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2011年11月03日

第35回マラソン試聴会:TIAS実機初登場となるモデルを一足先に試聴した

「2011東京インターナショナルオーディオショウ」が今日11月3日(木・祝)から始まった。5日(土)までの3日間の開催だが仕事が忙しく最終日は6日(日)と勘違いしていたのはナイショだ。(冷汗) 講演スケジュールがホームページにアップされているので早速印刷して5日(土)に回るブースの順番を考えるのは楽しいひと時だ。

そう言えばマラソン試聴会ではTIAS実機初登場となるモデルを一足先に聴けたのも嬉しいサプライズだった。「16:15〜18:40 担当;川又 利明氏」のプログラムでも何台も登場していた。10/30(日)と31(月)の記事で試聴システムの構成と試聴曲が抜けていたので補足しておく。

1.MORDAUNT-SHORT Performance6(65万)
 ESOTERIC I-03(60万)+B.M.C. Audio M1 mono Poweramp(130万)+ESOTERIC K-01(140万)+B.M.C. Audio DAC 1(43万)+B.M.C. Audio BD1.1 CD Transport(40万)+ESOTERIC G-0Rb(135万)+PS-1500 (60万)


試聴曲は次の通り。
 1)因幡晃:わかって下さい(セルフカバー)
 2)サックスの曲(曲名聞き取れず)
 3) チェロ・デュオ ポップス・カバー曲(曲名聞き取れず)

2.Kiso Acoustic HB-1(130万)
 Ayre MX-R(296万)+Ayre KX-R(296万)+ESOTERIC D-02(140万)+ESOTERIC P-02(140万)+ESOTERIC G-0Rb(135万)+PS-1500 (60万)

キャビネットが鳴るため音像が膨らむ傾向のあるスピーカーだ。

3.FRANCO SERBLIN Accordo(予価110万)
 システム構成は”1”と同じ。

試聴曲は次の通り。
 1)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
 2) マーラー交響曲3番

1台ずつ手作りのスピーカーだそうで「待たされたくなければ早めのご予約を」だそうだ。

4.FRANCO SERBLIN Ktema(450万)
 Ayre MX-R(296万)+Ayre KX-R(296万)+ESOTERIC D-02(140万)+ESOTERIC P-02(140万)+ESOTERIC G-0Rb(135万)+PS-1500 (60万)

5.TAD-E1(200万)+6.TAD Reference one(700万)
 TAD M600(500万)+TAD C600(300万)+TAD D600(250万)

7.Sonus faber The Sonus faber(2000万)
 soulution 700(1200万)+soulution 721(325万)+soulution 745(600万)


試聴曲は次の通り。
 1)トリニティ:(曲名聞き取れず)[2009年試聴会の最後に掛けた曲]
 2)和田薫:日本の響き 鬼神 津軽三味線とオーケストラのための“絃魂”[2010年試聴会の最後に掛けた曲]
 3)非売品CD トランペットとピアノの曲


MORDAUNT-SHORT Performance6とFRANCO SERBLIN Accordoのシステムで使われていたB.M.C. Audio M1 mono Poweramp(130万)、B.M.C. Audio DAC 1(43万)とB.M.C. Audio BD1.1 CD Transport(40万)はTIAS D棟ホール5のアクシス株式会社のブースに展示されているそうだ。特徴的な回路構成により鮮度の高い音を聴かせてくれるので要注目だ。

2011年11月02日

第35回マラソン試聴会:厚木繁伸氏のプログラムはJBL三昧!

