僕が警備員を辞めた理由

今回は、警備員からの転職で新たな
職場で評価されるためのヒントについて
語ります。



どの職場でも積極性が重要になってくると
見られますが、具体的にどんなアクションが
評価されるのか？



やみくもに出しゃばっては、ただのアホと
思われたり、生産性のない行動をすると
評価を下げたり。



転職先では、ヘッドハンティングでない
限り、一番下っ端からのスタート。



そんな立場で、評価される積極性とは？
それは、誰でもできる仕事を率先して
やること。



電話を取るアクションなどが該当します。
この「率先する」という速さは、
先んずれば人を制すに通じますね。



警備教本でも、報告は巧遅より拙速が
勝ると教えられます。速さが正確性に
勝る場面もあるのです。



僕もそうなのですが、じっくり仕上げて
いいものを上司に出そうとする癖が
あったりします。



それよりも、２割くらいの完成度で一旦
上司に投げて、フィードバックをもらう
方が、生産性は高くなります。



一番下っ端の新入りが貢献するには、
誰でもできる、雑用を率先して行う。



雑用と言いましたが、バカにはできない。
雑用は、判断を養成する訓練を含んだ
アクションなのです。



ここで前職のプライドを捨てて、
虚心坦懐に臨む姿勢が試されます。



どの職場でもそうでしょうが、前職の
プライドを捨てきれず、自分の正義を
押し通す人は評価されない。



最悪なのは、仕事を選んでしまう。
仕事を選べる立場で転職したわけでは
ありませんよね。



仕事を選ぶとは、嫌な仕事や面倒な
仕事を他に押し付ける事。職業人と
しての在り方から見られます。



少なくとも、仕事のできる人とは
評価されないでしょう。



話を戻して、雑用を率先してこなすと
どんなメリットがあるのでしょうか？



先ほど判断を養成する訓練であると
言いましたが、別のメリットもあり
ます。



仕事ができる人は、無駄に消耗しない。
だからこそ、業務の改善点に先んじて
気付いたりするのです。



無駄に消耗しない為には、仕事の内容を
知り、手を抜いても大した影響のない
所では、頑張らない。その判断力を養う。



逆にここ一番と言う時、野球で言えば
得点圏にランナーを背負った投手
よろしく、ギアを上げて投げる。



何が評価の指標となっているか。これを
知り、無駄なアクションを控え余力を残す。
これが仕事ができる人の流儀。



偉そうに言ってしまいましたが、僕はまだ
その境地に達していません。ただ近づいて
いく努力はしようと取り組んでいます。



３０点でも許される仕事、６０点でも
許される仕事というように、トリアージ
するのも能力といったわけです。



評価されるためには、常に１００点で
なければならない、なんて気負っている
と、続きません。



６０点でいい所を、１００点にしようと
躍起になった所で、必ずしも評価は上がる
わけではないのです。



むしろ、余計な事をして無駄な仕事を
増やす奴、という評価になる恐れも
あります。



ところで論語に中庸という言葉が
出てきます。これは何事もほどほどに、
といった意味ではありません。



強くすべき時は強く行い、弱くすべき
時は弱く行う、要するにツボにはまった
行い、ということなのです。



まとめると、警備からの転職とは限り
ませんが、うまくいかなくなる要因は



�@前職の無駄なプライド
�A何が評価の指標となっているか知らない



この２つをクリアするには、最初に言った
ように、誰でもできる仕事を率先してやる。



判断力を養成し、仕事の内容を知り
ツボにはまったアクションを行う。
職場の不文律も知りましょう。



しかしながら上司ガチャに失敗して、
環境が悪ければ、上記を実践しても
効果は薄いかもしれません。



転職は１回で上手くいくのは稀です。
適度なところで、見切りをつけて
損切りする事も考えましょう。

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