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2024年07月08日

24/07/06(土)も「フォトアクセサリーフェア2024[東京]」のステージを6つハシゴしてみた

24/07/05(金)06(土)に「フォトアクセサリーフェア2024[東京]」が東京都立産業貿易センター浜松町館4F展示室にて開催された。

7/06(土)のPAF2024は10:00開場なので早起きして出かけた。

参考:サブステージB〜E
 https://paf2024tokyo.com/sub_stage/ 


7/06(土)もメインステージAとサブステージB,C,Dを行き来しその合間に物販テーブルを見た。

D 10:20-11:00 画像編集デバイス 使いこなし入門編 講師:中村翔
 写真現像作業を効率化する左手デバイスとしてELGATO「Stream Deck +」と「Loupedeck Live S」の2つの使用感を語ってくれた。お勧めはフォトショップのプラグイン対応スクリプトが無料で使えるループデックライブエスだそうだ。

B 10:30-11:10 今買うべき星景写真向けソフトソフトフィルターはどれか!? 講師:北山輝泰
 残り10分を聞いた。マグネット式フィルターがお勧めと語っていたが、メーカーから無加工のPLフイルターを提供してもらいハーフソフトフィルターを自作しているそうだ。

A 11:20-12:00 これさえ分かれば誰でも撮れる!スタジオライティングの極意 講師:早坂華乃
 スタジオ撮影のライティングのコツを知ることが出来た。アクセサリー機材による写りの違いを作例で見せてくれて、ソフトボックスとアンブレラ使用時の背景の明るさの違い、多灯ライティングの1つとして上下2灯の効果の特徴等知りたかった情報が得られて有益なステージだった。最後に提供のEIZOからモニターのカラーマネージメントの重要性が語られた。

B 11:30-12:10 野鳥撮影の質を上げるアクセサリー選び 講師:菅原貴徳
 残り10分を聞いた。鳥を見つけないと撮影機会を得られないので双眼鏡は必須、自然な鳥の姿を撮るには迷彩カバーやテントも必要とのことだ。

D 12:20-13:00 もっとポートレートが楽しくなる!アクセサリー活用術 講師:水咲奈々
 OMNI クリエイティブフィルターシステムが紹介された。「ユニバーサルエクスパンションパック」に含まれているチーズプレートを使うと強制的に前玉ボケを作れるのは面白そうだ。

D 13:20-14:00 RAW現像、写真編集が楽になる左手デバイスのご紹介 講師:イルコアレクサンドロフ
 左手デバイス"Orbital2"の使い方を紹介してくれた。確かに大量の撮影データの現像を行う場合には左手デバイスがあると便利そうだ。そしてα9IIIを海中水没させた動画をまた見ることが出来た。ストロボ1機を救おうとして80万円のカメラとレンズを危険に晒したのは最大の判断ミスと語っていた。なお海水に浸かったストロボは逝ったそうだ。(^_^;;

C 13:30-14:10 クリップオンストロボの有効活用 講師:JIN
 残り10分を聞いた。私はCP+2023でKADOKAWA DREAMSのことを知ったが、このダンシングチームを撮影する話を聞くことが出来た。

D 14:20-15:00 ストロボで美しく撮る!ポートレートライティングセミナー 講師:山田慎二
 カメラマンがモデルを撮影しながらセミナーを行った。光温度5200Kで統一して撮影し現像時の手間を省く。ポートレートのNG構図は足切、膝下切、指切、頭切と言いその場で撮影し作例を見せてくれたので説得力があった。

1灯撮影では天井バウンスが失敗しない。天井が高い時はレフ板を代用する。そのためのリフレクターホルダーもある。ライティングアクセサリーの購入順番はレフ板、白傘、透過傘の順番で、レフ板は大きい物を買え、と言ったプロの話は勉強になった。

D 15:20-16:00 LENSBABYの機材を活かした独創的ポートレート解説 講師:見崎豪
 こちらもOMNI クリエイティブフィルターシステムを使ったエフェクト効果の作例を見ることが出来た。撮影時に背景として写したくない物を誤魔化すのに使える様な小型で弱めの効果が得られるアイテムが欲しいところだ。