ダイナミックオーディオ「第35回マラソン試聴会」2011年10月30日(日)のプログラムのレポート4回目は厚木繁伸〔ダイナミッオーディオトレードセンター店長〕を取り上げたい。試聴したシステムの順番と構成は次の通り。ソースはアナログ以外全てDSとなる。「5年間LINN DSを売ってきたが、今は環境もソフトも揃い苦労せず音が出るようになった」と昔話を語っていた。

1.JBL S4700 (94万)
 LUXMAN M-600A (50万)+LUXMAN C-600f (50万)+LINN AKURATE DS/K (95万)+LINN LP12 (352.5万)

試聴曲は次の通り。
 1)デュ・プレ(ジャクリーヌ):ブラームス チェロソナタ集(曲名聞き取れず)
 2)LPマイルス・デイヴィス:(曲名聞き取れず)

この音量だとホーンがきつく感じる。LUXMANで鳴らしていてもピアノを叩く音が痛いというのはある意味凄いかも。(苦笑)

2.JBL 4365 (160万)
 Mclntosh MC452 (90万)+Mclntosh C50 (78万)+LINN AKURATE DS/K (95万)+LINN LP12 (352.5万)


試聴曲は次の通り。
 1)LP五嶋みどり:パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第1番 憂鬱なセレナード
 2)リー・モーガン:クリフォードの思い出

ホーンの繋がりが良くなり安心して聴けるようになっている。

3.JBL K2-S9900 (370万)
 Ampzilla Ampzilla2000SE (98万)+Ampzilla Ambrosia2000SE (98万)+LINN AKURATE DS/K (95万)+LINN LP12 (352.5万)


試聴曲は次の通り。
 1)マリオ・ブルネロ:バッハ無伴奏チェロ組曲
 2)HRスティーブガット:マイガール

さすがProject K2どんな曲でも楽しく音楽を聴かせてくれる。「80年代によく壊れたせいか今でもアンプジラは壊れやすいんですか?」とお客様から質問を受けると厚木氏は笑っていた。それよりも価格を知っているだけに私は客席右手側のスピーカーキャビネットの小さな傷が物凄く気になった。(冷汗)

4.JBL DD66000RW (560万)
 LINN KLIMAX SOLO/d (300万)+LINN KONTROL SE (170万)+LINN KLIMAX DS/1 (280万)+LINN LP12 (352.5万)+LINN RAKK4 (20万), RAKK2 (14万)


試聴曲は次の通り。
 1)HRビル・エバンス:ワルツ・フォー・デビイ マイ・フーリッシュ・ハート
 2)LPカウントベイシーオーケストラ:1958年LIVE(曲名聞き取れず)
 3)スカルラッティ:ピアノ・ソナタ

昨年同様のEVEREST+LINNの組み合わせだがやはり38cmウーファー2基を軽々ドライブする実力は凄いと思う。Waltz for Debbyは良く聴いているが1曲目My Foolish Heart演奏中にこんなに客席ノイズが一緒に録音されているとは気づかなかった。そう驚くほどの音量と情報量だった。

ブログを始めてからイベントでは毎回試聴曲をメモするようにして、曲名が分からない場合は記事を書きながらググって確認している。今回メモに”アリネマクリフォード”とあったので検索したがヒットしないので再度”クリフォード”で検索したところ正しい曲名が”アイ・リメンバー・クリフォード”と判明した。その時には自分の空耳ぶりに思わず爆笑してしまった。(笑)

2011年11月01日

第35回マラソン試聴会:東登氏プログラムの注目スピーカーはこれだ!

ダイナミックオーディオ「第35回マラソン試聴会」2011年10月30日(日)のプログラムのレポート3回目は「12:45〜14:15 担当;東登氏〔ダイナミックオーディオ5555 6F〕」を取り上げたい。試聴したシステムの順番と構成は次の通り。

1.ZELLATON GRAND 75 Years Edition (400万)
 NAGRA VPA(255万)+Boulder 1012DAC(248万)+Brumester 069(580万)+BRINKMANN OASIS(163万) π(28万), Graham Phantom II(76万)+Boulder 1008phono(148万)

試聴曲は次の通り。
 1)バラード集:(曲名聞き取れず)
 2)バイオリンとフォルテピアノのソナタ:(曲名聞き取れず)
 3)LPルセロ・テーナ:マドリードの踊り

