特に撮影録画録音禁止というアナウンスはなかったが、収録していないので記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録しておく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
今日も念の為ホームページの特別招待状を印刷して持参したのだが、頂いた袋の中にはカレンダーの他に株式会社ステラのVIOLAロゴのストラップが入っていた。「ありがとうございます。」
Part.1 11:00〜13:05 :音を表すプロポーションを聴く!!
JBL DD65000(480万)、ZELLATON GRAND 75 Years Edition(400万)、LINN KLIMAX 350A(500万)、Joseph Audio Pearl 2(380万)の比較試聴が行われた。DD65000の3曲目がクラシックLPのA/B面指示間違いでMCとは違う曲が掛かると言うミスがあった。
DD65000はリスニングエリアが広く奏でる音楽を楽しく聴かせてくれる。ZELLATON GRANDは楽器が綺麗に分離して定位するスピーカーだ。KLIMAX 350Aはスケール感があり低音もしっかり沈み私好みの音だ。
Part.2 13:20〜15:25 :エレガントな響きの美しさを聴く!!
TIDAL CONTRIVA DIACERA(650万)、AVALON Compas Diamond Virsion(500万)、FrancoSerblin Ktema(450万)、Sonusfaber AMATI Futura(380万)の比較試聴が行われた。音が歪んでいるということでパワーアンプOCTAVE Jubilee Mono(700万)のチェックでSonusfaberの視聴が一時中断するアクシデントがあった。
CONTRIVA DIACERAとCompas Diamond Virsionの2台はダイヤモンド・トゥイーターを搭載しており煌びやかで高音に伸びがあるという音の傾向が似ている。KtemaとAMATI Futuraのキャビネットは美しく、音は現代的でこの2台の音質的な傾向が似ているように感じた。どうもこのパートから耳と頭が疲れてきたようで聴き比べをしていても明確な違いが分からなくなってきて皆良い音としか感じなくなってきた。(苦笑)
このパートは何故か試聴曲にJ-POPや歌謡曲が多くかかり会場がすっかり昭和の香りに包まれてしまった。定番のクラシックやジャズばかりで終わらないからマラソン試聴会は楽しい。
Part.3 15:55〜18:00 :豪快さと緻密さの共存を聴く!!
FrancoSerblin Accordo(110万)、MAGICO Q3(450万)、Sonusfaber Aida(1000万)、AVALON Time(720万)の比較試聴が行われた。プログラムにはパワーアンプとしてGOLDMUND TELOS 2500 (1,280万)の名前が印刷されていたが入荷が遅れTELOS 1000が使用されているとのことだ。
昨年聴いてその強靭な音に惚れ込んだQ3だが今年の試聴曲は情感溢れる3曲だったこともあり表現力の確かさを確認するに終わった。Accordoはパワーが入りサイズを感じさせない立派な音を聴かせてくれる。価格的にも現実的なハイエンドブックシェルフスピーカーだ。Aidaを購入する人はこの音のどこに惚れ込んで1000万を払うのかと大きなキャビネットを見ながら聴いてしまった。
厚木氏は本当に音楽が好きなのだとその熱い語りを聞いていて思った。川又氏は劇場型試聴会ということで日頃は聴くことが出来ない大音量で音楽を楽しませてくれる。今年も夢のようなハイエンド機器の音を楽しませてもらい感謝している。
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