11/29(土)と30(日)の両日青山 梅窓院 祖師堂(銀座線外苑前駅)でダイナミック・オーディオ 第38回 マラソン試聴会「LIVE」が開催された。今年最後のオーディオイベントと言うことで2日間とも参加した。
「 ダイナミック・オーディオ 第38回 マラソン試聴会」詳細レポートの第1回目は14/11/29(土) 11:00〜12:30 Part.1:担当MC 555 4F 島and天野だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
遅刻してMain Theme「新時代ディスクプレーヤーと」が終わったところで席に着いた。MC途中で「バン!」と大きな炸裂音がしてスピーカーユニットを壊したかと一瞬会場に緊張が走ったが、テストで鳴らしたところ無事音が出たのでそのまま何事も無かったかのように続行された。(冷汗)
Main Theme「老舗ブランドの進化と真価」ではスピーカーTAD-CE1(税別160万円)をパワーアンプKRELL SILO575(税別320万)、プリアンプKRELL lllusion(税別220万円)、DAコンバーターTAD-DA1000(120万円)で鳴らした。
天野氏はアニメ好きということで今回かける楽曲はアニソンで統一したと言う。
1)「カウボーイビバップ」OP「Tank!」
2)「となりの関くん」ED「Set Them Free」
天野氏はTAD-CE1をストレートに音を聴かせるキャラクターが立ったスピーカーと紹介した。この広い会場で小型スピーカーを大音量で鳴らすとどうしても低音が不足して高音が耳に突いてしまう。ちょっと分の悪い試聴だ。
Main Theme「ハイエンドシステムで楽しむハイレゾとアナログ」ではスピーカーVIVID AUDIO G4 GIYA(税別280万円)をパワーアンプOCTAVE MRE 220(税別230万円)、プリアンプOCTAVE HP700+トランス(税別183.5万円)、DAコンバーターNAGRA HD DAC(290.9万円)の組み合わせで聴いた。
3)HR「NEON GENESIS EVANGELION 2 Soundtrack」より「7. Both of You,Dance Like You Want to Win! (B-12)」
4)LP「アナと雪の女王」から「レット・イット・ゴー」
5)「NEON GENESIS EVANGELION 2 Soundtrack」より「17. THANATOS (E-13)」
G4 GIYAは音の広がりと響きが美しい。その上ヴォーカルは伸びやかで押しも強く大変魅力的だ。あの独特な形状がこの効果を生み出しているのだろう。
スピーカーSonus faber ELIPSA RED(税別275万円)+Sopranino(ソプラニーノ)セルフ・バイアス式静電型スーパー・ツイーター(税別56万円)に変更して、パワーアンプConstellation audio STEREO 1.0(税別160万円)、プリアンプConstellation audio PREAMP 1.0(税別145万円)、DAコンバーターDCS Vivaldi DAC(387万円)というシステム構成で再生した。
6)LP「シンフォニック・オーケストラ・ヤマト / 交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」より「2. THE BIRTH-誕生」
7)HR「シンフォニック・オーケストラ・ヤマト / 交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」より「2. THE BIRTH-誕生」
同一楽曲をアナログ音源で再生し途中からハイレゾ音源に切り替えると言う演出でヤマトのテーマを盛り上げた。ボリュームが大きいのでアナログだとハムノイズが気になるのが残念な点だ。
スーパー・ツイーターを加えるとヴォーカルに艶と張りが出て魅力的だが、大音量だとブラス楽器の高音がきつく感じることもあり音量とのバランスが大切な様だ。
島氏の試聴曲は以下の通り。
1)サティ/ジムノペディ I
2)LP「Led Zeppelin IV」から「2. Rock And Roll」
3)HR「ひばりジャズを歌う/美空ひばり」より
4) MISIA(曲名不明)
昨年も掛けて好評だった「THE BIRTH-誕生」を今年も掛けるとの話だったが、記憶にないので去年のブログを見たら台風で日曜日しか参加していなかった。どうやら土曜日の選曲だったらしい。
”アニソン”というと身構える人もいるのなら”オリジナルサウンドトラック(ただしアニメに限る)”と紹介すれば良かったのにと思いながらダイナミック・オーディオらしからぬ選曲を楽しんだ。(笑)
2014年12月01日
【速報版】11/30(日)第38回マラソン試聴会のテーマは「LIVE」!試聴会には魔物が住み着いている!?
この週末の2日間ダイナミック・オーディオ 第38回 マラソン試聴会「LIVE」が青山 梅窓院 祖師堂(銀座線外苑前駅)で開催されていた。最終日に参加したので今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
Part.1 11:00〜12:30 :ハイエンドシステムで楽しむハイレゾとアナログ
5555 4Fの天野氏はアニメ好きということでTAD-CE1(税別160万円)で「カウボーイビバップ」の「RUSH」や「となりの関くん」のED「Set Them Free」を流したりVIVID AUDIO G4 GIYA(税別280万円)で「機動戦士ガンダムUC」のOSTやLP「PUNCH THE MONKEY ! Compilation」から「ルパン三世′78(WALTHER P99 MIX)」を掛けたりとダイナミック・オーディオらしからぬ選曲が楽しめた。
Part.2 12:45〜14:15 :記憶に残したいシステム
Voxative Ampeggio AC-4X(予価500万円)とB&W 800 Diamond(税別360万円)でMercury Living PresenceのLPを聴いていった。AC-4Xの同軸ユニットはウッドコーンとのことでユニットだけで100万円とのこと。私にはこの音を聴いてその価値は見出せなかった。(汗)
Part.3 14:30〜16:00 :音楽のエネルギーを体感する
MAGICO S3(税別320万円)、WILSON AUDIO SASHA2(税別440万円)、LINN KLIMAX EXAKT 350(税別640万円)、LINN EXAKT AKUDORIK(税別230万円)でアナログとデジタル音源を聴いていった。KLIMAX EXAKT 350の左チャンネルから音が出ずすぐにEXAKT AKUDORIKと交代と言うアクシデントもあった。
昨日の小型スピーカーは会場の広さと音量の大きさから高音が耳に突く傾向があったがEXAKTテクノロジーの最適化で非常にバランスの良い音を聴かせてくれて感心した。
Part.4 16:15〜18:50 :LIVE at Japan
厚木氏がJBL DD67000(税別600万円)にSACDプレーヤーLuxman D-08u(税別110万円)とプリメインアンプMark Levinson No585(予価140万円)を組み合せて、「このクラスでも十分鳴らせます。ここからグレードアップして行って下さい」と紹介していた。いや、私にはこの価格帯で十分ゴールだ。この上を望んだらオーディオの底なし沼に沈むしかない。(笑)
川又店長が40年前新人の頃松任谷正隆氏のお宅にオーディオ機器を納品に行った時に床にアメリカの最新アルバムが散乱していて、この中にアルバム「MISSLIM」の「海を見ていた午後」に影響を与えたアーチストがいたと興味深い話を聞かせてくれた。
試聴時には客席の明かりが消されたが、これは今年からだろうか。不思議に思っていたらトークの間前の扉を開けて空気を入れ替え室温を下げていたので、どうやらライトの発熱を抑える為の様だ。暗い中素晴らしい音楽を良い音で聴いていると子守唄になってしまうのだが…。(苦笑)
Part.1 11:00〜12:30 :ハイエンドシステムで楽しむハイレゾとアナログ
5555 4Fの天野氏はアニメ好きということでTAD-CE1(税別160万円)で「カウボーイビバップ」の「RUSH」や「となりの関くん」のED「Set Them Free」を流したりVIVID AUDIO G4 GIYA(税別280万円)で「機動戦士ガンダムUC」のOSTやLP「PUNCH THE MONKEY ! Compilation」から「ルパン三世′78(WALTHER P99 MIX)」を掛けたりとダイナミック・オーディオらしからぬ選曲が楽しめた。
Part.2 12:45〜14:15 :記憶に残したいシステム
Voxative Ampeggio AC-4X(予価500万円)とB&W 800 Diamond(税別360万円)でMercury Living PresenceのLPを聴いていった。AC-4Xの同軸ユニットはウッドコーンとのことでユニットだけで100万円とのこと。私にはこの音を聴いてその価値は見出せなかった。(汗)
Part.3 14:30〜16:00 :音楽のエネルギーを体感する
MAGICO S3(税別320万円)、WILSON AUDIO SASHA2(税別440万円)、LINN KLIMAX EXAKT 350(税別640万円)、LINN EXAKT AKUDORIK(税別230万円)でアナログとデジタル音源を聴いていった。KLIMAX EXAKT 350の左チャンネルから音が出ずすぐにEXAKT AKUDORIKと交代と言うアクシデントもあった。
昨日の小型スピーカーは会場の広さと音量の大きさから高音が耳に突く傾向があったがEXAKTテクノロジーの最適化で非常にバランスの良い音を聴かせてくれて感心した。
Part.4 16:15〜18:50 :LIVE at Japan
厚木氏がJBL DD67000(税別600万円)にSACDプレーヤーLuxman D-08u(税別110万円)とプリメインアンプMark Levinson No585(予価140万円)を組み合せて、「このクラスでも十分鳴らせます。ここからグレードアップして行って下さい」と紹介していた。いや、私にはこの価格帯で十分ゴールだ。この上を望んだらオーディオの底なし沼に沈むしかない。(笑)
川又店長が40年前新人の頃松任谷正隆氏のお宅にオーディオ機器を納品に行った時に床にアメリカの最新アルバムが散乱していて、この中にアルバム「MISSLIM」の「海を見ていた午後」に影響を与えたアーチストがいたと興味深い話を聞かせてくれた。
試聴時には客席の明かりが消されたが、これは今年からだろうか。不思議に思っていたらトークの間前の扉を開けて空気を入れ替え室温を下げていたので、どうやらライトの発熱を抑える為の様だ。暗い中素晴らしい音楽を良い音で聴いていると子守唄になってしまうのだが…。(苦笑)
2014年11月30日
【速報版】11/29(土)第38回マラソン試聴会のテーマは「LIVE」!劇場型試聴会は生き物だ!?
