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2024年08月21日

ライトスタンドLS-65Cの持ち運びと2灯クラムシェルライティングを試してみた

ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65Cを使うにしてもワンマンオペレーションなのでスタンド1本で2灯フラッシュ撮影が行えるかテストしてみた。

参考:ポートレート撮影のライティングを考えよう× 鵜川真由子
 https://www.fujiya-camera.co.jp/blog/detail/pro/20230619/ 


LS-65C[840g]の先端ダボにJOBY 雲台 ボールヘッド 3K PRO [190g]を取り付けHVL-F60RM2 [559g]を付属のミニスタンドで設置し、一番下のポールにUlanzi スーパークランプ ボールヘッドアーム [183g]を取り付けHVL-F46RM [428g]を付属のミニスタンドで設置した。

脚を閉じてそのまま立てて持ち運びすれば移動時にも邪魔にならなさそうだ。合計2200gになるが持って歩くにもソニーα7 IV [658g]+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD [1165g]+FA-WRC1M [153g]+KANI ND2-64 バリアブル Sidepoleの合計約2.0kgセットと良いバランスで、軽いは正義だ。

強度的に問題はないが先端がメインフラッシュHVL-F60RM2なので頭が重いのがちょっと気になる。HVL-F46RMと取付位置を交換するか迷う点だ。

参考:徹底解説!ポートレート撮影〜ライティングの基本〜
 https://www.saygototheworld.com/post/portrait-lighting 


ライトスタンドは2メートル程伸ばし上部メインフラッシュは下向き45度で、下部サブフラッシュは上向き45度で被写体の顔に向けるクラムシェルライティングとする。

スタンドを立てる角度は通常被写体正面45度とのことだがクラムシェルライティングでは正面0度に設置するとのこと。身長128.3cmのS-1EX-LTDのCSTドライバーを顔に見立てテスト撮影した。私の歩幅で2歩1.1メートルほど離してスタンドを立てれば50mmの画角でもスタンドを入れずに構図が取れる。

50/85mmで撮影してライティング効果を確認した。TTLで露出は適正でCSTドライバーにしっかり光は回って撮れている。でもライティング効果を確認するには適しておらず不満が残る被写体だった。こんな時はマネキンでも欲しいところだ…。(^_^;;

2024年08月20日

HAKUBA インナーソフトボックス02400と500が届いたので収納量を確認してみた

アマゾンで購入した「Ulanzi スーパークランプ ボールヘッドアーム」「イージーラッパー 45cm×45cm」2枚「ハクバ HAKUBA インナーソフトボックス02 500 ブラック 2KCS-40-500BK」「HAKUBA インナーソフトボックス02 400 グレー 2KCS-40-400GY」が届いたので収納力をテストしてみた。

実際カメラとレンズ、フラッシュ等を入れてみたところ、ソフトボックス02 500であれば「ソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」とフラッシュ3品、スタンドアクセサリー2品他必要な撮影機材を全て立てて入れられる十分な容量がある。これなら持ち物管理が簡単で忘れ物や落とし物の心配をする必要は無くなりそうだ。

一方インナーソフトボックス02 400であれば「ソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」「HVL-F46RM」とアクセサリー等を横にして入れても余裕がある。スタンドを使わないときは400が便利だ。

さすがに‎外寸法36.5×15.5×25.5cmの500になるとGREGORY ZULU30でも8割強の容量を占めリュックがパンパンになる。これに両端部にイージーラッパーを巻いたLS-65Cをサイドポケットに入れる。

GREGORY ZULU30 [1420g]+ハクバインナーソフトボックス02 500 ブラック [250g]+ソニーα7 IV [658g]+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD [1165g]+FA-WRC1M [153g]+HVL-F46RM [428g]+HVL-F60RM2 [559g]+Kenkoストロボディフューザー ジャンボ2枚+JOBY 雲台 ボールヘッド 3K PRO [190g]+Ulanzi スーパークランプ ボールヘッドアーム [183g]+ニッシンデジタルLS-65C [840g]+イージーラッパー 45cm×45cm [10g]2枚