ステージが全て終了したので閉会16:30まで待たず帰路に就いた。

2024年07月07日

24/07/05(金)「フォトアクセサリーフェア2024[東京]」でステージを5つハシゴしてみた

24/07/05(金)06(土)に「フォトアクセサリーフェア2024[東京]」が東京都立産業貿易センター浜松町館4F展示室にて開催された。

7/05(金)のPAF2024は12:00開場なのでのんびりと出かけたが当日東京の最高気温は35.5℃の猛暑日だったから会場に着くまでに汗をかいて疲れてしまった。(^_^;;

参考:「フォトアクセサリーフェア2024[東京]」メインステージA
 https://paf2024tokyo.com/stage/ 


7/05(金)はメインステージAとサブステージB,C,Dを行き来しその合間に物販テーブルを見た。

A 12:20-13:00 Godoxストロボで撮る、卒業袴のバリエーション撮影! 講師:北井一⼤
 撮影写真のバリエーションを増やすために足位置、指位置、衣装の見せ方等をどう変えるべきかモデルに指示しながら撮影したデータを見られるので大変参考になるステージだった。

A 13:20-14:00 プロフォトグラファー、イルコアレクサンドロフによるSynology NASを利用した写真管理術 講師:イルコアレクサンドロフ
 昨日まで宮古島で撮影を行っていてその帰路途中でこの会場に来たと語っていた。それでも撮影データは全てネット経由でNASとクラウトに保存しているからすぐ見ることが出来ると管理術を説明した。この撮影中に起きたトラブルを収めた動画も再生して会場をざわつかせた。

B 13:30-14:10 競馬専門カメラマンの仕事とは 〜 必要なスキル・機材とスケジュール G1シーズン編 講師:武田明彦
 残り10分を聞いた。大きな競馬場の上から広角ティルトレンズで撮影するのを趣味としていると語っていた。ミニチュア感が出て面白いそうだ。

D 14:20-15:00 ミラーレス時代のPLフィルター・NDフィルター活用術ケンコー・トキナーチーフデモンストレーター 講師:田原栄一
 PLフィルターや可変NDフィルターは寿命があり7年前後で買い替えとの説明があった。その点も踏まえケンコーでは1モデル前の可変NDフィルターを廉価版として復刻販売しているそうだ。

D 15:20-16:00 フォクトレンダーブランドのレンズにはなぜいっぱいレンズがあるのか 講師:コシナ 商品宣伝広告グループ 佐藤和広 & PASHA STYLE 編集長 大森和幸
 マニュアルフォーカスレンズのメリットの説明とMFレンズ撮影講座開催の話が聞けた。

D 16:20-17:00 ドローンでの空撮およびオペレーションについて 講師:近木 良平 株式会社ナニワ商会 法人事業部
 ドローン使用条件が厳しいと聞いていたのでその実際を知りたくて聴講した。人口集中地区と私有物30m未満の飛行禁止という条件で殆どの場所で空撮不可となると思っていたが、実際は「無人航空機操縦士」民間団体資格を取り包括申請を出せば思ったより空撮可能場所が広がるそうだ。

ドローン撮影は一般人に目の敵にされているので必ず警察に通報される。「撮影中」と掲示したり、撮影する土地所有者に口頭でも許可を得たりしておくと安心との話だった。

A 17:20-18:00 ポートレート最新ライティングテクニック2024 講師:イルコアレクサンドロフ
 このステージでも宮古島浜辺での撮影中にフラッシュのソフトボックスが風に煽られ倒れそうになり押さえようとイルコさんが手に持っていたα9IIIとシグマ50mm F1.4 DG DNを海水に水没させてしまうシーンが流された。

その後無水アルコールで洗ったところ故障もなく無事撮影が続けられたとの話だがフォーカスモードダイヤルが回らなくなったそうだ。純水で洗うならともかくアルコールで洗ったら防水シリコンゴムパッキンとかに悪影響が出ないのだろうか?

C 17:30 - 18:10 フィルターワークでドラマチックなポートレートを撮影する 〜 ホワイトプロミストとストリークフィルターの活用 講師:清田大介
 残り10分を聞いた。ソフト効果を付加するホワイトプロミストフィルターと意図的にフレアを発生させるストリークフィルターの作例が見られて参考になった。

ステージが全て終了したので18:15過ぎに帰路に就いた。

2024年06月17日

24/06/20(木)シグマ「SIGMA 28-45mm F1.8 DG DN Art」発売!人気が出てシリーズ化して欲しい!!

