑していたので近くの階段から地上に避難した。
地下鉄出入口から少し歩くと「昭和館」がある。以前からこの博物館を知っていたが見学したことが無かった。ポスターで開館時間を確認すると入館17:00まで、閉館17:30となっており、入場無料だ。ただし「常設展示室(6F〜7F)」は入場料大人税込300円となっている。
参考:昭和館
https://www.showakan.go.jp
仕事帰り16時半過ぎに入館してみた。
『総合案内・資料公開コーナー(1F)」では『第74回 「第一次南極観測船「宗谷」の出港 〜人びとの期待をのせて〜」』が展示されている。何故宗谷なのかと思ったら戦中の補給船、戦後の引揚げ船、そして最後は観測船という昭和の歴史を航海してきた船だからと知ることが出来た。
資料として当時のニュース映像が流されていたが、そのディスプレイがパイオニア50型プロジェクションディスプレィSD-V5090(1998年頃発売)で、再生はDVDレコーダー「DVR-7000」(2001年7月発売)だった。思わず懐かしいAV機器の方に注目してしまった。
『昭和館2階ひろば』では『昭和館開館20周年記念写真展「昭和の世相〜写真が語る戦中・戦後〜」』が開催されていた。写真展と言っても10数点展示だけですぐに見終えてしまう。
歴史的な価値ではなく、現在のデジカメの画像と比較して解像度不足でレンズの光学性能が甘い…と思って写真を評価しまうのは困った傾向だ。(^_^;;
『映像・音響室(5F)』では『昭和館開館20周年記念『こうの史代イラスト原画展』が開催されていた。『この世界の片隅に(2016年公開)』のリアルな戦時下の描写から戦中派かと思っていたら「戦争を知らない子供たち」世代と知り驚き、この作品がその5年前の2011年にドラマ化されていたことに2度驚いた。
PLEXTORのCD試聴機とSHURE SRH440ヘッドホンでSPレコードから収録した楽曲を聴くことも出来る。現在は没30年ということで美空ひばりが特集されている。SPレコードの音源そのままでリマスターがされていないから当時の音質そのものだろう。
見学中の16:48突然の地震の揺れに驚かされた。震度3だったが5Fにいたので結構大きく感じた。ネットでは「台風は震源地を避ける」とか「台風上陸が地震の引き金になる」とか色々な噂が飛び交っている。週末3連休には台風第19号が関東地方に近づくが、今回の震源地の三鷹市がコースに入るのか否か気になっている。
10/10(木)帰りにスーパーに寄ったらパンとかレトルト食品の棚がスカスカになっていた。既に台風への備えが始まっていた。