この週末の2日間ダイナミック・オーディオ 第38回 マラソン試聴会「LIVE」が青山 梅窓院 祖師堂(銀座線外苑前駅)で開催されている。まず初日に参加したので今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
地上に出ると雨が降っていて会場に着いたのは11:15とちょっと遅れてしまった。しかも丁度パズドラの「超サファドラ降臨!」の時間と重なりスタミナ100を消費して2周したので入場は11時半前となった。(汗)
ここ数年全然お客様ではないが、ホームページの特別招待状を印刷して持参したところ特製布カレンダーを頂いた。「ありがとうございます。」ロビーには歴代のカレンダーが飾られており1998年から作成されていること分かる。
Part.1 11:00〜12:30 :老舗ブランドの進化と真価
5555 4Fの天野氏はアニメ好きということでTAD-CE1(税別160万円)で「カウボーイビバップ」のOP「Tank!」や「となりの関くん」のED「Set Them Free」を流したり、VIVID AUDIO G4 GIYA(税別280万円)で「アナと雪の女王」のLPから「レット・イット・ゴー」を掛けたりとダイナミック・オーディオらしからぬ選曲が楽しめた。
この会場の広さに大音量となるとTAD-CE1のサイズだと低音が高音に負けてうるさく感じる曲もあった。G4 GIYAは音の広がりと響きが美しい。ただしアナログの場合ハムノイズがのっていることが気になった。B&W800シリーズは来年秋まで新製品は出ないと言っていたので円安が進み値上がりする前が買い時かもしれない。
Part.2 12:45〜14:15 :豊かな響きを目指して
PIEGA Coax 90.2(税別218万円)とAVALON acoustics TIME(780万円)でMercury Living PresenceのLPを聴いていった。
Part.3 14:30〜16:00 :音楽のエネルギーを体感する
JBL DD67000(600万円)、MAGICO S3(320万円)、WILSON AUDIO SASHA2(440万円)でアナログとデジタル音源を聴いていった。SASHA2のヴォーカルの生々しさと音の余韻の美しさが印象に残った。先日の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER」で円安によりMAGICOは大幅値上げを予定しているとの話があったが今日はその話題は出てこなかった。
Part.4 16:15〜17:45 :BRODMANN…楽器の「鳴り」の再現へ
BRODMANN VC7(268万円)は吸音材を一切使わずスピーカーに楽器としての響きを付加しているとの話だ。この会場の広さでは細身のスピーカーでは低音が弱く高音が耳についてしまう。
Part.5 18:00〜20:50 :LIVE at Romance
川又店長がシステムに使用している8メートルのバランスケーブルが570万円、スピーカーケーブルが480万円に対して厚木氏のLINN KLIMAX EXAKT 350(640万円)とKLIMAX EXAKT DSM(160万円)というシステムがシンプルでコンパクトと何と魅力的に見えることか。ケーブルも普通のLANケーブルで良いのだからリーズナブルだ。(笑)
途中トラブル等もあり予定時刻から1時間近くずれこんでの終了となった。この時間からブログにまとめるのはちょっとしんどい。(汗) 雨は止んでいたが帰宅したら地元は濃霧が立ち込めていて幻想的な夜景が楽しめた。(笑)
地上に出ると雨が降っていて会場に着いたのは11:15とちょっと遅れてしまった。しかも丁度パズドラの「超サファドラ降臨!」の時間と重なりスタミナ100を消費して2周したので入場は11時半前となった。(汗)
ここ数年全然お客様ではないが、ホームページの特別招待状を印刷して持参したところ特製布カレンダーを頂いた。「ありがとうございます。」ロビーには歴代のカレンダーが飾られており1998年から作成されていること分かる。
Part.1 11:00〜12:30 :老舗ブランドの進化と真価
5555 4Fの天野氏はアニメ好きということでTAD-CE1(税別160万円)で「カウボーイビバップ」のOP「Tank!」や「となりの関くん」のED「Set Them Free」を流したり、VIVID AUDIO G4 GIYA(税別280万円)で「アナと雪の女王」のLPから「レット・イット・ゴー」を掛けたりとダイナミック・オーディオらしからぬ選曲が楽しめた。
この会場の広さに大音量となるとTAD-CE1のサイズだと低音が高音に負けてうるさく感じる曲もあった。G4 GIYAは音の広がりと響きが美しい。ただしアナログの場合ハムノイズがのっていることが気になった。B&W800シリーズは来年秋まで新製品は出ないと言っていたので円安が進み値上がりする前が買い時かもしれない。
Part.2 12:45〜14:15 :豊かな響きを目指して
PIEGA Coax 90.2(税別218万円)とAVALON acoustics TIME(780万円)でMercury Living PresenceのLPを聴いていった。
Part.3 14:30〜16:00 :音楽のエネルギーを体感する
JBL DD67000(600万円)、MAGICO S3(320万円)、WILSON AUDIO SASHA2(440万円)でアナログとデジタル音源を聴いていった。SASHA2のヴォーカルの生々しさと音の余韻の美しさが印象に残った。先日の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER」で円安によりMAGICOは大幅値上げを予定しているとの話があったが今日はその話題は出てこなかった。
Part.4 16:15〜17:45 :BRODMANN…楽器の「鳴り」の再現へ
BRODMANN VC7(268万円)は吸音材を一切使わずスピーカーに楽器としての響きを付加しているとの話だ。この会場の広さでは細身のスピーカーでは低音が弱く高音が耳についてしまう。
Part.5 18:00〜20:50 :LIVE at Romance
川又店長がシステムに使用している8メートルのバランスケーブルが570万円、スピーカーケーブルが480万円に対して厚木氏のLINN KLIMAX EXAKT 350(640万円)とKLIMAX EXAKT DSM(160万円)というシステムがシンプルでコンパクトと何と魅力的に見えることか。ケーブルも普通のLANケーブルで良いのだからリーズナブルだ。(笑)
途中トラブル等もあり予定時刻から1時間近くずれこんでの終了となった。この時間からブログにまとめるのはちょっとしんどい。(汗) 雨は止んでいたが帰宅したら地元は濃霧が立ち込めていて幻想的な夜景が楽しめた。(笑)
2014年10月28日
2014年冬に開催されるオーディオ関係のイベントをまとめてみた
7/24のブログで2014年秋に開催されるイベントをチェックして早や3カ月。もう年末を意識する季節となってしまった。この時にはいつ開催されるのか不明だった『ハイエンドショウトウキョウ2014』も無事終了して残るイベントは2つだけ。
『第38回 ダイナミックオーディオマラソン試聴会』
http://www.dynamicaudio.jp/
こちらは8/5に発表されていた。青山梅窓院「祖師堂」にて11/29(土)10:55〜20:00と11/30(日)10:55〜18:00の両日に行われる。しっかりボーナス時期を押えている所は流石だ。(笑)
『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』
このブログを書く為にアバックのホームページを確認したがまだ発表されていない。昨年と同様であれば11/22(土)〜23(日)に開催されるだろう。
心配なのは『マラソン試聴会』と『HOME THEATER冬』がバッティングすることだ。出展するメーカーが重ならないので調整する必要がなくありえそうで怖い。そうならないことを祈るばかりだ。未発表があるのではまとめとは言い難いが、2014年のオーディオ・ビジュアル関連のイベントはこれでおしまい。(苦笑)
残りはサブカルチャー系のイベントが2つある。
『ジャンプフェスタ2015』
12/20(土)と12/21(日) 09:00〜17:00の両日に幕張メッセで開催される。入場無料だ。
