僕が警備員を辞めた理由

まず、タイトルの面従腹背とは
どういうことでしょうか。



うわべだけ従うふりをして、内心は
背いていること。



今回は警備に限らず、職場を姑息に
支配する輩に対抗する策を提案します。



何処にでもあることですが、職場を支配
するために、徒党を組んでローカルルール
を以て、抵抗勢力を抑える。



この徒党を組む人間は、クセというか、
アクの強い人間であり、他人を抑える
事で存在感を発揮します。



二人で一人前だから、徒党を組むのです。
言動は派手で目立ちますが、見た目ほどの
生産性を発揮しない。



上司はそれを知ってか知らずかチヤホヤ
すると、ますますエスカレート。



そんな奴らに好き放題されるのは、
腹が立つものです。現在そんな職場で
働いている人もいるかもしれない。



対処法として、彼らの行いに首まで
浸かり、反撃の機会を待つ。



反撃と言っても、造反するとか
組織転覆を計るとか、そういった
意味ではありません。



相手の言動の矛盾を観察し、ミスした
時に指摘する。上司に報告でもいい。
ミスが大きくなるほど、効果大。



ただしこの方法は、自分にも火の粉が
かかるリスクがあります。攻撃の矛先
が自分に向かないとも限らない。



このやり方は、対立が前提になって
います。職場を牛耳る勢力と対立する
のはリスキー。



そこで、表面上は従いながら支配されて
いるように見せかけて、虎視眈々と反撃
の機会をうかがう。



相手に主導権を取らせるメリットは、
面倒な事でも積極的にやってもらう。
貴方がエースでしょ、と持ち上げ。



上司に信頼されている人が行う方が、
説得力がある、と譲る。決して対立軸
には立たない。



徒党を組む方からしてみれば、いつ
寝首をかかれるか怖いのです。だから
力で抑える。



相手の策略に首まで漬かりながら、
言動の矛盾をチェックしましょう。



突っ込んだところで、見苦しい言い訳
をするに違いありません。



僕は、最大の反撃は退職することだと
思います。目立っている人間が生産的
とは限らない。



逆に協調性を以て従事するほうが、
評価は高かったりするもの。



また、そんな人が辞める事によって
見えない部分をカバーしていたことが
明るみに出る。



よくある、辞めて欲しくない人ほど
辞めていく、というやつです。



カテゴリ「施設警備２〜市役所迷走編」
では、市役所警備隊を徒党を組み牛耳る
コンビが居ました。



隊長Ｉと、事実上裏隊長のＫ。彼らは
クライアント側である、管財課係長
と仲良くなり、権勢を振るいました。



僕は当時副隊長でしたが、実権はすべて
Ｉ＆Ｋに握られ、面白くない日々。



それでも、職務を全うしようと入札に
負け、撤退するまで続けました。



今思えば、途中で辞めてもよかったの
では。



おそらく周囲は「何で辞めちゃったの」
と思ったに違いありません。



そこで遠慮気味に「人間関係で・・・」
と言おうものなら、分かる人は分かる
でしょう。



得意になっている彼らに、一番ヘビーな
鉄槌は辞めること。自分たちのやってきた
事のボロが露呈する感じです。



美味しいところだけつまみ食いして、
目立とうなんて、虫が良すぎる。



あまり勧められたものではありませんが、
自分が縁の下の力持ち的な存在なら、
途中で放り出す形で退職する。



これ、僕が警備時代やってみたかった事。
後は野となれ山となれ。職場を牛耳って
いる人に後は任せましょう。



歪な形で、職場を支配する構図を許した
使う側の管理責任でもあるのです。



大抵、末端が荒れるのは幹部が変だから。
歪な形での支配を許すような組織は、
角を立て過ぎないようにやり過ごす。



そして、チャンスを虎視眈々とうかがい
職場の問題点をそれとなく指摘して
去っていく。



自己責任ですが、退職代行業者に全て
を伝える、という方法もあります。



第三者なら、普段は言えない本音を
ぶつける事も可能です。

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