今回は、僕の体験からのものです。
頑張るステージを選びましょうと
いうもの。
落ち目の職場でいくら頑張っても、
侘しいだけ。成果が出ないとキャリア
アップの手ごたえもありませんよね。
責任感の強い人ほど、職務を全うしよう
として、先のない現場で頑張ったりする
ものです。
具体的には、僕の体験を紹介します。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
の頃。
初めて地元市役所警備をゲットした、
地場中小警備会社A社。
入札で安く取ったことが禍根となり、
政治的横やりが入り、次の入札に参加
できない事に。
こうすると、A社はもう一つ会社を作り
入札に参加します。よくある話です。
策を弄しましたが、入札3か月前には
勝負あったようです。
A社は市役所警備隊から、一人営業に
異動させました。代わりに来たのは
施設警備に似つかわしくない隊員。
営業に行った彼は、荷が重すぎると
すぐにギブアップ。そうする内に
入札に負け、市役所を去ることに。
入札に勝てないと分かった時点で、
人事をいじり始めた。それも適材適所
とは言えない人事。
僕は市役所警備のほぼ立ち上げから
従事してきて、副隊長をしていました。
この結末は、侘しすぎる。
このように、先が見えた組織はもはや
頑張る意味のない、トンチンカンさが
目立つように。
市役所撤退後、上司の敗戦処理の失敗
に伴い、干された僕は社長に慰留され
るも、B社に転職します。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
の頃です。
全国系列のビル管理会社であるB社。
警備は主に外資系保険会社ビル担当。
地元に現場は一つだけ。
A社から見て、一見ホワイトに見えた
B社でしたが、リーマンショックで
ブラックの本性を現します。
それ以前に、労働契約書を入社1か月
後に差し替えるような事をやっていた
会社でした。
過去記事「ブラックの始まり」をどうぞ。
僕はB社でも、隊長直属の部下である班長
として従事していました。警備検定合格を
見据えた教育訓練も担当。
ブラック化した職場と、隊長のパワハラ。
ここでA社での経験が頭をよぎります。
こんな環境で頑張って何になる。
さらにB社は、検定受験について積極的
ではありませんでした。訓練を行う
部下からも「これをやって何になる」
僕は、退職を決意しました。同僚からは
リーマンショックの後とは言え、辞める
のが早すぎたねと言われていたらしい。
自分のキャリアに資さないと判断したら、
辞めたっていい。頑張りの受け皿自体が
無いのだから。
ここまで紹介してきた中で、頑張る
意義のない、職場の特徴はどんなもの
でしょうか?2つ挙げます。
@衰退の原因が、上層部のエゴである
組織は理不尽なものですが、それに輪を
かけて、トンチンカンな上層部のエゴが
渦巻いて見えるものです。
A一緒に頑張る「盟友」がおらず
孤立無援である
敗戦処理であっても、切磋琢磨しながら
励まし合う存在がいれば、頑張る意義が
あると思います。
僕はA社でも、B社でも孤立無援でした。
仲間こそ、財産と観ます。退職後も付き
合えるのではないでしょうか。
最後に、頑張る意義のない職場であって
も、若くて(20代・30代)で何かをやり
遂げた事がないなら、全うする意義あり。
警備なら、現場が入札に負け撤退するまで
従事する。
侘しい想いをしても、キャリアとしての
経験になります。肥やしになるという
べきでしょうか。
他人のエゴの犠牲になり、侘しい想いを
しても、リカバーできる年齢という事が
条件です。
40代以降なら、自分の幸せに資する
生き方を選んだ方が、人生豊かになり
ますね。
その年齢域に達すると、従事する組織の
行く末について、ある程度読めるように
なります。
現場組織の先が読めたなら、見限って
新天地を目指す。
警備でなくても、歳を取ってから後悔
しないためにも、先を読んで人生の
危機管理をしたいものです。
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