『コミックマーケット87』
12/28(日)〜12/30(火)の3日間東京ビッグサイトで開催予定だ。この日取りだと久しぶりに大晦日に大掃除が出来そうでありがたい。(笑)
この間まで暑くて音楽を聴く気にもならなかったが、オーディオ・ビジュアルには最適の涼しい季節になった。年齢を重ねるごとに月日が経つのが速くなり怖い位だ。(汗)
【関連リンク】
「速報!! 本年度マラソン試聴会の日程が決定しました!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1128.html
『第38回 ダイナミックオーディオマラソン試聴会』
http://www.dynamicaudio.jp/
こちらは8/5に発表されていた。青山梅窓院「祖師堂」にて11/29(土)10:55〜20:00と11/30(日)10:55〜18:00の両日に行われる。しっかりボーナス時期を押えている所は流石だ。(笑)
『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』
このブログを書く為にアバックのホームページを確認したがまだ発表されていない。昨年と同様であれば11/22(土)〜23(日)に開催されるだろう。
心配なのは『マラソン試聴会』と『HOME THEATER冬』がバッティングすることだ。出展するメーカーが重ならないので調整する必要がなくありえそうで怖い。そうならないことを祈るばかりだ。未発表があるのではまとめとは言い難いが、2014年のオーディオ・ビジュアル関連のイベントはこれでおしまい。(苦笑)
残りはサブカルチャー系のイベントが2つある。
『ジャンプフェスタ2015』
12/20(土)と12/21(日) 09:00〜17:00の両日に幕張メッセで開催される。入場無料だ。
『コミックマーケット87』
12/28(日)〜12/30(火)の3日間東京ビッグサイトで開催予定だ。この日取りだと久しぶりに大晦日に大掃除が出来そうでありがたい。(笑)
この間まで暑くて音楽を聴く気にもならなかったが、オーディオ・ビジュアルには最適の涼しい季節になった。年齢を重ねるごとに月日が経つのが速くなり怖い位だ。(汗)
【関連リンク】
「速報!! 本年度マラソン試聴会の日程が決定しました!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1128.html
2013年10月28日
【速報版】10/27(日)第37回マラソン試聴会のテーマは「体験、感動、セールス」!
この週末の2日間ダイナミック・オーディオ 第37回 マラソン試聴会「Audio Sound The only one」が青山 梅窓院 祖師堂で開催された。私は台風27号関東地方接近で26日(土)の外出を控えていたので、最終日10/27(日)に参加した。今夜は速報版としてレポートしようと思う。
特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、収録していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ここ数年全然お客様ではないが、ホームページの特別招待状を印刷して持参したところ特製布カレンダーを頂いた。「ありがとうございます。」
Part.1 11:00〜12:15 :国産システムで鳴らす海外スピーカー
他に「ドイツ真空管2ブランドを個性的なスピーカーで」「DSD 再生の魅力をスーパーハイエンドシステムで」と3つのシステムの競演となった。フルTADやESOTERICシステムで鳴らすB&W 802 Diamond(税抜200万円)は試聴会のリファレンスと言った貫禄があり安心して聴いていられる。
MCの5555 4F/島氏と天野氏両名ともロック好きということで音量が大きくMAGICO S1M-COAT(税抜200万円)ではド迫力のある「Smells Like Teen Spirit/ 2cellos」を聴かせてもらった。(冷汗)
FM Acousticsの価格は円安でどんどん値上がりして現在ではホームページに価格表示が無く時価で販売しているとのこと。スイスフランの値上がりも影響しているからその日の為替レートで取引されるのも仕方ない。(苦笑)
Part.2 12:30〜13:45 :「記憶に残るサウンド」
パワーアンプFirst Watt SIT-1 (税抜120万円)の左チャンネルの音が出ず急遽オクターブの真空管アンプを使うと言うトラブルがあった。
Part.3 14:00〜15:00 :音楽のエネルギーを体感する
MAGICO Q3(税抜550万円)とLINN AKUBARIK(税抜240万円)の競演だ。LINNのシンプルな構成も良いが、Q3のベリリウム振動板ツイーターの艶のある高音と力強く正確な低音の方が私の好みだ。スリムで圧迫感の無い外見も良いが重量は113kgだから床が抜けそうだ。(汗)
Part.4 15:15〜16:30 :古くならないサウンドと音楽を求めて
TANNOY Canterbury GR (税抜290万円)は入荷したばかりの鳴らし始めとのこと。同軸フルレンジの音は見た目通り周波数特性が狭く感じられたものの、これで聴く50〜60年代のジャズは味があって良いと思う。
Part.5 16:45〜18:25 :「LIVE!- 響き」
「LIVE!- 響き」ではKiso Acoustic HB-X1(税抜170万円)、「LIVE!- 空間」ではTAD TAD-R1MK2(税抜700万円)、「LIVE!- 情熱」ではDANIEL HERTZ M1 Reference Speaker System(税抜1200万円)が使用された。コンパクトなHB-X1から出る音の量感と響きの美しさには毎回感心させられる。TAD-R1MK2の音を聴くとオーディオの音としてのゴールがそこにあると思ってしまう。
dCS Vivaldi Transport(税抜427万円)+dCS Vivaldi DAC(税抜355万円)+dCS Vivaldi Upsampler(税抜221万円)+dCS Vivaldi Clock(税抜174万円)でDSD化された「上を向いて歩こう/坂本九」の高域の伸びはないものの録音の古さをあまり感じさせず新鮮な気持ちで聴かせてもらい帰り道つい口ずさんでしまった。(笑)
今年も夢のようなハイエンド機器の音を楽しませてもらい感謝している。例年マラソン試聴会は驚くほど商売気はないのだが、今年は「体験、感動、セールス」と是非店に来て視聴して購入してもらいたいと言う意気込みが感じられた。輸入オーディオの値上がりラッシュが一段落して販売が一段落したのかもしれない。次は来年4月の消費税アップまでの特需に期待しているのだろう。
特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、収録していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
ここ数年全然お客様ではないが、ホームページの特別招待状を印刷して持参したところ特製布カレンダーを頂いた。「ありがとうございます。」
Part.1 11:00〜12:15 :国産システムで鳴らす海外スピーカー
他に「ドイツ真空管2ブランドを個性的なスピーカーで」「DSD 再生の魅力をスーパーハイエンドシステムで」と3つのシステムの競演となった。フルTADやESOTERICシステムで鳴らすB&W 802 Diamond(税抜200万円)は試聴会のリファレンスと言った貫禄があり安心して聴いていられる。
MCの5555 4F/島氏と天野氏両名ともロック好きということで音量が大きくMAGICO S1M-COAT(税抜200万円)ではド迫力のある「Smells Like Teen Spirit/ 2cellos」を聴かせてもらった。(冷汗)
FM Acousticsの価格は円安でどんどん値上がりして現在ではホームページに価格表示が無く時価で販売しているとのこと。スイスフランの値上がりも影響しているからその日の為替レートで取引されるのも仕方ない。(苦笑)
Part.2 12:30〜13:45 :「記憶に残るサウンド」
パワーアンプFirst Watt SIT-1 (税抜120万円)の左チャンネルの音が出ず急遽オクターブの真空管アンプを使うと言うトラブルがあった。
