コロナ禍以降チケット制になってから運営は入場待機管理が下手になったまま改善されておらず集合場所の西駐車場前は大混乱していた。9:45頃からやっと駐車場の待機列に並ぶように指示が出た。
炎天下で暑いと思っていたら隣の待機列にいた中高年男性がふらついて倒れスタッフに車椅子で運ばれていった。帽子すら被っていないとは暑さ対策不足だったようだ。
電波状況は良く電子チケットは問題なく使え簡単な手荷物検査の後10:30過ぎに展示会場へ入場出来た。例年やすらぎモールから入場口は左右に分かれているのに今回は初めて無条件にホール5に通された。
前回から企業ブースはホール7-8と変更されているので『WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!』ステージへ向かったら無い!「イベントガイド」のフロアガイドを見たら「東宝特撮ワンフェス内企業ブース」内に「7-03-08:グッドスマイルカンパニー」が小さくあるだけだ。
毎回ステージを楽しみにしていたのに残念だ。まあ無いのであれば逆にじっくり企業ブースを見て回れると言うものだ。また「東宝特撮ワンフェススペシャルステージ」も開催される。興味あるステージ3つを観覧した。
参考:「東宝特撮ワンフェス」
https://wonfes.jp/specialsite/news/news-8795/
1)12:20〜13:00『ゴジラアイランド』スタッフトークショー
出演 司会:円山剛士、プロデューサー:今井朝幸、脚本:増田貴彦
私は見たことなかいが、怪獣たちのおもちゃを使った人形劇だったらしい。登場させる怪獣は製品化されている物に限られるので色を変える工夫をして登場する数を増やしたとのこと。上司から女性タレントを登場させるよう指示がありどう使うか悩みつつ役柄を決めたが最後には活躍させることが出来たと語っていた。
2)12:50〜13:30『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』スタッフ・造形トークショー
出演 司会:円山剛士、特撮監督:神谷誠、造形:品田冬樹、スーツアクター:吉田瑞穂、美術:三池敏夫
当初企画としてアンギラス、バラン、バラゴンを登場させる予定で製作を進めていたのに会長からモスラ、キングギドラを登場させるように指示がありモチベーションが下がった。平成ガメラ出戻りチームと東宝チーム間には溝があり撮影時には「ガメラじゃねええんだよ!」と何度も罵声が飛んだそうだ。
上映時は『ハム太郎』アニメと同時上映だったので当時のゴジラシリーズではヒット作になったがハム太郎目当てで来た子供たちは怖がったことだろうと笑っていた。
3)16:00〜16:40『ゴジラ-1.0』ゴジラデザインと造形
出演 監督・脚本:山崎貴、VFX:上西琢也
『三丁目の夕日』が大ヒットしたが続編を作る気がなかった。企画を断るためゴジラを登場させたいと言ったら東宝から承諾が得られてしまった。これがマイナスワンを監督するきっかけになったのだろう、と言っていた。
山崎氏が「上西さんはゴジラ大好きで『シン・ゴジラ』制作に加わり大喜びしていたのに会うたびに目から光が無くなり表情が暗くなっていった」と言えば山崎氏は「監督の要求が、出口の光がまったく見えない真っ暗なトンネルを進む様なものだった」と告白していた。
「-1.0で冒頭に登場するゴジラに傷跡があるが何があの傷をつけたのか?」という質問に対し「これは後のゴジラの高い再生能力への伏線にもなっているのですが、傷跡は東宝の人からの指示です。物語的には何者でしょう?」と続編を臭わせるような答え方をした。
今回は撮影用のソニーα7 IV+タムロン35-150mm F/2-2.8 Di III VXD+HVL-F46RM+ストロボディフューザー+KANI ND2-64 バリアブル Sidepoleの合計約2.3kgセットは持って行かなかった。
それでも日陰となるやすらぎモール2か所のコスプレエリアを見て回った。蒸し暑くさすがに冬とは異なり大型着ぐるみ系はいなかった。日陰とは言え体力消耗が激しそうだ。ホール内の冷房の効きも悪くなる筈だ。
ホール8から1までぐるりと1周しWFを満喫して17:27の電車で帰宅した。京葉線のダイヤ改正でも武蔵野線直通が残っていて助かる。
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