24/06/03(月)(株)シグマが「SIGMA 28-45mm F1.8 DG DN Art」レンズを発表した。LとEの2マウント用を6/20(木)発売予定で価格.comの最安値は22.3万円だ。

参考:28-45mm F1.8 DG DN | Art
 https://www.sigma-global.com/jp/lenses/a024_28_45_18/ 


私のイメージではシグマは単焦点に、タムロンはズームレンズに強く、上手くサードパーティレンズマーケットを棲み分けていると感じていた。

だから19ヶ月前タムロンのイベント参加時に「Canon RF28-70mm F2 L USMの様なプレミアムズームレンズが欲しい」と要望を伝えた。

「TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」は売れているのだから次は「24-50mm F/2 Di III VXD」「50-85mm F/2 Di III VXD」「85-135mm F/2 Di III VXD」といったワイドとテレ側で単焦点レンズ2本の焦点距離をカバーする大口径ズームレンズをシリーズ化して欲しいと語った。

そこにシグマが「28-45mm F1.8」という大口径ズームレンズを発売するというのだから驚きだ。写りには興味あるが「28-45mm」という焦点距離を私は余り使わないので購入予定はない。

ただこのレンズが売れシリーズ化して「45-85mm F1.8」とか発表されたら予約してでも手に入れたくなる。実際は「45-70mm F1.8」または「45-75mm F1.8」となりそうだが、それでも私が愛用する焦点距離が含まれるのだから十分魅力的だ。

「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と「SEL20TC」を購入して70-85mmを常用し、時にはテレコンを付けて焦点距離400mmで鳥類撮影でも挑戦しようかと考えていたが保留にして、これからはシグマの新製品発表から目を離さないようにしよう。

2024年06月02日

LUMIX DC-S9発売はマイクロフォーサーズGM1M2発売フラグになるのか?

24/05/23(木)パナソニックがフルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S9 発売を発表した。6/20(木)発売予定でボディ単体の販売価格は価格.comを見ると207,900円に統一されている。

有償エクステリア張り替えサービスを実施すると書いてあり、CP+2024のLUMIXブースにて担当者から「ルミックスもニコンZfプレミアムエクステリア張替みたいなことを実施しないといけないと考えている」と語っていたのはこのことだったのかと思った。

参考:フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S9 発売
 https://news.panasonic.com/jp/press/jn240523-1 


S9はLUMIX DC-S5M2の性能をW約126mm x H約73.9mm x D約46.7mm、質量約486gに凝縮したコンパクトカメラだ。SONY ILCE-7CM2のW約124.0 x H71.1 x D63.4 mm、質量約514gと同等のサイズ感になる。α7CIIの厚みがあるのはハンドリングし易いグリップがあるからだ。

Lマウントに乗り換える予定は無いが、S9はグリップがオプションになることとアクセサリーシューがコールドで外部フラッシュ非対応なのが残念な点だ。

参考:「LUMIX S9」のストックフォト問題は何がいけなかったのか?
 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/01/news060.html 


FUJIFILM X100VIの品切れでコンパクトサイズのカメラのニーズが高まっているだけにLUMIX DC-S9に注目が集まると思ったら「ストックフォト問題」でニュースになってしまった。

S9の開発期間が短くカメラマンにβ機材を渡し作例を取って来てもらう時間がなかったのか予算がなかったのか不明だがせっかく新製品が悪目立ちしてしまったのは残念だ。

製品ホームページ制作を作例写真データも渡さず掲載写真イメージだけ伝え外部に丸投げしてしまい短納品を要求でもしたのだろうか?