Part.3 14:00〜15:00 :音楽のエネルギーを体感する
MAGICO Q3(税抜550万円)とLINN AKUBARIK(税抜240万円)の競演だ。LINNのシンプルな構成も良いが、Q3のベリリウム振動板ツイーターの艶のある高音と力強く正確な低音の方が私の好みだ。スリムで圧迫感の無い外見も良いが重量は113kgだから床が抜けそうだ。(汗)
Part.4 15:15〜16:30 :古くならないサウンドと音楽を求めて
TANNOY Canterbury GR (税抜290万円)は入荷したばかりの鳴らし始めとのこと。同軸フルレンジの音は見た目通り周波数特性が狭く感じられたものの、これで聴く50〜60年代のジャズは味があって良いと思う。
Part.5 16:45〜18:25 :「LIVE!- 響き」
「LIVE!- 響き」ではKiso Acoustic HB-X1(税抜170万円)、「LIVE!- 空間」ではTAD TAD-R1MK2(税抜700万円)、「LIVE!- 情熱」ではDANIEL HERTZ M1 Reference Speaker System(税抜1200万円)が使用された。コンパクトなHB-X1から出る音の量感と響きの美しさには毎回感心させられる。TAD-R1MK2の音を聴くとオーディオの音としてのゴールがそこにあると思ってしまう。
dCS Vivaldi Transport(税抜427万円)+dCS Vivaldi DAC(税抜355万円)+dCS Vivaldi Upsampler(税抜221万円)+dCS Vivaldi Clock(税抜174万円)でDSD化された「上を向いて歩こう/坂本九」の高域の伸びはないものの録音の古さをあまり感じさせず新鮮な気持ちで聴かせてもらい帰り道つい口ずさんでしまった。(笑)
今年も夢のようなハイエンド機器の音を楽しませてもらい感謝している。例年マラソン試聴会は驚くほど商売気はないのだが、今年は「体験、感動、セールス」と是非店に来て視聴して購入してもらいたいと言う意気込みが感じられた。輸入オーディオの値上がりラッシュが一段落して販売が一段落したのかもしれない。次は来年4月の消費税アップまでの特需に期待しているのだろう。
2012年11月02日
【詳細版】マラソン試聴会36「プロポーションでは分からないハイエンドスピーカーの音!?」
「ダイナミック・オーディオ 第36回 マラソン試聴会」【詳細版】レポート第2回は「 10/28(日) 11:00〜13:05 Part.1:音を表すプロポーションを聴く!!」だ。特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、録音していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
トレードセンター店長 厚木繁伸氏が担当した機器構成はスピーカー:JBL DD65000(480万)、パワーアンプ:First Watt SIT-1(110万)、プリアンプ:EMT JAP-66(400万)のセットとスピーカー:LINN KLIMAX 350A(500万)、プリアンプ/プレーヤー:LINN KLIMAX DSM(240万)のセット、共用プレーヤーはMarklevinson No512 (210万)、LINN LP12SYSTEM(290万)、LINN KLIMAX DS/K(220万)だ。
JBLの試聴曲は以下の通り。
1)「エラ・アンド・ルイ/エラ・フィッツジェラルド,ルイ・アームストロング」より「8. アラバマに星落ちて」
2)「イン・ヨーロッパ VOL.1/エリック・ドルフィー」より「3. ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」
3)LP「ハイドン」(曲目不明)
3曲目のクラシックはLPのA/B面指示間違いによりMCで紹介したコンチェルトとは違うハイドンの曲が掛かると言うミスがあった。厚木氏は5分ほど経って気付いたもののよく聴く好きな曲だったのでそのまま最後まで掛けたと弁明していた。
DD65000はリスニングエリアが広いのが印象的だ。他のスピーカー達がタイトな低音を聴かせるのに対して程良く柔らかな低音を豊かに響かせてくれるのでゆったりと音楽が楽しめる。
LINNの試聴曲は以下の通り。
1) デューク・エリントン(曲目不明)
2)SACD「ジャン・シベリウス/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン」より「6.交響詩フィンランディア作品26」
3)「五嶋みどり-アニヴァーサリー・アルバム」より「7. タベの歌op.15-1(エルガー)」
リンのシステムは5ウェイマルチアンプシステムを搭載したアクティブスピーカーとDS/プリのKLIMAX DSMの2点というシンプルな構成を狙ったとのこと。KLIMAX DSMに関してはHDMI内蔵やプリとの一体化で音質面でのマイナス点を心配していたが音を聴けば杞憂と分かった。他のハイエンドシステムにまったく引けを取らない素晴らしい音楽を聴かせてくれる。KLIMAX 350Aは低音がしっかり沈みスケール感のある私好みの音だった。厚木氏も言っていた通り「フィンランディア」では演奏が終わった瞬間に拍手したいと思うほど演奏の熱気を感じさせてくれた。
ダイナ5555 東登氏が担当した機器構成はスピーカー:JZELLATON GRAND 75 Years Edition(400万)、パワーアンプ:Burmester 911mk3 (280万) x2、プリアンプ:Burmester 077 (370万)、プレーヤー:Burmester 069 (580万)のセットとJoseph Audio Pearl 2(380万)、パワーアンプ:LUXMAN M-800A (100万) x2、プリアンプ:LUXMAN C-800F (100万)、プレーヤー:LUXMAN D-08 (95万)のセット、共用プレーヤーはDr.Feickert Analogue Firebird (130万)だ。M-800AはBTL接続でモノラルアンプとして2台使用している。
ZELLATONの試聴曲は以下の通り。
1)(曲目不明)女性ボーカルとピアノ曲
2)「ザンフィルのLP」より「想い出づくり」
3)「アルペジョーネ・ソナタ/ゲリー・カー〜神技のコントラバス」より「2. アルペジョーネ・ソナタ 第2楽章:アダージョ」
4)「トーキング・バウト・ユー/ダイアン・シューア」のアルバムより「2. ファニー(バット・アイ・スティル・ラヴ・ユー)」
ZELLATON GRANDは楽器が綺麗に分離して定位するスピーカーだ。
Josephの試聴曲は以下の通り。
1)「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」より「2. 運命の闘い」
2)「Royal Albert Hall: London May 2-3-5-6 2005/クリーム」より「11. Stormy Monday」
3)(曲目不明)1986年発売
Josephは混成コーラスからロックまで幅広い音楽を魅力的に聴かせてくれた。
このパートではLINN KLIMAX DSMの実力を確認出来たのが収穫だった。値下げされたこともありDS+プリアンプでこの音質ならAKURATE DSMも期待して良さそうだ。
トレードセンター店長 厚木繁伸氏が担当した機器構成はスピーカー:JBL DD65000(480万)、パワーアンプ:First Watt SIT-1(110万)、プリアンプ:EMT JAP-66(400万)のセットとスピーカー:LINN KLIMAX 350A(500万)、プリアンプ/プレーヤー:LINN KLIMAX DSM(240万)のセット、共用プレーヤーはMarklevinson No512 (210万)、LINN LP12SYSTEM(290万)、LINN KLIMAX DS/K(220万)だ。
JBLの試聴曲は以下の通り。
1)「エラ・アンド・ルイ/エラ・フィッツジェラルド,ルイ・アームストロング」より「8. アラバマに星落ちて」
2)「イン・ヨーロッパ VOL.1/エリック・ドルフィー」より「3. ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」
3)LP「ハイドン」(曲目不明)