音の響きと余韻の消え方が美しいスピーカーだった。

2.MAGICO Q3(450万)
 Dan D'Agostino Momentum(495万)+Boulder 1012DAC(248万)+CH Precision D1(385万)+Antelope ISOCHRONE 10M (85万)


試聴曲は次の通り。
 1)男性ボーカル曲:(曲名聞き取れず)
 2)パイプオルガン曲:(曲名聞き取れず)
 3)小沼ようすけ:デュオ曲(曲名聞き取れず)
 4)LPサンタナ:天の守護神から君に捧げるサンバ

オールアルミのキャビネットは120kgの重さがあると言う。どっしりとした低音と綺麗な高音を聴かせるスピーカーだ。音に凄みがありTAD-R1に似た音楽の聴かせ方をする。物量に言わせて制震構造を取ると音が似るのだろうか。

3.TANNOY KINGDOM ROYAL(550万)
 LUXMAN B-1000f(380万)+LUXMAN C-1000f(200万)+LUXMAN D-08(95万)+DR. FEICKERT Analogue Blackbird(76万), Burmester 100(198万),光悦 Rose Wood signature(24万)


試聴曲は次の通り。
 1)リスト:交響曲(曲名聞き取れず)
 2)SACD:ベサメ・ムーチョ
 3)LPフランコ・チェリ:ボサ・ノヴァ
 4)LP(ピクチャーレーベル)マリリン・モンロー:お熱いのはお好き
 5)井沢八郎:ああ上野駅

朗々と鳴るのが魅力的な大型スピーカーだ。金色のアクセントが目立ち過ぎるのが気になるし、この形を見るとつい第十四使徒ゼルエルを思い出してしまう。(爆)

4.VIVID AUDIO G1(670万)


試聴曲は以下の通り。
 1)カウンターテナーとリュートの曲:(曲名聞き取れず)
 2)ブー・カスペル・オルケステル:シャンパンとキャビアの日々
 3)ギター演奏:美空ひばりのカバー曲(曲名聞き取れず)
 4)ピンクフロイド:タイム
 5)LP山口百恵:イミテーションゴールド
 6)LPルセロ・テーナ:超絶のカスタネット

音場タイプなのか前の3台とは異なる面白い音を聴かせる。見た目通りの個性的なスピーカーだ。色といい頭の形と言いどことなく魔人ブウを思い出させる。(爆)

このプログラムで気に入ったのはMAGICO Q3(450万)だ。TAD Reference one(700)に似た音を聴かせながら250万も安いしサイズもR1より小さい。まあそれでも普通の家に入れたら床が抜けそうだけど。(苦笑)

2011年10月31日

第35回マラソン試聴会:川又利明店長のプログラムを追記してみた

私が青山 梅窓院 祖師堂に着いたのが12時前だった。終了予定の18:00を40分オーバーした18:40終了までいたので6時間40分楽しませてもらったことになる。

ダイナミックオーディオ「第35回マラソン試聴会」2011年10月30日(日)のプログラムは次の通りだ。
 11:00〜12:30 担当;島  健悟氏〔ダイナミックオーディオ5555 4F〕
 12:45〜14:15 担当;東  登 氏〔ダイナミックオーディオ5555 6F〕
 14:30〜16:00 担当;厚木 繁伸氏〔ダイナミッオーディオトレードセンター3F 店長〕
 16:15〜18:40 担当;川又 利明氏〔ダイナミックオーディオ5555 7F 店長〕

まずは昨日の続きと言うことで「16:15〜18:40 担当;川又 利明氏」のプログラムを追記しておこう。川又店長は「この舞台は14メートルあり次々と演奏する機材が変わる劇場型試聴会です。」と言っていた。

試聴したスピーカーの順番は次の通り。
 1.MORDAUNT-SHORT Performance6(65万)
 2.Kiso Acoustic HB-1(130万)
 3.FRANCO SERBLIN Accordo(予価110万)
 4.FRANCO SERBLIN Ktema(450万)
 5.TAD-E1(200万)
 6.TAD Reference one(700万)
 7.Sonus faber The Sonus faber(2000万)