参考:LUMIX S9 発売記念キャンペーン
 https://panasonic.jp/dc/contents/campaign/s9-release-campaign.html 


2月に開催されたCP+2024では担当者に「S5M2Xの漆黒カラーのLUMIX DC-G9M2を出して欲しい」「LUMIX DC-G9M2の性能をDC-G100のボディサイズに収めたGM1後継モデルが欲しい」とも伝えた。

DC-S9が発売されるという事はDC-G9M2の性能搭載した"GM1M2(仮称)"が発売されるのではと期待してしまう。その時はホットシューにして外部フラッシュ対応にして欲しい。

また発売記念キャンペーンのプレゼントは「LUMIX S26mm F8」相当のM43レンズではなく「LUMIX S9用L型グリップ」に変更してもらえるとお財布にも優しい。

LUMIX DC-S9がヒットしてくれれば"GM1M2(仮称)"の発売の可能性も高まる。発売前から躓いたが期待して待とう。

2024年04月23日

CP+2024のニコン、パナソニック、OMDSブースにてカメラボディ4機種で実写したデータを確認して見た

CP+2024が24/02/22(木)から25(日)まで4日間開催された。このイベントでニコン、パナソニック、OMDSの最新カメラとレンズを使い撮影する機会があり実写データをお土産にもらってきた。

他メーカーのハンズオンコーナーでは予めレンズが取り付けられておりリクエストしないと興味あるレンズを使えない場合が多かったがニコンは先に 1) NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena、2) NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、3) NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、4) NIKKOR Z 85mm f/1.2 S、5) NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの5本から選びそのレンズで撮影することが出来た。

撮影ブースは光に満ちており女性と男性モデルが色々な小道具が置いてあるリビングを模したスタジオでくつろぐ様子を撮影するものだった。窓にはカーテンやブラインドがあり外には植木も置いてある。前ボケ後ろボケと光の明暗も確認出来るから実にカメラマンのニーズを理解しているスタジオだ。

前日に他のコーナーでZ8の操作性を確認していたので迷わず撮影に集中出来た。絞り優先モードで撮影したがシャッタースピードが1/1000秒より速くISO感度が640より高めになるのが興味深い。高解像度モデルだから手ブレ防止を優先するようだ。瞳AFの検出は早く精度も高いのでα7 IVより優れていると感じた。

【Nikon Z8+NIKKOR Z 85mm f/1.2 S】はF1.2で撮影したがピントの合った部分の解像感は「FE 50mm F1.2 GM」の方が高いと思うがボケの滑らかさは「Z 85mm f/1.2 S」が上回る。さすが85mmはふわりと柔らかいボケのある魅力的なポートレートが撮れると納得させられるレンズだ。

【Nikon Z8+NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena】はF1.8で撮影したのでF1.2より解像感が高く感じる。135mmと望遠となったからモデルの肌の調子がしっかり写る恐ろしい描写力だ。玉ボケも美しくこのスタジオでは135mmが丁度良い画角と感じる。

Z8を使うと大きく重いと感じるが、それでも浮気したくなるからソニーは早く対抗モデルを発表して欲しいものだ。

次にパナソニックブースへ行き試写してみた。被写体として巨大で色彩豊かな造花がハンズオンコーナーに設けられていた。造花だから細かな解像感を見られないのが残念だ。

【Panasonic S5II+LUMIX S 50mm F1.8】は50mm、F1.8で撮影した。フルサイズセンサーのカメラとして十分な描写力を持つセンサーとレンズなのでコスパは高いと思う。

【Panasonic G9 ProII+LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm/F2.8/POWER O.I.S.】は換算70mm、F2.8で撮影した。マイクロフォーサーズセンサーでも2521万画素あるので解像感は高い。センサーサイズを考えると頑張っている画質と思えるが、S5IIの余裕のある画を見てしまうと物理的なセンサーの画質差は埋められないと感じる。またS5IIに比べ露出が暗めになったのは何故だろう?

