今回は過去記事「落ち目の現場で頑張るな」
の続きです。少し角度を変えて、自分が
極力すり減らない防御法を語ります。
さて、落ち目の現場の特徴について
上記記事で紹介しました。
根底にある流れとは何でしょうか?
タイトルにあるように「貧すれば鈍す」
具体的にはどういった状態なのか。
落ち目の現場は、予算もなく人も足らず
それでも改善は現場まかせ。兵站(補給)
を無視したインパール作戦か。
結果は見えているのに、いわゆる
敗戦処理投手として、マウンドに
上がるようなもの。
こうなると、もともと組織は矛盾に
満ちたものですが、さらに
トンチンカンな事をやり始めます。
立場の弱い方へ、弱い方へ面倒な事や
やるべきでない事を振ってくる。
警備なら、警備仕様書を逸脱した業務。
酷いのになると、二重帳簿を作れと
言われた現場隊員も。
警備でなくても、労働契約書を逸脱した
業務を命じられたりします。ぶっちゃけ
法に触れるものです。
この状態は、使う側も思考停止して
身動きが取れない。貧すれば鈍す
ですから。
核心を突くと怒り出したりします。
こんな環境では、頑張るほど身を滅ぼし
かねません。多くの場合は逃げるが勝ち。
第一使う側は、責任を取る気はないの
です。うまくいかないのは末端の責任。
使う側には、上手くいく環境を作る義務
があります。それを怠っての言い分です。
対処としては、転職がベストですが
おいそれと次の仕事が見つかるとは
限りません。
自分を守りしのぎながら、転職の
チャンスを待つのが、一般的でしょう。
そんな時、貧乏くじを引かないように
注意しましょう。貧乏くじとは何で
しょうか。
それは、頑張らざるをえない立場に
なってしまうこと。
職場のリーダー的存在です。
僕はかつて、貧すれば鈍すの環境で
職場の責任者をする羽目になってしまい
ました。
潰されると判断した僕は、退職を決意。
ベイルアウト(緊急脱出)的な退避を
せざるを得ませんでした。
そうなってしまった時の、保険も考える
必要があります。失業給付資格の確認は
最低限やっておきましょう。
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