僕が警備員を辞めた理由

その施設２級検定持ちの同僚は元事務屋で
、細かい理屈は言うけれど行動しませんでした。



そして彼はB社退職後、地元中堅警備会社
に就職。現場はサウナ付きビジネスホテルの
駐車場警備。



しばらくして、別のB社時代の同僚から彼が
上記の会社をクビになったと聞きました。



詳しい背景は知りえませんが、これまでの
彼の勤務態度から見てある意味当然かと。



厳しい言い方ですが、駐車場警備は難しい
です。交通誘導のセンスや接客スキルも
要ります。お金の扱いもあり面倒です。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
でD社でのホテル駐車場警備において僕も
実感しました。



恐らく、トラブルが起こった時に細かい理屈
を言ってお客様そして会社幹部を怒らせて
しまったのではないか・・・



施設警備２級を持っているのだから別の現場に
異動もさせる方法あったのに、と思いますが
会社幹部の怒り心頭の程が推察されます。



B社時代のツケを一気に払わされた、つまり
焼きが回ったのではないでしょうか。



つくづく人生は等価交換だなと思う次第です。
B社時代は僕にとって理不尽な暗黒でしたが、
乗り越えた先に今の環境がありました。



焼きが回りクビになったその同僚は転職し
別の商業施設で働いていました。



B社時代の約６割の給料です。それでも仕事が
あるだけいいや、と本人は諦め気味に語る。



その商業施設も入札に負け彼は退職しました。
新たに取ったのはその同僚をクビにした会社。



その後彼の消息は分かりません。どこかで警備
の仕事をしていると思いますが・・・