同じマイクロフォーサーズマウントのOMデジタルソリューションズにも行った。

【OM SYSTEM OM-1 Mark II+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO】は換算600mm、F4.0で撮影した。離れたブースの壁にある造樹木に鳥の剥製がとまっているのでAF精度と超望遠レンズの使い勝手を確認出来た。ISO-4000でもノイズが少なく解像感のある写真が撮れることに感心した。

OMDSのブース作りはマイクロフォーサーズに最適な被写体を推す巧い作りだと思った。ただ一度フルサイズセンサーの画質を知ってしまうと画質的にマイクロフォーサーズには魅力を感じなくなってしまうのは残念だ。

画質の為ならトレーニングを頑張って3kgのカメラを1日中振り回せる体力を付けるしかないと思うハンズオン結果だ。(^_^;;

2024年04月22日

CP+2024のソニーブースにてカメラボディ4機種で試写したデータを確認して見た

CP+2024が24/02/22(木)から25(日)まで4日間開催された。このイベントで各社の最新カメラとレンズを使い撮影する機会があり実写データをお土産にもらってきた。

まずSONYブースでは「AIプロセッシングユニット」搭載のα9III、α7RV、α7CRのAF性能は新次元で愛用しているα7IVは当然としてα1以上の精度と感じた。この性能差だけでカメラボディを買い替えたくなる。

またα7IVも安いカメラではないがα9III、α7RV、α1を持つと同じボディデザインながら高級感があり所有感を満たされる。この点も羨ましい。

3本のGMレンズで撮影が体験出来たがいずれもEVFを覗くと抜けの良いクリアな画像が見えるのはFE 50mm F1.2 GMと同じ傾向だ。タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDとは異なる見え方で実際の写りも違うからG Masterシリーズは魅力的だ。「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」が欲しくなってしまう。

SONYブースの試写エリアでは四方をハンズオンコーナーに囲まれた四角いエリアの中央でモデルさん4名ほどがウォーキングしているかフェンシング選手の模擬試合を行うのを撮影することが出来た。焦点距離35mmのレンズでは遠すぎるからもう少し近くを歩いて欲しかった。

以下のボディ4モデルに3種類のGMレンズが付いていた。

【SONY α9III+FE 70-200mm F2.8 GM OSS II】はモデル撮影ではその連写性能は宝の持ち腐れだが、フェンシングの試合では活躍してくれた。2460万画素しかないが単独で見れば解像感不足は感じ難い。でもポートレートで6100万画素と並べて見れば髪の毛とか肌の質感が不足していると分かってしまう。

【α1+FE 24-70mm F2.8 GM II】はフェンシングの試合とモデルを撮影したが、さすがフラグシップだけあってどちらの被写体も見事にこなす万能性能が魅力的だ。「AIプロセッシングユニット」を搭載していないのに積層型CMOSイメージセンサーとBIONZ XRによる高速画像処理で実現しているAF性能はたいしたものだ。

この後Nikon Z8を使ってみてソニーに4571万画素で高速連続撮影[C30](約30コマ/秒)の性能を持つ55万円台のボディがないのは大きな弱点だと感じた。対抗できるのが70万円台後半のα1では高価過ぎる。次のα7 Vでここまで性能を上げるのか、はたまたα1の下位モデルとしてα3とかα5を追加するのか気になる。

【α7RV+FE 24-70mm F2.8 GM II】はフェンシングの試合を撮影したが、瞳は隠れているのに被っているフェイスシールドにしっかりピントが合っていることに感心する。6100万画素もあるだけに手ブレの影響が強く出てしまうのは巷で言われている通りで、私には扱い辛い高画素モデルだ。

【α7CR+FE 16-35mm F2.8 GM II】はα7IVとSDカードスロットの位置が反対側とかダイヤルが無いとか同じα7シリーズとして思って使おうとすると結構操作性が異なり戸惑うことがあった。

レンズのテレ側が35mmまでしかなくモデルさんの全身が小さく写っているだけだが6100万画素もあるので解像感があるのは流石だ。ただし被写体と背景の距離が近いからボケ具合を判断できないのはもったいない撮影環境だ。

同じ場所からα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの35mmで撮影したので比較したが良い勝負だ。同じ35mmだがタムロンではうっかり絞りをF2.0まま撮影したのでボケが美しい。まだまだα7 IVは負けていないと分かり安心した。

CP+では噂の「FE 85mm F1.4 GM II」は発表されなかったのは残念だった。

2024年04月18日

24/03/28(木)ソニーα7 IV本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00が公開!