これらの重量を計算すると5866gとなる(エネループプロ単3電池10本込み)。これにドリンク[2.0kg]、軽食[0.93kg]と予備のバッテリー、フィルターと冷却スプレー等を入れれば合計重量9kg超になる計算だ。前回より1kgも軽くなるし、何よりリュックの重量バランスが取れているから体感的に楽になるだろう。

あとは実際背負って撮影に出かけるだけだ。

2024年08月17日

ライトスタンドLS-65Cの運搬と2灯フラッシュの取付方法を再検討してみた

C104第1日目はGREGORY ZULU30にカメラ、レンズ、フラッシュ一式等約7.35kg、キャリーケースにスタンド2本とブランケット等約2.6kg、他に予備のバッテリーとか冷却スプレーとか入れて合計重量10kg強の荷物を背負って東京ビッグサイトを歩き回った。

この歩荷トレーニングで心拍数最高153拍/秒を記録し京葉線の階段を上ればまるで登山しているみたいだった。

今回ライトスタンドLS-65Cを運んでみてキャリーケースを使うよりトレッキングポールの様にGREGORY ZULU30のサイドポケットに入れた方が扱い易いと判明した。裸ではなく両端部に「イージーラッパー 45cm×45cm」を巻いておけば安全に運搬できる。

またジョビーゴリラポッド 3K PRO キットを別途運ぶよりライトスタンドに「Ulanzi スーパークランプ ボールヘッドアーム[183g]」を取り付け「HVL-F46RM [428g]」を固定した方がセッティングと撮影移動時のワンマンオペレーションに便利そうだ。

加えてGodox S2 S型ブラケット ボーエンズマウント [630g]の代わりにジョビーゴリラポッド 3K PRO キット付属の「JOBY 雲台 ボールヘッド 3K PRO アルカスイス対応 [190g]」を使えば荷物のサイズと重さを削減できる。

今回撮影アクセサリーが増えたので忘れ物や落とし物がないかかなり気を使った。ZULU30は収容量に心配はないが荷物の認識性が低いので結構不安だ。この点15.3Lしかないが「Lowepro カメラリュック フリップサイド 400AW2」は専用リュックだけに仕切りがあり分かり易い。

現在HAKUBAカメラバッグ インナーソフトボックスKCS-39-200に「HVL-F46RM[428g]」等、KCS-39-300に「ソニーα7 IV[658g]+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD[1165g]」を収納してZULU30に入れている。もう1つ大きいサイズを購入してHVL-F60RM2[559g]とFA-WRC1M[153g]をまとめて入れられるようにすれば管理し易いだろう。

次回の撮影機会に備えて運搬と収納方法を少し改善してみよう。

2024年08月13日

「Hemmotop 三脚ケース 縮長640mmまで対応キャリーケース」が届いたがどうやってGREGORY ZULU30で運ぶ?

「Hemmotop 三脚ケース 65cm 縮長640mmまで対応 キャリーケース ライトスタンド」が届いたので早速開封してみた。1)ケース 2)ショルダーベルト が同梱されている。

収納サイズしか確認していなかったが長さ65cm×直径18cm。重量:590gというケースではGREGORY ZULU30には入らない。だがZULU30はサイドポケットと長物を固定するベルトもあるから工夫すれば上手に運べるだろう。

キャリーケース[590g]には以下の物を入れてみた。
 1)ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65C[840g]
 2)ジョビーゴリラポッド 3K PRO キット[463g]
 3) Godox S2 S型ブラケット ボーエンズマウント[630g]
 4) Kenkoストロボディフューザー ジャンボ 2枚

ポッドとブラケットはCP+2024でもらったイージーラッパーで包んだのでケース内で傷つくことはない。ケース内には固定用紐2本が付いているのでスタンド2本を縛っておけば移動時も動かず安心だ。

さて実際にGREGORY ZULU30とHemmotopキャリーケースに荷物を入れて運搬方法を考えてみた。ケースは太すぎてストック用ベルトを通らない。そこでケースのハンドルにズール上部のベルトを通しケースのショルダーベルトをズール本体の横に掛けてベルトを締めて固定した。