3曲目のクラシックはLPのA/B面指示間違いによりMCで紹介したコンチェルトとは違うハイドンの曲が掛かると言うミスがあった。厚木氏は5分ほど経って気付いたもののよく聴く好きな曲だったのでそのまま最後まで掛けたと弁明していた。
DD65000はリスニングエリアが広いのが印象的だ。他のスピーカー達がタイトな低音を聴かせるのに対して程良く柔らかな低音を豊かに響かせてくれるのでゆったりと音楽が楽しめる。
LINNの試聴曲は以下の通り。
1) デューク・エリントン(曲目不明)
2)SACD「ジャン・シベリウス/指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン」より「6.交響詩フィンランディア作品26」
3)「五嶋みどり-アニヴァーサリー・アルバム」より「7. タベの歌op.15-1(エルガー)」
リンのシステムは5ウェイマルチアンプシステムを搭載したアクティブスピーカーとDS/プリのKLIMAX DSMの2点というシンプルな構成を狙ったとのこと。KLIMAX DSMに関してはHDMI内蔵やプリとの一体化で音質面でのマイナス点を心配していたが音を聴けば杞憂と分かった。他のハイエンドシステムにまったく引けを取らない素晴らしい音楽を聴かせてくれる。KLIMAX 350Aは低音がしっかり沈みスケール感のある私好みの音だった。厚木氏も言っていた通り「フィンランディア」では演奏が終わった瞬間に拍手したいと思うほど演奏の熱気を感じさせてくれた。
ダイナ5555 東登氏が担当した機器構成はスピーカー:JZELLATON GRAND 75 Years Edition(400万)、パワーアンプ:Burmester 911mk3 (280万) x2、プリアンプ:Burmester 077 (370万)、プレーヤー:Burmester 069 (580万)のセットとJoseph Audio Pearl 2(380万)、パワーアンプ:LUXMAN M-800A (100万) x2、プリアンプ:LUXMAN C-800F (100万)、プレーヤー:LUXMAN D-08 (95万)のセット、共用プレーヤーはDr.Feickert Analogue Firebird (130万)だ。M-800AはBTL接続でモノラルアンプとして2台使用している。
ZELLATONの試聴曲は以下の通り。
1)(曲目不明)女性ボーカルとピアノ曲
2)「ザンフィルのLP」より「想い出づくり」
3)「アルペジョーネ・ソナタ/ゲリー・カー〜神技のコントラバス」より「2. アルペジョーネ・ソナタ 第2楽章:アダージョ」
4)「トーキング・バウト・ユー/ダイアン・シューア」のアルバムより「2. ファニー(バット・アイ・スティル・ラヴ・ユー)」
ZELLATON GRANDは楽器が綺麗に分離して定位するスピーカーだ。
Josephの試聴曲は以下の通り。
1)「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」より「2. 運命の闘い」
2)「Royal Albert Hall: London May 2-3-5-6 2005/クリーム」より「11. Stormy Monday」
3)(曲目不明)1986年発売
Josephは混成コーラスからロックまで幅広い音楽を魅力的に聴かせてくれた。
このパートではLINN KLIMAX DSMの実力を確認出来たのが収穫だった。値下げされたこともありDS+プリアンプでこの音質ならAKURATE DSMも期待して良さそうだ。
2012年11月01日
【詳細版】マラソン試聴会36「Daniel Hertzフルシステムに青山 梅窓院 祖師堂が震えた!?」
「ダイナミック・オーディオ 第36回 マラソン試聴会」【詳細版】レポート第1回は「 10/27(土) 13:15〜14:00 Part.2:Daniel Hertzをじっくりと聴く!!」だ。特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、録音していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
機器構成はDaniel Hertz スピーカー:M1 Reference Speaker System(1100万)、パワーアンプ:M5 TELIKOS Mono Reference Power Amplifier(115万×4台)、プリアンプ:M6 1 MegOhms Preamplifier(140万)、プレーヤーESOTERIC P-02(140万)+D-02(140万)+G-01(135万)だ。高精度ルビジウム発振器による10MHzマスタークロックを入れての試聴だ。
ダニエル・ヘルツのM1 Reference Speaker System(1100万)のインパクトが凄い。The Sonus faber(ザ・ソナス・ファベール)の高さ1713mm幅747mm奥行782 mm重量305kgにも驚かされたが、こちらも高さ1550mm幅560mm奥行470 mm重量150kgと巨大だ。ブラックピアノ仕上げのキャビネットは美しいが長方体の無骨なデザインからはまるで黒い家庭用冷蔵庫といった印象だ。(笑) ウーファーは80Hz以下を受け持つと言う。
試聴曲は以下の通り。
1)「Dear Friends – miki/山岡未樹」より「4. バードランドの子守唄」
2)「Soul 2/シール」より「5. What's Going On?」
3)(曲名不明)和太鼓
4)「ショスタコーヴィチ:交響曲第8番」より第3楽章
5)「情熱大陸〜葉加瀬太郎 SELECTION〜」より「エトピリカ」
6)「愛のストーリー/ナターシャ・マーシュ」より「17.アイ・ウィル・フォロー(エトピリカ) feat. 古澤巌」
7)「チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲」欧州の有名なオーケストラの演奏をマークレビンソンが生録したもの
MCはDyna5555 川又氏が担当した。10月21日にMarkLevinsonが H.A.Lを訪れたとのことで、Daniel Hertzフルシステムを自宅に導入して2.7メートルの位置で音楽を聴いているという。この時に「マラソン試聴会」の話をしたら「その広さならボリューム9の位置で鳴らしてくれ」との指示があり7曲目に使用した音源を頂いたと話した。
3曲目から川又氏の言う劇場型試聴会となり大音量となった。和太鼓の音楽は、300人が入る祖師堂がびびるほどの音量でバチの音と人の声が怖いくらいだ。聴いていたら音圧で息苦しさを感じる程だった。30.5cmドライバーが激しく前後しているのが目で分かったが意外や45.7cmウーファーは振動しているように見えなかった。7.5cmホーンによる高音は少しきつく感じたが常識的な音量であれば問題ないだろう。(笑)
最後のワンポイントステレオマイク録音の音源は周囲の雑音が入って入るもののその臨場感は素晴らしく文字通り目の前でオーケストラの演奏を聴いているような錯覚が味わえた。その上演奏が素晴らしい。他の観客の声とか拍手がなかったので練習かリハーサルだと思うのだが、さすがプロと思わせる一糸乱れぬ力強い演奏で観客を高揚させてくれる。「この音源が欲しい!」と思ってしまった。
価格的にも大きさ的にも日本の一般家庭には導入が難しいシステムなだけに、その魅力を堪能出来て大満足な45分間だった。
【関連リンク】
『マラソン試聴会ご来場まことにありがとうございました』
http://dtc3f.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-e3b2.html
『ダニエル・ヘルツ』
http://www.danielhertz.com/products/m1
機器構成はDaniel Hertz スピーカー:M1 Reference Speaker System(1100万)、パワーアンプ:M5 TELIKOS Mono Reference Power Amplifier(115万×4台)、プリアンプ:M6 1 MegOhms Preamplifier(140万)、プレーヤーESOTERIC P-02(140万)+D-02(140万)+G-01(135万)だ。高精度ルビジウム発振器による10MHzマスタークロックを入れての試聴だ。