2.Kiso Acoustic HB-1(130万)
試聴曲は次の3曲
 1)チェロ・デュオ ポップス・カバー曲 (曲名聞き取れず)
 2) ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ:ギター・デュオ曲 (曲名聞き取れず)
 3) モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク


今年は1台でも問題なく音を響かせていた。とにかくギターの曲がハマリ過ぎ。演奏も良いが見事に奏でるHB-1にも感心する。飛騨のギター工場で月産20台の手作りスピーカーと聞きこの音を聴いてしまうと価格に納得してしまいそうになるから怖い。川又店長は「今まで30台以上売ってきたので販売ステータスホルダーだろう」と語っていた。

4.FRANCO SERBLIN Ktema(450万)
試聴曲は次の3曲
 1)交響詩ジャングル大帝2009年改訂版:ジャングルの朝
 2)イエロー:(曲名聞き取れず)
 3)リチャードソン(?):(曲名聞き取れず)
良い音ではあるが余り印象に残らなかった。


5.TAD-E1(200万)
試聴曲は次の3曲
 1)アデル:(曲名聞き取れず)
 2) トランペットとオルガンのための名曲集:(曲名聞き取れず)
 3)スティング:(曲名聞き取れず)
構成はTAD M600(500万)+TAD C600(300万)+TAD D600(250万)というフルTADシステム。
その音は優等生的で個性的なスピーカーの中だと埋もれてしまい印象が薄くなってしまった。(苦笑)


6.TAD Reference one(700万)
試聴曲は次の3曲
 1) マイケル・ブーブレ:(曲名聞き取れず)
 2)SACD Tutti!:(曲名聞き取れず)
 3) SMAPPIES Rhythmsticks:テーマ・オブ007(ジェームス・ボンド・テーマ)
構成はTAD-E1と同様でスピーカーのみ交換。フルTAD Referenceシステムとなる。さすがに物量に物を言わせた凄みのある音だ。今回聴いたシステムの中でもトップクラスの低音を響かせる。新製品プリのTAD C600の音が気になるが、この試聴会では曲もシステムも全て変わってしまい比較対象が無いので分かりません。(苦笑)

2011年10月30日

【速報版】第35回マラソン試聴会で6時間40分聴き続けてみた

ダイナミック・オーディオ「第35回マラソン試聴会」が10月29日(土)と30日(日)に青山 梅窓院 祖師堂で開催された。30日(日)に参加出来たのでレポートしようと思う。毎年招待葉書が送られてくるが今年はなくメンバーズカードも忘れたので毎年お馴染みのカレンダーはもらえないのかと思っていたら受付で頂けたので嬉しかった。「ありがとうございます」

速報版として特に記憶に残った3台のスピーカーをレポートする。

1.MORDAUNT-SHORT Performance6(65万)


 今回使用されたスピーカーの中で最低価格。しかししっかりとハイエンド的な音を聴かせてくれる。パワーも入り解像度も高くキャビネットの仕上げも美しい。スリムだけどちゃんと低音も出て楽しく音楽を聴かせてくれた。川又 利明氏曰く「昨日の試聴会でカタログが無くなってしまいました。B&W802を下取りにするとお釣りが戻ってくる稀有なスピーカーです」とのこと。この試聴会に来ると金銭感覚が狂うけど一般的には高価なモデルだぞ。(笑) この価格帯のスピーカーにまた1台優秀なモデルが追加されたことになる。

2.FRANCO SERBLIN Accordo(予価110万)


 FRANCO SERBLINの新製品とのことでシリアルナンバー1の原器を日本に送ってもらったとのこと。残念ながら来週開催される「東京インターナショナルオーディオショウ」には出品されないので今日ここで聴ける人は幸運らしい。なお大阪には出品される予定と言っていた。この価格になればサイズを感じさせずマーラー交響曲3番を立派な音で聴かせてくれる。Kiso Acoustic HB-1(130万)と比べて音の抑制が効いて音像が引き締まっているので私の好みだ。再生途中に音の振動で太くて重いアンプのACケーブルが抜けてしまいカットアウトで終了となった。(苦笑)