ZULU30[1.42kg]はカメラ、レンズ、フラッシュ一式[3.0kg]、ドリンク[2.0kg]、軽食[0.93kg]の7.35kg、キャリーケースは上記の通り約2.6kg、他に予備のバッテリーとか冷却スプレーとか入れたので合計重量10kgを超えた。(>_<)

背負った感覚からそんな感じがしたがケースがしっかり固定されている限りさすが登山用品だけあってバランス良く重さを感じさせず背負い易い。面倒なのは電車の荷棚からケースははみ出て揺れた時に落ちないか心配なくらいだ。

もっともこれで東京ビッグサイト内を歩いているとベルトも緩むしショルダーベルトを固定する手段が無いのでズレてしまいケースが揺れてくる。今回左側に付けたらぶらぶら揺れるとそれだけで歩くバランスが悪化して非常に疲れてしまう。

途中からケースのショルダーベルトをズールの背中を通しズールと一緒に背負うことにした。ケースの左右のハンドルはそれぞれズールのベルトで締め上げて固定すると揺れることは無く安定して歩けるようになった。時間が経ってベルトが緩んでもケースが下にズレる程度だ。もっとも重量バランスが背中から離れたので後ろに引っ張られる感覚があり重くて疲れる。

ケースで収納量が増えたのは便利だが撮影メインでない時にこの荷物量はひたすら筋トレになるということが分かった。ましてや真夏に行う事ではないということだ。(@_@)

2024年08月11日

電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1MとフラッシュHVL-F60RM2が届いたので開封してみた

購入した電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1MとフラッシュHVL-F60RM2が届いた。

まずコマンダーを開封してみた。1)コマンダー本体 2) 端子保護キャップ 3)ケース 4)保証書 5)取扱説明書 6)「リモートレリーズ撮影を行う場合のご注意」 が同梱されている。ケースにポケットが無いのでキャップを収納できないのが不便だ。

コマンダー単体で行えるものはVERSION確認ぐらいで20/04/21公開の本体ソフトウェアアップデート Ver. 3.01になっている。

参考:デジタル一眼カメラ“α”関連商品
 https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/sc-smc-mc-8397.html 


続いてフラッシュを開封してみた。1)フラッシュ本体 2)端子保護キャップ 3)ミニスタンド 4)ケース 5)バウンスアダプター6)アンバーカラーフィルター 7)グリーンカラーフィルター 8)ポーチ 9)保証書 10)スタートガイド 11)リファレンスガイド 12)LICENSE ISSUES が同梱されている。

さすがフラグシップだけにアダプターやフィルターと言った付属品も豊富だ。本体もF46RMに比べて厚みがあり長くて重い。これをオンクリップで使うのは体力的にも端子強度的にも辛そうだ。

VERSIONを確認すると本体ソフトウェアはVer. 2.00にアップデート済みだ。HVL-F46RMの本体ソフトウェアもVer. 2.00にアップデートしてあるのでこれで全て最新版だ。バッテリーの蓋の開閉方向が3品とも異なるので慣れるまで迷う。

参考:電波式ワイヤレス対応フラッシュを使う場合の事前設定
 https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/acc/flash/radio/preparation.html 


ペアリングは以下の手順となる。
 1) FA-WRC1Mの電源ON
 2)MENUボタンを押し[PAIRING] -> [ADD]を選ぶ。
  -> LINKランプが緑色に点滅する。追加し終えたら[EXIT]を選ぶ。

 3) HVL-F60RM2/F46RMの電源ON
 4) WLボタンを押す
 5)[RCV]を選びレシーバーに設定する
 6) MENUボタンを押し[PAIRING] -> [OK]を選ぶ
  -> LINKランプが緑色に点灯したら[OK]を押す

さすが純正だけに簡単に繋がった。ただF60RM2/F46RMと異なりコマンダーの液晶表示部照明は自動ではなくボタンによるON/OFFなのは戸惑った。

参考:本体ソフトウェアアップデート Ver. 3.02
 https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-7M4&area=jp&lang=jp&ref=update 


この機会にカメラボディILCE-7M4の本体ソフトウェアをVer. 2.01[23/09/27公開]から最新版Ver. 3.02[24/07/30公開]にアップデートしてからワイヤレスフラッシュのセットアップを行った。