ソニーα7 IVの本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00が24/03/28(木)に公開された。「ネットワークストリーミング対応」「Creators' Cloud直接アップロード対応」が目玉機能の様だが「動作安定性向上」も含まれている。

参考:ILCE-7M4本体ソフトウェアアップデート Ver. 3.00
 https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-7M4&lang=jp&area=jp&s_tc=cs_ml_inf_ichigan_240328_03 


24/04/14(日)の「acosta!堀切フェスタ2024」では23/09/27(水)に公開されたVer. 2.01のα7 IVを使用した。

撮影中の16:55に何故か突然シャッターが押せなくなった。初めてのトラブルで慌てたが、何回電源を切ってもSDカードへのデータ書き込みLEDが点いたままになっていることに気付いた。撮影終了17時間際なのに何時までも終わらないから仕方なくバッテリーを抜いて強制リセットをした。

その時は写真を再生できたのでデータ喪失は無いと思っていたが後日コスプレーヤーさんに全身を写した構図を送ろうと見たら、その直前に写した全身写真3枚がロストしていることに気付いた。

またその前に撮っていたレイヤーさんの座りバストアップの写真数枚も残っていない。本当にカメラ本体内蔵バッファメモリからSDカードへ書き込む時にハングした様だ。残念だが諦めるしかない。(T_T)

当日の最高気温は25℃弱だったので熱暴走の可能性は低い。私は移動時にカメラの電源を切るようにしているので常時オンの連続撮影によるトラブルとは考えにくい。

またSynology「DS923+/G」NASの設置に伴いデータをコピーしたSDカードは随時フォーマットしている。今回トラブルを起こしたSunDisk 128GB [170MB/s]はフォーマット後24/4/6(土)の「acosta!池袋サンシャインシティ」と24/4/7(日)のコスプレ博「第二回・博神」で使用した物で4/14(日)の撮影終了後も空きは32GBもある。使い古したSDカードのトラブルではないだろう。

もっともCP+2024の「GH6 79時間耐久REC」がSDカードのエラーで中断というトラブルもあったくらいだからこのカードにエラー1回発生と記入した。

「動作安定性向上」を期待して次の撮影までにVer. 3.00にアップデートすることにしよう。

2024年03月28日

24/03/25(月)新会員サービスTAMRON ID開始。ロイヤルティプログラムが魅力的!

24/01/29(月)TAMRON BASE事務局から『【重要なお知らせ】コミュニティサイト「TAMRON BASE」 サービス終了』というメールが届いた。採用していたプラットフォームのサービス終了が理由だ。

企業が顧客とのコミュニケーションを図るには世界的なSNSサービスの利用が主流になっているので独自サービスビズネスは採算が合わなかったと推測する。こうして24/02/19(月)に「TAMRON BASE」のサービスは終了した。

参考:コミュニティマーケティングプラットフォーム「POOL」 サービス提供終了に関するお知らせ
 https://amana.jp/news/detail_725.html?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=MK_mailmagazine_240129&utm_medium=email 


ポイントサービス等は公式オンラインストア「TAMRON Online Store」に統合すると予告されていた通り、24/03/25(月)に「TAMRON Online Store」から『【重要】TAMRON ID移行完了のお知らせとパスワード再設定のお願い』メールが届いた。

「TAMRON BASE」で入力した私のデータが「TAMRON ID」に移行されたという事なのでパスワードを再設定してログインして確認して見た。

郵便番号が未入力なのも不思議だったが、所有レンズが「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Model A058 ニコン Z マウント用」になっていたのには驚いた。

推測するに、私が登録した時点では「ニコン Z マウント用」が発売されていなかったのでデータに「Eマウント」「Zマウント」の識別子がなかったため後で追加された「Z マウント用」に自動変換で割り当てられてしまったのだろう。販売期間を考えれば「Eマウント」に割り当てた方が正解確率は高いのにと思う。

参考:新会員サービスTAMRON IDのご案内
 https://www.tamron.com/jp/consumer/tamron_id/index.html 


CP+でも各社が自社サービスへのユーザー登録を競っていた。確かにカメラに興味ある顧客が集まるイベントだけに1人でも多く登録者を獲得したいだろう。

TAMRON IDの特典もレンズ登録本数に応じた会員ランクを設け修理割引や割引クーポン配布のサービスを受けられる。これはお得意様向けの特典として訴求力がある。

魅力的なレンズを発売してくれれば今後私のタムロンレンズの本数も増えるだろうから楽しみだ。

2024年02月26日

24/02/25(日)最終目のCP+2024を見学し各社のカメラの試写し撮影データをもらってきた

24/02/25(日)もカメラと写真映像の情報発信イベント<シーピープラス2024>へ行って来た。最終日も一般10時開場なので早起きして出かけた。GREGORY NANO 20にソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの合計約1.8kgセットを入れての歩荷トレーニング4日目だ。