3.Sonus faber The Sonus faber(2000万)


 昨年の「東京インターナショナルオーディオショウ」に出品されていながら聴き損ねたので楽しみにしていたモデルだ。TAD-R1も大きいと思っていたが高さ1713mm重さ305kgって呆れるサイズだ。3モデルが並び立っている写真の壮大なこと。(笑)
3.5ウェイ+2ウェイ、7スピーカー構成でサブウーファー内蔵というから特徴のある低音を聴かせるのかと思っていたらいたって普通の音だった。R1より優しいが現代的な音で音楽のジャンルを選らばないように思えた。

観客の拍手で試聴会は終了。今年も大変楽しませて頂いた。

2011年10月16日

【回想】第34回マラソン試聴会で聴いた2,550万の音は絹の耳触り

昨日に引き続きダイナミックオーディオ「第34回マラソン試聴会」をレポートしたいと思う。
 http://www.dynamicaudio.com/dyna-info/mar34/sch.html

5555:川又】デモンストレーション10月31日(日)16:15〜18:00
 ソースはCD、SACD、アナログレコードを扱い音楽のジャンルはクラシック、ジャズから歌謡曲まで幅広かった。3台のスピーカーを使い分けていたがどのスピーカーをどのシステムで鳴らしたか記憶に無くて申し訳ない。


Kiso Acoustic HB-1 (130万)×3set
 ONKYO D-TK10とデザインが似ていることで話題のHB-1を初めて聴いた。さすがにこの広い会場に小型スピーカー1台では厳しいと考えメーカーオリジナルの3段スタックスピーカースタンドにセットしての登場だ。その音は小型なのに大音量でも歪まず立派なもの。見た目を裏切りスケール感がある。キャビネットを響かせスピーカー自体を楽器として鳴らしていると言うが変な付帯音もなく楽しく音楽を聴かせてくれた。

Franco Serblin Ktema (450万)
 このスピーカーもHB-1と同様キャビネットを鳴らす音作りをしているとの説明があった。音場型のスピーカーで残念ながら私好みの音ではなかったようで印象が薄い。(汗)

TAD Reference one (700万)
 ハイエンドショウや音展で何度も聴いているTAD R1だが広い会場に置いて大音量で鳴らすと本領発揮だ。ステージ上で今まさにコンサートが行われているようなリアリティを感じさせてくれる。

今回のデモではスピーカーをTAD R1で統一して比較試聴が2回行われた。

1回目は新製品パワーアンプTAD M4300 (190万)とJeff Rowland Model 625 (180万)の比較だ。M4300はハッキリした見通しの良い音を聴かせてくれた。一方届いたばかりのModel 625は本調子ではなかったのか曇ったような眠い音だった。挙手で試聴者達に好みを確認したがM4300の圧勝だった。(苦笑) 新製品のTAD M2500 (160万)とTAD M4300 (190万)の音が聴けたのは幸運だった。


2回目はプレーヤー+プリ+パワーをオールTADとオール・ソウリューションに統一した2つのシステム比較だ。
 ・TAD M600 (500万)+TAD C2000 (190万)+TAD D600 (250万)
 ・soulution 700 (1200万)+soulution 721 (325万)+soulution 745 (325万)

TADは音の粒ひとつひとつがクッキリとした明快な音楽を聴かせてくれる。一方ソウリューションはさらさらと音の粒が砂のように細かく柔らかな耳触り。例えて言えば絹の肌触りだろうか。となるとTADには綿の硬さを感じる。ソウリューションの音に惚れて高額のローンを組んで購入したと言う話をネットで読んだことがあるが、なるほどその魅力は十分にあると納得する音だった。まったくR1からこんな音楽が聴けるとは思わなかった。

