2023年夏も照明に魅かれて飛んでくる虫をヤモリ達が勝手口の窓ガラスで捕食していた。最初に気付いた1匹は尻尾が短く、切れたところから黒っぽい尾が生えてきていた。昨年見掛けた1匹が猫か鳥に襲われ運良く逃げ生き延びたのかと思っていたら別の日に同じくらいの大きさで尻尾がちゃんと生えているヤモリを見掛けた。
まさかこんなに早く再生するとは考えられないと思ったらまた別の日には尻尾切れが出てきたので別の個体と判明した。またこれら2匹より小さい個体もおり3匹のヤモリが夜な夜な勝手口の照明近くで捕食に勤しんでいるようだ。
夜は涼しくなる10月にはもう勝手口に出てこなくなり、冬眠しているのかと思っていたら実はヤモリは冬眠しないらしい。
参考:ヤモリの冬眠について!冬の飼育方法やヤモリが冬眠する温度や場所を紹介!
https://hachuarium.com/gecko/yamori-huyu
11/08(水)お昼に庭に出てみたら自転車置き場のコンクリートの地面にヤモリがいた。すぐに逃げると思い近くを歩いたがピクリとも動かない。死亡しているのかと思いながら定規を持ってきて体調を計ると70mm弱と小さい。記録撮影してから触ってみるとやはり動かない。
11/07(火)埼玉県の天気は最高気温27℃最低気温18℃と寒暖の差は9℃もあった。ヤモリは25℃前後で活動が活発になると言う。この子は昼間の暖かさに浮かれて夜餌を探して出かけたら涼しくて動けなくなり低体温症で死亡したのだろうか?
写真を拡大してみたら体の一部に白い物が付いている。どうやら脱皮した直後の様だ。脱皮後に気温が下がったのがストレスになり死亡したのか?まるで生きているかのような綺麗な死体を前に謎は深まるばかりだ。
しかも隠れる場所もないコンクリートの上と言うのも不思議だ。暖かい場所を探して移動中に力尽きたとしても夜のコンクリートは冷たいだろう。どこへ行こうとしていたのだろうか?
恒温動物の私でも寒暖の差が大きい昼間は27℃でも暑く感じて体が火照った気分になった。変温動物にとって、特に体が小さい物にとってこの気温変動に適応するのは大変そうだ。
昨年玄関先で見掛けた小さなヤモリなのかもしれないと思いながらこの子を土に還してあげた。
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