自分はもう、人生の消化試合だから
警備員でもするよ、という人がいる
かもしれません。
それならば、警備員より別の仕事を
した方がいい、と提案するのが今回の
記事。
まず第一に、警備員は気楽な稼業では
ないのです。特に交通誘導警備。
壮健な足腰と、繁忙期の過酷な勤務
に対応できる体力は必須。
多くは日給月給制で、雨で現場仕事が
流れれば、その日の稼ぎはゼロ。
還暦過ぎて続けている人は鉄人です。
古希過ぎて続けている人は超人です。
施設警備は比較的安定して給与も計算
できる環境ですが、入札に負けたり
職場異動になれば、先が見えません。
拘束時間の長さから、人間関係にも
大きく影響され、精神的なダメージも
少なくない。
人生を消化試合にしたければ、警備は
向いていない、という事になります。
警備が楽な仕事、という偏見は
@就業がしやすい
A待遇が低い
この2つの要因からでしょう。
就業がしやすくても、続けられなく
ては意味がありません。定着率が悪い
のは、どこの警備会社も悩みの種。
待遇と仕事の過酷さは、必ずしも比例
しないということは、前回記事で紹介
しました。
1人勤務の施設警備で、苦情が少なく、
余程の事がない限り契約が続くなら、
消化試合向きかもしれません。
消化試合?を目指すなら収入はともかく
できるだけストレスの少ない環境を
目指すのがベター。
警備の1人現場も、クライアントや
来客の苦情はあるにせよ、裁量権が
ある程度あれば、働きやすい。
それに近い環境かもしれませんが、
公立学校の用務員。
年度末が近くなるとの募集がある
ケースが多いので、求人をチェック
するのもいいでしょう。
警備と違って、地方公務員(会計
年度任用職員)となります。
数年に一回の公募がありますが、
それをクリアすれば長く働く事も
可能です。
警備より仕事が楽で、時給ベースで
上回る仕事もあるのです。
そのことにまず、気づきましょう。
そして自分は警備しかできないと
いった思い込みを捨てることです。
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