ダニエル・ヘルツのM1 Reference Speaker System(1100万)のインパクトが凄い。The Sonus faber(ザ・ソナス・ファベール)の高さ1713mm幅747mm奥行782 mm重量305kgにも驚かされたが、こちらも高さ1550mm幅560mm奥行470 mm重量150kgと巨大だ。ブラックピアノ仕上げのキャビネットは美しいが長方体の無骨なデザインからはまるで黒い家庭用冷蔵庫といった印象だ。(笑) ウーファーは80Hz以下を受け持つと言う。
試聴曲は以下の通り。
1)「Dear Friends – miki/山岡未樹」より「4. バードランドの子守唄」
2)「Soul 2/シール」より「5. What's Going On?」
3)(曲名不明)和太鼓
4)「ショスタコーヴィチ:交響曲第8番」より第3楽章
5)「情熱大陸〜葉加瀬太郎 SELECTION〜」より「エトピリカ」
6)「愛のストーリー/ナターシャ・マーシュ」より「17.アイ・ウィル・フォロー(エトピリカ) feat. 古澤巌」
7)「チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲」欧州の有名なオーケストラの演奏をマークレビンソンが生録したもの
MCはDyna5555 川又氏が担当した。10月21日にMarkLevinsonが H.A.Lを訪れたとのことで、Daniel Hertzフルシステムを自宅に導入して2.7メートルの位置で音楽を聴いているという。この時に「マラソン試聴会」の話をしたら「その広さならボリューム9の位置で鳴らしてくれ」との指示があり7曲目に使用した音源を頂いたと話した。
3曲目から川又氏の言う劇場型試聴会となり大音量となった。和太鼓の音楽は、300人が入る祖師堂がびびるほどの音量でバチの音と人の声が怖いくらいだ。聴いていたら音圧で息苦しさを感じる程だった。30.5cmドライバーが激しく前後しているのが目で分かったが意外や45.7cmウーファーは振動しているように見えなかった。7.5cmホーンによる高音は少しきつく感じたが常識的な音量であれば問題ないだろう。(笑)
最後のワンポイントステレオマイク録音の音源は周囲の雑音が入って入るもののその臨場感は素晴らしく文字通り目の前でオーケストラの演奏を聴いているような錯覚が味わえた。その上演奏が素晴らしい。他の観客の声とか拍手がなかったので練習かリハーサルだと思うのだが、さすがプロと思わせる一糸乱れぬ力強い演奏で観客を高揚させてくれる。「この音源が欲しい!」と思ってしまった。
価格的にも大きさ的にも日本の一般家庭には導入が難しいシステムなだけに、その魅力を堪能出来て大満足な45分間だった。
【関連リンク】
『マラソン試聴会ご来場まことにありがとうございました』
http://dtc3f.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-e3b2.html
『ダニエル・ヘルツ』
http://www.danielhertz.com/products/m1
2012年10月28日
【速報版】10/28(日)の第36回マラソン試聴会の試聴曲は昭和の香り?
この週末の2日間ダイナミック・オーディオ 第36回 マラソン試聴会「with Sound(いつもそこに音楽がある)」が青山 梅窓院 祖師堂で開催された。最終日10/28(日)にも参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。
特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、収録していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
今日も念の為ホームページの特別招待状を印刷して持参したのだが、頂いた袋の中にはカレンダーの他に株式会社ステラのVIOLAロゴのストラップが入っていた。「ありがとうございます。」
Part.1 11:00〜13:05 :音を表すプロポーションを聴く!!
JBL DD65000(480万)、ZELLATON GRAND 75 Years Edition(400万)、LINN KLIMAX 350A(500万)、Joseph Audio Pearl 2(380万)の比較試聴が行われた。DD65000の3曲目がクラシックLPのA/B面指示間違いでMCとは違う曲が掛かると言うミスがあった。
DD65000はリスニングエリアが広く奏でる音楽を楽しく聴かせてくれる。ZELLATON GRANDは楽器が綺麗に分離して定位するスピーカーだ。KLIMAX 350Aはスケール感があり低音もしっかり沈み私好みの音だ。
Part.2 13:20〜15:25 :エレガントな響きの美しさを聴く!!
TIDAL CONTRIVA DIACERA(650万)、AVALON Compas Diamond Virsion(500万)、FrancoSerblin Ktema(450万)、Sonusfaber AMATI Futura(380万)の比較試聴が行われた。音が歪んでいるということでパワーアンプOCTAVE Jubilee Mono(700万)のチェックでSonusfaberの視聴が一時中断するアクシデントがあった。
CONTRIVA DIACERAとCompas Diamond Virsionの2台はダイヤモンド・トゥイーターを搭載しており煌びやかで高音に伸びがあるという音の傾向が似ている。KtemaとAMATI Futuraのキャビネットは美しく、音は現代的でこの2台の音質的な傾向が似ているように感じた。どうもこのパートから耳と頭が疲れてきたようで聴き比べをしていても明確な違いが分からなくなってきて皆良い音としか感じなくなってきた。(苦笑)
このパートは何故か試聴曲にJ-POPや歌謡曲が多くかかり会場がすっかり昭和の香りに包まれてしまった。定番のクラシックやジャズばかりで終わらないからマラソン試聴会は楽しい。
Part.3 15:55〜18:00 :豪快さと緻密さの共存を聴く!!
FrancoSerblin Accordo(110万)、MAGICO Q3(450万)、Sonusfaber Aida(1000万)、AVALON Time(720万)の比較試聴が行われた。プログラムにはパワーアンプとしてGOLDMUND TELOS 2500 (1,280万)の名前が印刷されていたが入荷が遅れTELOS 1000が使用されているとのことだ。
昨年聴いてその強靭な音に惚れ込んだQ3だが今年の試聴曲は情感溢れる3曲だったこともあり表現力の確かさを確認するに終わった。Accordoはパワーが入りサイズを感じさせない立派な音を聴かせてくれる。価格的にも現実的なハイエンドブックシェルフスピーカーだ。Aidaを購入する人はこの音のどこに惚れ込んで1000万を払うのかと大きなキャビネットを見ながら聴いてしまった。
厚木氏は本当に音楽が好きなのだとその熱い語りを聞いていて思った。川又氏は劇場型試聴会ということで日頃は聴くことが出来ない大音量で音楽を楽しませてくれる。今年も夢のようなハイエンド機器の音を楽しませてもらい感謝している。
特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、収録していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
今日も念の為ホームページの特別招待状を印刷して持参したのだが、頂いた袋の中にはカレンダーの他に株式会社ステラのVIOLAロゴのストラップが入っていた。「ありがとうございます。」
Part.1 11:00〜13:05 :音を表すプロポーションを聴く!!
JBL DD65000(480万)、ZELLATON GRAND 75 Years Edition(400万)、LINN KLIMAX 350A(500万)、Joseph Audio Pearl 2(380万)の比較試聴が行われた。DD65000の3曲目がクラシックLPのA/B面指示間違いでMCとは違う曲が掛かると言うミスがあった。
DD65000はリスニングエリアが広く奏でる音楽を楽しく聴かせてくれる。ZELLATON GRANDは楽器が綺麗に分離して定位するスピーカーだ。KLIMAX 350Aはスケール感があり低音もしっかり沈み私好みの音だ。
Part.2 13:20〜15:25 :エレガントな響きの美しさを聴く!!