参考:ワイヤレスフラッシュのセットアップ
 https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/acc/flash/radio/setup_wl.html 


 7)ILCE-7M4の電源ON
 8)MENUボタンを押し[露出/色] -> フラッシュ -> ワイヤレスフラッシュON

「Godox S2 S型ブラケット ボーエンズマウント」にF60RM2を、ジョビーゴリラポッド 3K PRO キットにF46RMを取り付けて身長128.3cmのS-1EX-LTDをモデルにテスト撮影して動作確認した。マルチフラッシュでもTTLフラッシュ撮影なので露出を考える必要がないのは助かる。

これで手持ちはソニーα7 IV[658g]+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD[1165g]+FA-WRC1M[153g]+KANI ND2-64 バリアブル Sidepoleの合計約2.0kgセットと少し軽くなる。

だが別途、
 ・HVL-F60RM2[559g]+ストロボディフューザー+LS-65C[840g]+Godox S2 S型ブラケット ボーエンズマウント[630g]の合計約2.1kgセット
 ・HVL-F46RM[428g]+ストロボディフューザー+ジョビーゴリラポッド 3K PRO キット[463g] の合計約0.9kgセット
が追加となった。(>_<)

2024年08月08日

「ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65C」が届いたので開封してみた

アマゾンで「ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65C」を税込21,780円で購入した。acosta!ところざわサクラタウンでは数名の利用者を見かけたので軽さが人気の様だ。

その中の1人に使用感を尋ねたら「良い品だが2万円もしたのにストッパーの抜け止めプラスチックが割れてしまいポールが抜けてしまう。完全に使えなくなるまで使ってやる」と語っていた。

どんな状況で壊れたのか質問したのだが、琉球泡盛をロックで飲んでいてご機嫌で原因は聞けなかった。2本目が抜けてしまうと見せてくれたので以下の可能性が考えられる。

 ・いつも2本目のポールを持ってスタンドを持ち歩いていた。
 ・ポールを伸ばすとき2本目を勢いよく引っ張り上げていた。

この2点に気を付ければ長持ちすると考えたい。

届いたので開封してみた。長さ62cmの白い箱を開けると 1)ライトスタンド[縮長60cm・重量840g] 2)バッテリーホルダー 3)「安全上のご注意」等名刺サイズ4枚 が同梱されていた。キャリーバッグが付属されていないとは確認不足だった。

取扱説明書はホームページからのダウンロードと案内されている。まあスタンドくらい取扱説明書を読まなくても使えるが一応ダウンロードして読むとA4判1枚片面のみだ。

参考:ニッシンジャパン製品取扱説明書ダウンロードサービス
 https://www.nissin-japan.com/product/ls65c/ 


一番下のストッパーは脚のステーを開脚するための物で脚を閉じると1本目のポールを持つのは難しくなる。そこで伸ばした2本目を持って歩き回るとストッパーを痛めることになるのだろうか?

ストッパーを反時計回りに回転して緩め、ポールを伸ばしてからストッパーを時計回りに締めるという使い勝手は、慣れれば素早く行えそうだ。

ダボには同時購入した「Godox S2 S型ブラケット ボーエンズマウント」を差し込めばよい。マウントだけで630gもあり付けると頭でっかちで重い。転倒防止のウエイトは必要だし運搬時のバランスが悪化するので配慮しよう。(^_^;;

LS-65Cの縮長は60cmなので高さ63cmのGREGORY ZULU30にそのまま入る。もっとも裸で入れたら生地を傷めて穴が開きそうなので保護ケースが欲しい。

「Manfrotto befreeアドバンス カーボンT三脚キット MKBFRTC4-BH 4段 自由雲台 ブラック」のキャリーケースは縮長41cm用なので流用出来ない。そこで「Hemmotop 三脚ケース 65cm 縮長640mmまで対応 キャリーケース ライトスタンド」を注文した。

今回ニッシンジャパンのHPを見ていたら保守部品として「スーパーライトスタンド LS-55C/LS-65C専用抜け止めストッパーセット」が税込893円で売っている。これなら壊れても自分で修理して長く使えそうだ。

ただLS-65Cは在庫限りとなっている。Amazonも在庫なしだし後継モデルが発表されるのだろうか?

