速報版として特に記憶に残った3台のスピーカーをレポートする。
1.MORDAUNT-SHORT Performance6(65万)
今回使用されたスピーカーの中で最低価格。しかししっかりとハイエンド的な音を聴かせてくれる。パワーも入り解像度も高くキャビネットの仕上げも美しい。スリムだけどちゃんと低音も出て楽しく音楽を聴かせてくれた。川又 利明氏曰く「昨日の試聴会でカタログが無くなってしまいました。B&W802を下取りにするとお釣りが戻ってくる稀有なスピーカーです」とのこと。この試聴会に来ると金銭感覚が狂うけど一般的には高価なモデルだぞ。(笑) この価格帯のスピーカーにまた1台優秀なモデルが追加されたことになる。
2.FRANCO SERBLIN Accordo(予価110万)
FRANCO SERBLINの新製品とのことでシリアルナンバー1の原器を日本に送ってもらったとのこと。残念ながら来週開催される「東京インターナショナルオーディオショウ」には出品されないので今日ここで聴ける人は幸運らしい。なお大阪には出品される予定と言っていた。この価格になればサイズを感じさせずマーラー交響曲3番を立派な音で聴かせてくれる。Kiso Acoustic HB-1(130万)と比べて音の抑制が効いて音像が引き締まっているので私の好みだ。再生途中に音の振動で太くて重いアンプのACケーブルが抜けてしまいカットアウトで終了となった。(苦笑)
3.Sonus faber The Sonus faber(2000万)
昨年の「東京インターナショナルオーディオショウ」に出品されていながら聴き損ねたので楽しみにしていたモデルだ。TAD-R1も大きいと思っていたが高さ1713mm重さ305kgって呆れるサイズだ。3モデルが並び立っている写真の壮大なこと。(笑)
3.5ウェイ+2ウェイ、7スピーカー構成でサブウーファー内蔵というから特徴のある低音を聴かせるのかと思っていたらいたって普通の音だった。R1より優しいが現代的な音で音楽のジャンルを選らばないように思えた。
観客の拍手で試聴会は終了。今年も大変楽しませて頂いた。
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