24/06/22(土)から2日間『OTOTEN 2024』と24/07/26(金)から2日間『2024東京インターナショナルオーディオショウ』を観覧した。
「LINN SELEKT DSM」の購入を検討していて生じた疑問を確認したり、「LINN KLIMAX DSM」のネットワークプレーヤーとプリアンプとしての試聴ができたりと満足するイベントだった。
もっとも我が家のIPv6ネットワーク環境でSynology「DS923+/G」が使えるかは試聴機を借りて試した方が良いとのことでメーカーでは導入情報を収集していないことが意外だった。
一方でApple Musicの空間オーディオで配信されている楽曲をDENON AVC-A1HとYAMAHA RX-A8AのDOLBY ATOMOSサラウンドで試聴したことでその魅力を再認識した。「LINN SELEKT DSM」ではこの楽しさを味わえない。
参考:Apple TV でサウンドバーや AV レシーバーを使ってドルビーアトモスやサラウンドサウンドを設定する
https://support.apple.com/ja-jp/102310
Apple Musicを再生するには「Apple TV 4K」が必要となる。それだけであれば愛用のCX-A5100でも使えるのだが「MusicCast Controller」はIPv6対応ルーターとの接続には対応していない。Apple TV 4KとNASは通信速度重視のIPv6で使用したい。未だにアプリがIPv4対応のみとは使い勝手が悪く買い替えを検討したくなる。
参考:MusicCast Controllerのセットアップを行う前に
https://faq.yamaha.com/jp/s/article/000025145
そこで「Marantz AV10+AMP10」に注目する。AV10のネットワークオーディオ機能を確認するとDLNAファイルサーバーに保存されている音楽ファイルを再生可能と分かる。2023年3月発売なのでIPv6対応と思っていたらHEOSアプリはIPv6未対応とのこと。
参考:Amazon Musicでハイレゾ再生できる「HEOS」が超便利に進化してた!
https://kakakumag.com/av-kaden/?id=20912
2024年8月になったが有り難いことにLINN SELEKT DSMとMarantz AV10+AMP10の価格改定の告知は無い。もしどちらかが値上げとなるようなことがあればSELEKT DSM -OA[クラシックハブ+オーガニックDAC+アンプ]とAV10+AMP10の両モデルを取り扱っている販売店へ比較試聴しに行くことにしよう。
またYAMAHA AVENTAGE RX-A8Aは21/05/13発売から3年経過したのでそろそろ新製品が発表されても良いタイミングだ。前モデルRX-A3080は2018年8月発売だった。YAMAHAもDENONとMarantzのフラグシップモデルに影響されてより魅力的なAVレシーバーを発表してくれたら買い替え検討モデルに加えよう。
でもYAMAHA、Marantz、DENONとAVアンプメーカーのアプリはIPv6に全滅だ。LINNは対応したようだが音質が劣化したとのレポートがある。相変わらず我が家のネット環境はルーター2台設置のままなのか…。(T_T)