今日も再び雨天なので駅ビル内からパシフィコ横浜への屋根付き通路を通ってエスカレーターで2Fから1Fへ降りて外の通路に並んだのは9:50のことだった。VIP入場者は屋根のある通路から1F屋内の待機列に並べるが、一般入場者は数メートル雨の中歩く必要があった。4日目だから昨日より待機列は短く10:03前には一番奥の入口から入場した。

パナソニックブースで「GH6 79時間耐久REC」の経過を見に行ったら再度SDカードのエラーで中断したとのことで27.5時間耐久として再々スタートしていた。パシフィコ横浜CP+会場の電波と電源ノイズや電圧変動、振動と気温変化等エラーを引き起こす原因は色々考えられそうだ。

この後はイベントステージを中心に聴講して回った。

「11:00-11:40 ランタンソフトボックスで撮る新しいポートレートライティング 講師:河野英喜 モデル:あかり」
 PhottixのランタンソフトボックスシリーズG-Capsule Deep Softboxを紹介していた。性能的には105cmが欲しくなるが大き過ぎると室内での取り扱いが難しくなるのでまずは65cmから試すのが良いと語っていた。

「12:10-12:50 大切な存在の、魅力的なポートレートを残すために 講師:鵜川真由子」
 その場にあるライトやアイテムを使い前ボケ、後ろボケを考えた写真を撮りましょうと色々な撮影場面を実演して見せてくれた。

「13:45-14:30 中井精也の今更聞けない写真教室 4日目」
 中井さんは自分の感じた情景をどう表現するか考えて構図と主題副題を考え写真を撮影し表現技術を高めてきたと語っていた。「見た目はおっさんだが心は乙女」と言っていた。

「14:35-15:15 ライティングとフィルターワークで変わる写真術+現像テクニック 講師:関一也」
 H&Y社のREVORINGフィルターは複数のレンズ口径サイズに対応しフィルターを共通化出来る上にマグネットで簡単にフィルターの交換も出来るとは便利だ。

「16:10-16:45 終わりなき美しき鉄道情景の旅 〜 with α1 & α9III 〜 SPEAKER:中井精也」
 冒頭で中井カメラマンとαシリーズの撮影の歴史を語ってくれた。ソニーの担当者から熱心に2012年10月発売のAマウントα99を売り込まれ使い始めたと語っていた。当時のデジタル一眼レフカメラの性能を聞くとこの11年間のデジタル映像処理技術の進歩に驚くばかりだ。

それにしても落語家並みにトークが面白く自分の体形をネタに笑わせてくれるから聴講者がこれほど集まるのだろう。

この4日間64GB SDカード2枚を持って行ったがハンズオンで撮影する機会を作らなかった。そこで4日目はセミナーの合間をぬってSONY α9III、α1、α7CR、Nikon Z8+ NIKKOR Z 85mm f/1.2 S、Nikon Z8+NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena、Panasonic S5II、G9 ProII、OM SYSTEM OM-1 Mark IIの撮影体験に並び自分のSDカードに実写データを記録してきた。

各メーカーは予めレンズが取り付けられており興味あるレンズを使えない場合が多かったがニコンは 1) NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena、2) NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、3) NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、4) NIKKOR Z 85mm f/1.2 S、5) NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの5本から選ぶことが出来た。

その組み合わせでボディを貸し出してくれるので3分間スタジオ内のモデルを撮影したが50mmと135mmの写りの美しさに感心するばかりだ。まあボディとレンズは大きく重いので長時間のハンドリングは大変そうだが…。イベントの合間にEPSONにてアプリダウンロードでオリジナルスマホホルダーをもらって帰宅した。

実は折角横浜に来ているのだから天気が良かった2/24(土)は再び「ガンダムファクトリー横浜」へ行こうかと考えたがCP+が楽し過ぎて計画中止した位この4日間を楽しんだ。