2024年07月29日

値上げ前にソニーα9 IIIを買うべきか買わざるべきか、○○が問題だ!?

24/07/22(月)で「αサマーキャッシュバックキャンペーン2024」の購入期間は終了した。そして24/08/01(木)からソニーが日本国内向けに販売している一部製品のメーカー出荷価格が改定される。

今回私は値上げ前に「電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1M」と「フラッシュHVL-F60RM2」を購入することにした。一方でカメラボディとレンズは現行のモデルを使い続けるつもりだ。

2023年11月にα9 IIIが発表された時"全速でフラッシュを同調して撮影することが可能"なので" NDフィルターが不要となりそうだ"と書いたが実際どう日中シンクロ撮影が可能なのか文面からでは分からなかった。

そんな時Google Discoverがイルコ・アレクサンドロフさんのユーチューブ番組をお勧めしてきた。CP+とPAFでイルコさんの講演会を何回も聴講する機会があったので視聴した。

参考:極端の 1/80,000秒の ポートレート! Sony A9iiiを使って、無限にストロボのパワーを生かせる方法!Godox Lux Masterでの日中シンクロ!
 https://www.youtube.com/watch?v=Nv0UZMtfT40 


この番組の中でイルコさんはレンズ絞りF1.8のシャッタースピード1/80000秒、ストロボ1/16光量で撮影していて、これがストロボ同調の威力かと感動する。開放F1.8に制限されるのは残念ではあるがNDフィルターが不要になるのは快適だろう。

またα IVでは逆光時には瞳AFの性能が落ちてイライラすることが多い。α9 IIIのAIプロセッシングユニットによる瞳AFの検出性能の高さも羨ましい。

参考:「ソニーさん、これはダメでしょ!一番革新的なカメラが売れない理由2つ話しまーす!」
 https://www.youtube.com/watch?v=vTJ5chWEsEQ 


この番組の中でイルコさんは「α9 IIIという名前」と「80万円という価格設定」がこのカメラでストロボを使った撮影の素晴らしさを伝えきれていないと指摘している。

実際α9 IIIは連写モンスターのプロ向け性能に振り切った機種に見える。そこで現行のα9 IIIのユーザーの声を反映して今後α9Cといったバッファを削減し連写性能を落として価格を下げたフラッシュ撮影用機種が企画されるのではないかと予想する。

またα9 IIIもキヤノンEOS R1が「カメラ内アップスケーリング」と「ニューラルネットワークノイズ低減」機能を搭載したことで強化の必要性に迫られることになりそうだ。

この2本の動画でグローバルシャッター方式フルサイズイメージセンサーの魅力は十分理解したがこのモデルは見送りたい。他社の機能をキャッチアップしつつ価格的にもこなれたMark IIモデルの登場に期待したい。丁度その頃には私が使っている可変NDフィルターの寿命が来る筈なので買い替える良いタイミングになりそうだ。

またニコンZ8対抗モデルも発売される筈だと思っているので60万円前後の新モデルの発表を待つためにも今回はガマンだ。

2024年07月20日

ライティングテクニックを向上させたいのでライトスタンドの購入を検討してみた

キヤノンEOS R5 Mark IIの仕様が明らかになるとその優れたAFや画質を体験してみたくなって仕方ない。私は写真撮影行為よりカメラボディやレンズといったハード使用が好きなのだと自覚するワクワク感だ。R5 Mark IIは大人気となり発売日の初期ロットを手に入れられないと供給遅れで暫くの間入手出来なくなるだろうと予想している。

予約したくなるがα7IVユーザーでEマウントレンズは4本、フラッシュはHVL-F46RM 1本を持っているからソニーのZ8対抗モデルの登場を信じて待ちたいと思う。

そう思っているところに24/08/01(木)にα[E マウント]用レンズ、電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1M、フラッシュHVL-F60RM2が約10%値上げというニュースが飛び込んできた。

「SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」を購入するならは「αサマーキャッシュバックキャンペーン2024」の購入期間24/07/22(月)までが期限だ。