TIDAL CONTRIVA DIACERA(650万)、AVALON Compas Diamond Virsion(500万)、FrancoSerblin Ktema(450万)、Sonusfaber AMATI Futura(380万)の比較試聴が行われた。音が歪んでいるということでパワーアンプOCTAVE Jubilee Mono(700万)のチェックでSonusfaberの視聴が一時中断するアクシデントがあった。
CONTRIVA DIACERAとCompas Diamond Virsionの2台はダイヤモンド・トゥイーターを搭載しており煌びやかで高音に伸びがあるという音の傾向が似ている。KtemaとAMATI Futuraのキャビネットは美しく、音は現代的でこの2台の音質的な傾向が似ているように感じた。どうもこのパートから耳と頭が疲れてきたようで聴き比べをしていても明確な違いが分からなくなってきて皆良い音としか感じなくなってきた。(苦笑)
このパートは何故か試聴曲にJ-POPや歌謡曲が多くかかり会場がすっかり昭和の香りに包まれてしまった。定番のクラシックやジャズばかりで終わらないからマラソン試聴会は楽しい。
Part.3 15:55〜18:00 :豪快さと緻密さの共存を聴く!!
FrancoSerblin Accordo(110万)、MAGICO Q3(450万)、Sonusfaber Aida(1000万)、AVALON Time(720万)の比較試聴が行われた。プログラムにはパワーアンプとしてGOLDMUND TELOS 2500 (1,280万)の名前が印刷されていたが入荷が遅れTELOS 1000が使用されているとのことだ。
昨年聴いてその強靭な音に惚れ込んだQ3だが今年の試聴曲は情感溢れる3曲だったこともあり表現力の確かさを確認するに終わった。Accordoはパワーが入りサイズを感じさせない立派な音を聴かせてくれる。価格的にも現実的なハイエンドブックシェルフスピーカーだ。Aidaを購入する人はこの音のどこに惚れ込んで1000万を払うのかと大きなキャビネットを見ながら聴いてしまった。
厚木氏は本当に音楽が好きなのだとその熱い語りを聞いていて思った。川又氏は劇場型試聴会ということで日頃は聴くことが出来ない大音量で音楽を楽しませてくれる。今年も夢のようなハイエンド機器の音を楽しませてもらい感謝している。
2012年10月27日
【速報版】第36回マラソン試聴会は240万/1mのSPコードを踏んだら弁償になる!?
この週末ダイナミック・オーディオ 第36回 マラソン試聴会「with Sound(いつもそこに音楽がある)」が青山 梅窓院 祖師堂で開催される。東京メトロ銀座線外苑前駅近くという交通の便が良い会場なのが嬉しい。初日の10/27(土)に参加してきたので今夜は速報版としてレポートしようと思う。
11:00〜13:05 :Laurence Dickieの血統を聴く!!
VIVID Audio G3(290万)、VIVID Audio G2(460万)、B&W 800SD(Piano Black 360万)の比較試聴が行われた。G3はその形と色から秋ナスと呼ばれているとのこと。ステレオイメージが広がり若々しい音が好ましい。G2は大人しい抑制の効いた音作りの様だ。800Diaは解像度が高く実にモニター的な音でくつろいで音楽を楽しむならVIVID Audioを選ぼうという気になる。
13:15〜14:00 :Daniel Hertzをじっくりと聴く!!
MarkLevinson が立ち上げた新ブランドDaniel Hertzフルシステムの試聴で今日一番の注目パートだ。Daniel Hertz M1 Reference Speaker System(1100万)のインパクトが凄い。まるで黒い家庭用冷蔵庫といった大きさで重量600kgとのこと。(笑) 45.7cmウーファーは80Hz以下を受け持つと言う。
MarkLevinson本人からボリューム9で鳴らすようにとの指示があったという和太鼓の音楽は、300人が入る会場がびびるほどの音量でバチの音と人の声が怖いくらいだ。聴いていて音圧で息苦しさを感じる程だった。30.5cmドライバーが激しく前後しているのが目で分かったが意外やウーファーは振動しているように見えなかった。
14:15〜16:25 :モニタースピーカーの進化系を聴く!!
JBL 4365 (160万)、TAD-E1(200万)、B&W 802SD(Piano Black 200万)の比較試聴の時間帯が一番混んでいて人気のパートだった。JBL 4365は38cmパルプコーンウーファーが程良い緩さを感じさせ聴き易い。昨年のE1は上位価格モデルに挟まれての試聴で魅力が分からなかったが、今年は同価格帯相手でその実力を如何なく発揮していた。輪郭がカッチリとした色付けが少ない音だ。802Diaで聴く鬼太鼓座の曲はダニエル・ヘルツM1とは異なりスピード感と切れのある低音だった。
16:35〜17:15 :同形異音!! 二つのProject EVERESTを聴く!!
JBL DD67000(600万)とJBL DD65000(480万)の比較試聴が出来ると言う夢のような企画だ。使用しているスピーカーコードは240万/1mとのことで踏んだら弁償と言っていた。(冷汗)
DD67000は艶のある華やかな音に聞こえた。DD65000は大人しい音に感じたが、厚木氏の知人が「ノスタルジーを感じる音」と評したと言っていたそうで、なるほどJBLオリジナルの音のイメージなのかもしれない。ベリリウムとマグネシウムの素材の違いが意外と大きく音に現れており、S-3EXではなくS-1EXを選んで正解だったようだ。
17:30〜20:00 :大型スピーカーの醍醐味を聴く!!
TAD-R1MK2(700万)、JBL DD67000(600万)、Avantgarde primo Ω G2(900万)、TANNOY Kingdom Royal(550万)という大型揃い踏みの試聴会でAvantgardeはピアノ運送業者2名を呼んでの運搬設置という大仕事になっていた。R1はバランスケーブルやスピーカーケーブル等一式の合計額が1400万と言う。価格を聞いて会場に笑いが起きた。
R1MK2の低音は筋肉質的でDD67000は量感を感じさせるもの、Kingdom Royalはその中間に位置していた。オールホーンのAvantgardeは予想以上に音に癖が無くこの価格帯になれば自分の好みで選ぶしかないほど実力は拮抗している。この4本の中ではKingdom Royalが現実的な大きさと重さで一番扱い易そうだ。(苦笑)
MCは2人で交互に行うと言う新しいプログラム構成を取ったお陰で同じ曲を両方のシステムで続けて聴き比べることが出来るようになった。9時間の試聴会でお尻が痛くなり体が鈍ってしまったが楽しい時間を過ごさせてもらった。過去2年土日のプログラムは同一だったのだが今年はまったく異なると言う。これは予想外で明日も参加するしかないのか・・。
【関連リンク】
『第36回 マラソン試聴会』
http://www.dynamicaudio.jp/marathon/36/
11:00〜13:05 :Laurence Dickieの血統を聴く!!
VIVID Audio G3(290万)、VIVID Audio G2(460万)、B&W 800SD(Piano Black 360万)の比較試聴が行われた。G3はその形と色から秋ナスと呼ばれているとのこと。ステレオイメージが広がり若々しい音が好ましい。G2は大人しい抑制の効いた音作りの様だ。800Diaは解像度が高く実にモニター的な音でくつろいで音楽を楽しむならVIVID Audioを選ぼうという気になる。
13:15〜14:00 :Daniel Hertzをじっくりと聴く!!
MarkLevinson が立ち上げた新ブランドDaniel Hertzフルシステムの試聴で今日一番の注目パートだ。Daniel Hertz M1 Reference Speaker System(1100万)のインパクトが凄い。まるで黒い家庭用冷蔵庫といった大きさで重量600kgとのこと。(笑) 45.7cmウーファーは80Hz以下を受け持つと言う。
MarkLevinson本人からボリューム9で鳴らすようにとの指示があったという和太鼓の音楽は、300人が入る会場がびびるほどの音量でバチの音と人の声が怖いくらいだ。聴いていて音圧で息苦しさを感じる程だった。30.5cmドライバーが激しく前後しているのが目で分かったが意外やウーファーは振動しているように見えなかった。
14:15〜16:25 :モニタースピーカーの進化系を聴く!!