2024年02月25日

24/02/24(土)3日目のCP+2024を見学しイベントステージを6つハシゴしてきた

24/02/24(土)もカメラと写真映像の情報発信イベント<シーピープラス2024>へ行って来た。3日目も一般10時開場なので早起きして出かけた。GREGORY NANO 20にソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXDの合計約1.8kgセットを入れての歩荷トレーニングだ。

今日はやっと晴れたので駅ビル内からパシフィコ横浜への屋根付き通路を通って途中で1Fの歩道へ降りて直接待機列の通路に並んだのは9:50のことだった。天気は良くても土曜だから昨日より待機列は短く10:05前には一番奥の入口から入場した。

パナソニックブースで「GH6 79時間耐久REC」の経過を見に行ったらSDカードのエラーで中断したとのことで48.5時間耐久として再スタートしていた。まるで「魔改造の夜」並みにCP+会場には魔物がいるようだ。

この後はイベントステージを中心に聴講して回った。

「11:00-11:45 中井精也の今更聞けない写真教室 3日目」
 中井さんも最新カメラのAFと連写性能には完敗し基本的にカメラ任せで撮影するが、すぐに手動へ切り替えることが出来る様にカスタマイズすることをお勧めしていた。

「12:10-12:50 ポートレート撮影におけるコミュニケーションを学ぶ! 講師:土屋勝義」
 シャッター音で撮影テンポを教えるのもコミュニケーションの一つ、モデルさんに指や手の位置、髪を動かすと言った指示を出す話も興味深かった。

「13:30-14:10 表現にこだわるならこのレンズ!RF100mm F2.8 L MACRO IS USM・RF10-20mm F4 L IS STMの使いこなし 講師:石井秀俊」
 マクロレンズではあるがSAコントロールリングを使えば自分好みのボケを作れると言う作例を見せてくれた。超広角レンズをポートレートに使うという考えは無かったが人の顔を中央に置くといった構図に注意すれば面白い写真が撮れると語っていた。

「14:35-15:15 ワンオぺにおすすめ!簡単・便利なPhottix機材の活用方法! 講師:イルコ・アレクサンドロフ」
 Phottix Saldo 245AやG-Capsule ソフトボックス 65cm等の使用した撮影風景を動画と撮った写真を見せながら使い勝手を説明してくれた。そしてα9IIIであれば大光量は不要になるので機材重量が減らせるとも話していた。

「15:50-16:30 写真を撮ろう!アイドル視点から学ぶレンズ選びの楽しさと沼深さ 講師:二宮ユーキ ZOC:巫まろ・雅雀り子」
 私はアイドルが自分の撮影された写真を見てどの画角のレンズが良いかを語るセミナーだと思い参加した。ところがカメラ初心者のアイドル2名にマイクロフォーサーズのマニュアルフォーカスレンズを渡して初めてのMF撮影に挑戦してもらいその被写体と構図を見ると言う企画だった。

うち1名が「公園で遊ぶ子供達を撮影しようとカメラを向けたら逃げられた」とあっけらかんと話しているのを聞いて、そんなことしたら「Y防災速報」に「不審者に関する注意の呼掛け」が流れたに違いないと思い、現状を知らない事に怖さを感じた。

「17:00-17:35 今、中井精也が勧めたいG Masterたち」
 電車撮影で北海道の草むらに寝そべったらダニに噛まれその夜病院へ行ったと言う怖い話をしていた。G Masterレンズの中に1本だけGレンズの「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」を加えていたのは予想通りだ。

イベントの合間にOMシステムではアプリダウンロードと会員登録でオリジナルOM EASYWARAPPERを、ソニーのX(旧Twitter)公式フォローで「FE70-200mm F2.8 GM OSS II」キーホルダーをもらって帰宅した。

さすがに立ってイベントステージを聴くのも3日目となると疲れて来た…。(^_^;;
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バンブーヤン
【アフィリエイト広告を利用しています】 2011年6月に副業のつもりでアフィリエイトを始めたものの自分の興味のまま書き散らかしてブランディングに失敗したブログです。毎日その時自分が気になったことを書いています。
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