13:45から18:30の30分延長の終了までひたすら聴き続けたが大変面白く貴重な経験だった。高価な品が多くなかなか買い物には行けないが、ダイナミックオーディオのある秋葉原方面には足を向けて寝られない。

 http://www.dynamicaudio.jp/m35/
そして「第35回マラソン試聴会」は10月29日(土)と30日(日)に行われる。今年も是非参加したいと思う。《特別招待状》があれば気軽に入場出来るので興味のある方は印刷して持参することをお勧めしたい。あとは去年みたいに台風が襲ってこないことを祈るばかりだ。

2011年10月15日

【回想】第34回マラソン試聴会で1,683万の音を聴いてきた

ダイナミックオーディオ「第34回マラソン試聴会」は去年の10月30日(土)と31日(日)に青山 梅窓院 祖師堂で開催された。11ヶ月前のことなのでイベント内容の記憶が曖昧な点はあるが10/02(日)に引き続き去年のショウの中で強く印象の残ったシステムをレポートしたいと思う。

まずは
http://www.catbank.jp/event/2010/dms/eq/index.html
から写真をお借りして会場を説明したい。名前の通りお寺のお堂で行っている為オーディオ機器はステージ上に設置され試聴者は下の客席で聞くことになる。「これではステレオ感とか音の定位とかは確認出来ないな」とガッカリしたのだが始まるとそんなことは関係無くなる。
普段では聴けないような大音量で音楽を再生する。それは試聴会と言うよりまるで演奏会だ。世界の高級オーディオ機器をPA(Public Address電気的な音響拡声装置)として使っている様なものだが音に歪は無く周波数特性もフラットな為うるさいくなく、ただただ大迫力だった。


【Soundhouse:厚木】デモンストレーション10月31日(日)14:30〜16:00

JBL 4365 (160万)は大型ホーンによるジャズの鳴りっぷりが楽しい。新製品で鳴らし込み不足なのかちょっとホーン臭さがあり長時間大音量で聴いていたら耳が痛くなってきてしまったのが残念だ。再生機器は失念してしまったが次の2種類の定番システムのどちらかだと思う。
Mark Levinson No531H (180万)+Mark Levinson No326s (140万)
Mclntosh MC501 (130万)+Mclntosh C500 (150万)+Mark Levinson No512 (210万)


WILSON AUDIO SASHA (330万)は大音量で聴いているのにいつの間にか気持ちよく夢の中へ落ちてしまった。それほど良い音と音楽だったと言うことだ。(笑)
再生機器は失念してしまったが寝心地の良さを考えるとラックスマン8シリーズではないかと思う。(爆)
LUXMAN M-800A (100万)+LUXMAN C-800f (100万)+LUXMAN D-08 (140万)


JBL DD66000RW (560万)はホーン臭さが無く非常にフラットな鳴り具合だった。LINNのモノラルパワーアンプは駆動力が高くProject EVERESTの380mm径アルニコウーファー1501AL2発を十二分に鳴らしていて感心した。あのコンパクトさにこの音は魅力的だ。なおアナログレコード再生時に380mm径ウーファーが大きく前後に動くのはなかなかの迫力だった。(苦笑)
構成は以下の通り。
LINN KLIMAX SOLO (340万)+LINN KONTROL SE (170万)+LINN KLIMAX DS (280万)+LINN LP12 (333万)

この時のLINNの印象が良かったので09/29(木)の記事「2010TIASリンジャパン・ブースの話」につながるという訳だ。
今まで参加しなかったことを後悔する非常に満足度の高い試聴会だった。この様な機会を設けてくれたダイナミックオーディオに感謝したい。

そして「第35回マラソン試聴会」は10月29日(土)と30日(日)に行われる。今年も是非参加したいと思う。昨年は暖房が効きすぎて暑いくらいだったので寒暖の調節しやすい服装にしたいと思う。
http://www.dynamicaudio.jp/m35/
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