調べてみるとSEL200600Gは2019年6月発売だから中古品もかなり出回っている。使用頻度を考えると中古品でも良いかと思う様になった。

一方PAF2024東京で「これさえ分かれば誰でも撮れる!スタジオライティングの極意 講師:早坂華乃」「ストロボで美しく撮る!ポートレートライティングセミナー 講師:山田慎二」ステージを聴講したらライティングテクニックを色々試してみたくなった。

そうなると2灯ライティング用にFA-WRC1M[本体のみ93g]とHVL-F60RM2[本体のみ439g]が欲しくなる。またライトスタンドとフラッシュ ブラケットも必要だ。ライトスタンドを調べると以下の2本がワンマンオペレーションでは便利そうだ。

・ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65C(カーボン製)重量840g 荷重3kg
・フォトティクスSaldo 245A Air Cushion Automatic Collapsible Light Stand 重量1.9kg 荷重5kg

Saldo 245AはCP+2024で実物を持ってみた。確かにスタンド脚の自動開閉は便利だが1.9kgはずっしりと重かった。強風でライトスタンドが倒れライトが壊れた現場を何回も見ているのでソフトボックスやアンブレラは使わず、最初はストロボディフューザーで始めようと思う。

そう言えば24/07/13(土)acosta!さいたまスーパーアリーナで友人からフラッシュのことで突っ込まれているカメラマンがいたのでどうしてだろうと見たらディフューザーはスーパーの白い買い物袋だった。本人はこの袋にマジックペンでディフューザーと書けば無問題とボケていたので楽しいやり取りを見せてもらった。(^_^)

知恵と工夫とユーモアは大切だ。

2024年07月19日

24/08/01(木)ソニーの一部製品メーカー出荷価格が約10%値上げ!キャッシュバックキャンペーンは7/22(月)まで!?

24/07/17(水)ソニーマーケティング株式会社が24/08/01(木)から日本国内向けに販売している一部製品のメーカー出荷価格を改定すると発表した。昨今の外部環境の影響を受け原材料費、製造・物流コストなどが高騰しているのが理由で約10%値上げとなるとのことだ。

対象カテゴリーにはコンポーネントオーディオ、デジタル一眼カメラ、デジタル一眼カメラα[E マウント]用レンズ、記録メディア等が含まれている。

参考:一部製品の出荷価格改定に関するお知らせ
 https://www.sony.jp/info2/240717.html 


対象製品リストのPDFを見てみた。記録メディアはニュースになっていたBD記録メディアではなくカードリーダー3製品のみだった。

デジタル一眼カメラであれば全α7,α9,α1の現行モデルが対象となっている。α[E マウント]用レンズであれば私が購入を検討している「SEL200600G:FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(2115g)」は現在の税込305,800円が税込332,200円に改定される。

気になっている「SEL70200GM2:FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(1045g)」も現在最安値が32万円弱だから10%値上がりで35万円弱になるのだろう。

ボディではα9IIIが気になるものの、CanonからNikon Z8対抗モデルであるEOS R5 MarkIIが発売されるのでSONYからも対抗モデルが出る筈だ。α1の弟分になるかもしれないそのモデルの発表を待ちたい。

鳥類撮影の超望遠レンズはマイクロフォーサーズの方が良いかと思ったが「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(1875g)」の最安価格は税込80万円弱、「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO(1270g)」の最安価格は税込37万円弱と重量は軽いが、意外と価格的なメリットはない。

他に電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1Mは税込53,900円に、フラッシュHVL-F60RM2も税込86,900に改定される。

GODOX XproII 送信機ワイヤレスシステム フラッシュトリガー[税込1.5万円]とGODOX AD200Proフラッシュストロボ[5.1万円]の組み合わせに乗り換えれば、他社用トリガーを用意するだけで同じフラッシュを他社カメラでも使用可能だから無視して良いかと思ったら「防塵・防滴に配慮した設計」なのはFA-WRC1MとHVL-F60RM2だけ。雨がぱらついた時の安心感が違う。

