今回は、SNSで見かけたちょっと耳の
痛い指摘について紹介します。警備
からの転職に役立てられれば幸いです。
『人の上に立つ人間は放っておくと
どんどん服が脱げていくものなので
身近に「最近薄着ですね!」とか
「全裸ですよ!」と言ってくれる人が
いてくれないと、裸の王様まっしぐら。
これはほんともう不可避。
それを強く自覚し、身近に率直な意見を
言ってくれる人をだれだけ配置できるか。
そこが大事』というものでした。
戒めとなる意見を言ってくれる人が
身近にいないと、裸の王様になって
しまう。
これは警備に限らず、どんな小さな
コミュニティでも然り。
そんな人が職場を牛耳ってしまうと、
会社にとっても損失ですね。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のC社で、まさに裸の王様がいました。
僕がC社で従事したのは、某商業施設の
駐車場警備。
基本的に3畳ほどの監視室に詰め、
ゲートに立哨する隊員の休憩回しの
際に、交代のため外に出ます。
そこにいたのは職場を牛耳る、自称
監視室の責任者。当時50代半ばで
僕より10歳ほど年上だったか。
彼は部下に対して精神的に辱めることを
習慣にしており、僕もモラルハラスメント
を受けました。
自分の事は棚に上げ、良く言えたもんだ。
ちなみに自称責任者と言ったのは、会社側
から見れば、責任者とは思われていません。
傍若無人な態度の源泉は根拠なき自信。
他人を抑える原動力だったようです。
とは言え、自信は見せかけの張子の虎。
すぐにメッキが剥がれ、正体を
見抜かれます。
心理的専門用語を使えば、自己愛的人格
障害ではなかったか。精神病者に近い。
裸の王様の自覚がない彼は、周囲から
ラオウ(裸王)を呼ばれていました。
裸王のモラルハラスメントを受け続け、
退職を決意しようとした時に、彼の
社会人としてあるまじき行為を発見。
詳細は過去記事「マウントを取り続け
ると」を参照願います。
ラオウに一矢報いるチャンスでした。
退職表明の時に、上司に報告。
まさに北斗神拳究極奥義「無想転生」
発動か。
彼は僕が辞めて半年ほど経った時に、
上司に干され、退職を余儀なくされた
ようです。
元同僚にばったり会った際、
「ラオウは昇天したよ」と聞き
さもありなん。
ラオウは、自分が原因でこうなったと
ツユにも思っていないでしょう。
あくまでもC社が悪い。
上記のように精神病に近いレベルの人と
対峙するケースもありますが
いい歳して自分が見えていない人は
少なくない。僕も人の事を言えた口では
ありませんが。
警備現場という環境は、施設警備では
クライアントがあまり介入しない職場
なら、責任者のやりたい放題になります。
責任者が、社会人としてまともなら
特に問題はありませんが、そうでない
人も、残念ですがいます。
彼らは上司に対して、要領よく立ち回る
のが得意です。故に現場的には問題なく
回っていると思われている。
そこへ僕が上記の行ったような指摘で
ハッと気づいたりするものです。
または、退職者が相次ぐとか
クライアント側まで被害が及ぶ事案が
起こって気づいたりします。
現場の責任者が裸の王様だったら、
どうするか。
人事権のあるその上の上司に相談する
のが一般的でしょう。
しかし上司も深刻な事案にならなければ
腰を上げない可能性があります。
警備なら、辞めるのが一番手っ取り早い。
働く現場なんて、いくらでもある。特に
検定資格を持っているならそうです。
辞める時に、僕がやったように一矢
報いれば十分ではないでしょうか。
さらに落とし前をつけるなら、別業界に
転職して、これまでのしがらみを清算
するのがベスト。
と言うのは、問題ある隊員は排除されて
も、警備業界内で転職するでしょう。
そうなると、また鉢合わせになる可能性
もある。僕も実際体験しました。世間は
狭いものです。
僕が過去記事で、同種異業への転職を
勧めるのは、この理由からです。
裸の王様にやり返すなら、禍根を絶つ。
この覚悟が警備業界以外への
転職だったりします。
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