スキルを上げろとよく言われます。
それ自体は間違っていないと思うのですが、
警備業ではそのまま当てはまるのでしょうか?
具体的には、検定資格を取る。最終目標は指導
教育責任者でしょう。ここまで行けば、管制や
事務所のスタッフとして働ける可能性もあり。
カテゴリ「施設警備〜市役所葛藤編」A社市役所
警備でお世話になったK部長が、給料は僕らと
数万円しか違わないとこぼしていました。
K部長は営業(特に機械警備)で大活躍しており、
市役所警備含めA社躍進の立役者だったのですが
僕がA社在籍中、幹部と揉めて辞めていきました。
理由は諸々でしょうが、僕が聞いた中で一番
大きなものは働きの割に給料が低かったという
ものでしょう。
「給料は能力ではなく相場で決まる」という
文言を聞いた事があります。上記のK部長は
能力と給料は比例しなかった例です。
そこに僕は警備業の限界を感じ始めました。
転職していく会社行く会社で、資格を取れ
(指導教育責任者)と迫って来る。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」の
D社では資格習得に加えて、頻繁に施設を異動
させ経験値を積ませる戦略のようでした。
スキル&経験を積めば、会社にとっておいしい
駒となります。しかし使われる方はストレスフル。
労苦に見合った対価が支払われる仕組みが
ありません。またはその計画(キャリアパス)
を示そうともしません。君に期待している、
の一言だけ。
以前の記事にも書きましたが、疑似餌をぶら下げ
られ馬車馬のように走らされる。この使う側の
浅ましさが警備業界を嫌にしたのです。
もちろん給与だけでなく、人間関係など職場環境の
改善で報いる方法もあります。僕はそういった
会社とは縁がありませんでしたが。
全国CMを流す大手以外で、業界内の相場を知れば
スキルを上げるより、より良い相場の業界を目指す
戦略に出ました。
警備の経験が活きる仕事で、警備業界よりいい相場。
虫のいい話に聞こえるかもしれませんが、僕は一応
辿り着く事ができたのです。
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