JBL 4365 (160万)、TAD-E1(200万)、B&W 802SD(Piano Black 200万)の比較試聴の時間帯が一番混んでいて人気のパートだった。JBL 4365は38cmパルプコーンウーファーが程良い緩さを感じさせ聴き易い。昨年のE1は上位価格モデルに挟まれての試聴で魅力が分からなかったが、今年は同価格帯相手でその実力を如何なく発揮していた。輪郭がカッチリとした色付けが少ない音だ。802Diaで聴く鬼太鼓座の曲はダニエル・ヘルツM1とは異なりスピード感と切れのある低音だった。
16:35〜17:15 :同形異音!! 二つのProject EVERESTを聴く!!
JBL DD67000(600万)とJBL DD65000(480万)の比較試聴が出来ると言う夢のような企画だ。使用しているスピーカーコードは240万/1mとのことで踏んだら弁償と言っていた。(冷汗)
DD67000は艶のある華やかな音に聞こえた。DD65000は大人しい音に感じたが、厚木氏の知人が「ノスタルジーを感じる音」と評したと言っていたそうで、なるほどJBLオリジナルの音のイメージなのかもしれない。ベリリウムとマグネシウムの素材の違いが意外と大きく音に現れており、S-3EXではなくS-1EXを選んで正解だったようだ。
17:30〜20:00 :大型スピーカーの醍醐味を聴く!!
TAD-R1MK2(700万)、JBL DD67000(600万)、Avantgarde primo Ω G2(900万)、TANNOY Kingdom Royal(550万)という大型揃い踏みの試聴会でAvantgardeはピアノ運送業者2名を呼んでの運搬設置という大仕事になっていた。R1はバランスケーブルやスピーカーケーブル等一式の合計額が1400万と言う。価格を聞いて会場に笑いが起きた。
R1MK2の低音は筋肉質的でDD67000は量感を感じさせるもの、Kingdom Royalはその中間に位置していた。オールホーンのAvantgardeは予想以上に音に癖が無くこの価格帯になれば自分の好みで選ぶしかないほど実力は拮抗している。この4本の中ではKingdom Royalが現実的な大きさと重さで一番扱い易そうだ。(苦笑)
MCは2人で交互に行うと言う新しいプログラム構成を取ったお陰で同じ曲を両方のシステムで続けて聴き比べることが出来るようになった。9時間の試聴会でお尻が痛くなり体が鈍ってしまったが楽しい時間を過ごさせてもらった。過去2年土日のプログラムは同一だったのだが今年はまったく異なると言う。これは予想外で明日も参加するしかないのか・・。
【関連リンク】
『第36回 マラソン試聴会』
http://www.dynamicaudio.jp/marathon/36/
2011年11月04日
第35回マラソン試聴会:島健悟氏のプログラムはダイヤモンド!
ダイナミックオーディオ「第35回マラソン試聴会」2011年10月30日(日)のプログラムレポート6回目は島健悟氏〔ダイナミックオーディオ5555 4F〕を取り上げる。1時間遅刻したためSonus faber GUARNERI Evolution(170万)、AMATI Futura(380万)とVIVID AUDIO G2(460万)の3台を聴けなかったのは残念だ。私が試聴出来たシステムの順番と構成は次の通り。
1.B&W 800Diamond(360万)
JEFF ROWLAND Model 625(180万)×2+JEFF ROWLAND CORUS(165万)+ESOTERIC K-01(140万), LUXMAN D-08(98万)+Playback Designs MPD-3(95万)+Antelope ISOCHRONE 10M (85万) によるバイワイヤリング接続
試聴曲は次の通り。
1)手嶌葵:クリスマス・ソングスよりAmazing Grace
2) SACDダイアー・ストレイツ:Brothers in ArmsよりRide Across The River
3)サンサーンス:(曲名聞き取れず)
解像度が高くスピード感のある低音には迫力がある。この音量で長時間聴いていたら疲れそうな気がした。
2.AVALON DIAMOND(490万)
OCTAVE Jubilee MONO(700万)+OCTAVE JubileePreamp(400万)+METRONOME C3A Signature(120万)+METRONOME T3A Signature(120万)によるシングルワイヤリング接続
試聴曲は次の通り。
1)ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ:(曲名聞き取れず)
B&Wに比べて品良く音を聴かせてくれる。こちらの方が落ち着いて音楽が楽しめそうだ。
「ダイヤモンド・ツイーター繋がりで2本のスピーカーを聴いていただいたが、大きな音の出しすぎで飛ばすと修理代が痛いです。B&Wは14万、アバロンは40万掛かります」といったショップならではの裏話があった。
3.YG ACOUSTICS ANAT3 Signature(680万)
試聴曲は次の通り。
1)SACDナタリーコール:(曲名聞き取れず)
2)エソテリックSACDチャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」作品20より第2曲ワルツ
3)LPソニー・ロリンズ:サキソフォン・コロッサス(曲名聞き取れず)
4)非売品LPコブクロ:蕾
スピーカーサイズが小さくなり急に音像がコンパクトになったと感じた。
「昨日は調子に乗ってボリュームを上げ過ぎたようで、後でお客様から片方のツイーターの音が歪んでいたとの指摘がありましたので今日は押さえ気味です」と島氏の話があった。
「マラソン試聴会」のレポートは今回で最終回となる。日ごろ聴くことの出来ないハイエンド・スピーカーを次々と聴けた夢のひと時だった。こうしてレポートにまとめるとやはり私は大型フロアタイプでモニター調の音が好きなのだと再確認した。
1.B&W 800Diamond(360万)
JEFF ROWLAND Model 625(180万)×2+JEFF ROWLAND CORUS(165万)+ESOTERIC K-01(140万), LUXMAN D-08(98万)+Playback Designs MPD-3(95万)+Antelope ISOCHRONE 10M (85万) によるバイワイヤリング接続
試聴曲は次の通り。
1)手嶌葵:クリスマス・ソングスよりAmazing Grace
2) SACDダイアー・ストレイツ:Brothers in ArmsよりRide Across The River
3)サンサーンス:(曲名聞き取れず)
解像度が高くスピード感のある低音には迫力がある。この音量で長時間聴いていたら疲れそうな気がした。
2.AVALON DIAMOND(490万)
OCTAVE Jubilee MONO(700万)+OCTAVE JubileePreamp(400万)+METRONOME C3A Signature(120万)+METRONOME T3A Signature(120万)によるシングルワイヤリング接続
試聴曲は次の通り。
1)ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ:(曲名聞き取れず)
B&Wに比べて品良く音を聴かせてくれる。こちらの方が落ち着いて音楽が楽しめそうだ。
「ダイヤモンド・ツイーター繋がりで2本のスピーカーを聴いていただいたが、大きな音の出しすぎで飛ばすと修理代が痛いです。B&Wは14万、アバロンは40万掛かります」といったショップならではの裏話があった。
3.YG ACOUSTICS ANAT3 Signature(680万)
試聴曲は次の通り。
1)SACDナタリーコール:(曲名聞き取れず)
2)エソテリックSACDチャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」作品20より第2曲ワルツ
3)LPソニー・ロリンズ:サキソフォン・コロッサス(曲名聞き取れず)
4)非売品LPコブクロ:蕾
スピーカーサイズが小さくなり急に音像がコンパクトになったと感じた。
「昨日は調子に乗ってボリュームを上げ過ぎたようで、後でお客様から片方のツイーターの音が歪んでいたとの指摘がありましたので今日は押さえ気味です」と島氏の話があった。
「マラソン試聴会」のレポートは今回で最終回となる。日ごろ聴くことの出来ないハイエンド・スピーカーを次々と聴けた夢のひと時だった。こうしてレポートにまとめるとやはり私は大型フロアタイプでモニター調の音が好きなのだと再確認した。