参考:αサマーキャッシュバックキャンペーン2024
 https://www.sony.jp/camera/campaign/cb24ilc_summer/index.html?s_tc=st_adv_ov_ichigan-ichjrny000_D_00-00-00_se_pc_tx_D7680&utm_campaign=st_yahoo_ichigan000_D_00-00-00_se_pc_tx_ichigan&utm_source=ov&utm_medium=adv&yclid=YSS.1000053418.EAIaIQobChMIrLaIu_SwhwMVom4PAh3xZCJaEAAYASABEgIUgvD_BwE 


買う予定が無かったから気にしていなかったが「αサマーキャッシュバックキャンペーン2024」の購入期間は24/07/22(月)までとは悩ませてくれる…。

その点気楽なのはオーディオ、ビジュアル関連製品であるAVアンプやUHD-BDプレーヤーも値上がりするが、悲しいかなソニーはエントリーモデルしか取り扱っていないから気にしなくても良いことだ。(^_^;;

2024年07月18日

キヤノンEOS R5 Mark IIを8月発売予定!性能だけでなく価格もNikon Z8を凌駕する!?

24/07/17(水)キヤノンがEOS R1とEOS R5 Mark IIの発売を発表した。EOS R1は11月発売予定で公式オンラインショップにて108.9万円、EOS R5 Mark IIは8月発売予定で公式オンラインショップにて65.45万円という価格になっている。

R1は縦グリップ一体型ボディで大きく重く高価なプロ向けフラグシップモデルだ。EOS R5 Mark IIも高価ではあるがハイアマチュアも頑張れば購入可能な価格になっている。

参考:EOS R5 Mark II
 https://personal.canon.jp/product/camera/eos/r5mk2 


Nikon Z8は高解像度・高速連写・高精度AFと3拍子揃ったオールマイティカメラとなっておりハイアマチュアに人気だ。このモデルに対抗できる3拍子揃ったカメラをキヤノンとソニーは持っていないのでR5 Mark IIが対抗モデルになるのではないかという噂があった。さて実際どうだろうか?

Nikon Z8の特徴は以下の通りだ。
 ・最安値:54万円
 ・有効画素数:4571万画素 積層型CMOSセンサー
 ・画像処理エンジン:EXPEED 7
 ・高速連続撮影:約20コマ/秒(メカシャッターレス機構)
 ・被写体検出AF:9種類
 ・フラッシュ同調シャッタースピード:1/250秒または1/200秒以下

これに対しCanon EOS R5 Mark IIの特徴は以下の通りだ。
 ・予価:65.45万円
 ・有効画素数:約4500万画素 裏面照射積層CMOSセンサー(ローリングシャッター歪み量約40%低減/EOS R5比)
 ・画像処理エンジン:DIGIC X+DIGIC Accelerator
 ・高速連続撮影:約30コマ/秒(電子シャッター撮影時)
 ・被写体検出AF:11種類(アクション優先3種競技を含む)
 ・ストロボ同調速度:メカシャッター1/200秒、電子シャッター1/160秒

明らかにZ8を意識した高解像度・高速連写・高精度AFモデルとなっている。「DIGIC Accelerator」はソニーの「AIプロセッシングユニット」に近い性能を持つようだ。

スマホのカメラの高画質化がセンサーやレンズだけではなく画像処理チップとソフトウェアの性能向上によるものだからミラーレスカメラもその特徴と構成を取り入れたモデルが出てきたと思うと興味深い。

R5 Mark IIは「カメラ内アップスケーリング」や「ニューラルネットワークノイズ低減」といった高画質化だけではなく「トリミング」やフォーマット変換といった画像データ処理をカメラ内処理が可能となっているのもスマホ的だ。

ソニーのグローバルシャッター方式センサーやニコンの積層型CMOSセンサーに対抗してセンサーの高速化と画像処理エンジンでローリングシャッター歪み量を低減するというのもコスト的に巧い選択だ。

ここまで高機能になっていても前モデルに比べ若干サイズと重さが増えた程度で済んでいるのは素晴らしい。α7IVユーザーだが使ってみたいと思うワクワクするカメラだ。7/23(火)10時予約開始で10%OFFクーポンとオンライン下取りサービスを使えば58.9万円以下で購入可能となりそうだ。

でもソニーもこのまま黙っているとは思えないのでZ8対抗モデルの発表を我慢して待ちたいと思う…。
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