今回は、転職を志して行動している
のに、今一つ手ごたえがないという
状況への、答えの一つになります。
僕もこれに留意していれば、もっと
早く警備からの転職を達成できた。
今なお、身につまされます。
結論は、タイトルにあるように
「他人の時間を奪う」こと。
転職も自分を売り込むビジネスと
考えると、仕事運を下げる行為は
NGです。
仕事運を下げるのは、やるべき事を
やっていないのが真っ先に考えられ
ます。
こう言うと、自分は巡回などの
ルーチンワークも手を抜かず、
報告も遅滞なくやっている。
会社からは期待され、リーダーシップ
も発揮しているのに、なぜなんだ。
確かにやるべき事はやっているでしょう。
しかしながら、それ以上に生産性を
下げる事をやっている可能性も。
それが他人の時間を奪う行為では
ないでしょうか。
厳しい事を言ってしまいましたが、
僕も過去にやってしまっていたのです。
相手がやりたい事があるのにも
かかわらず、無駄話を続けて行動を
制限する。
会話の本筋から外れた内容や、
自分本位の話を続け、時間を無駄に
奪う。
把握している情報を共有や伝達せず、
結果相手にとって、意味のない行動を
させてしまう。
こんな行為をする人、あなたの周りに
いませんか。
警備では相手にマウントを取る手段と
して、やっている人もいるでしょう。
過去記事「ギバーとテイカー」で紹介
しましたが、テイカーは搾取する人。
何を搾取するのでしょうか。
ズバリ、相手の資産です。
資産は金銭だけではありません。
時間や、体力も資産なのです。
それらを(無意識であっても)
奪う。
相手の時間を奪う人の特徴として
話をしている最中に勝手にどんどん
気持ちよくなっていく。
そんなくだらない欲求があるのです。
自分がイクことしか考えていない。
警備、特に施設警備ではこういった
シーンを見る機会が少なくない。
こういう人は転職も考えないでしょう。
自意識過剰で失敗するのがオチ。
ちなみに相手の時間を奪う行為で、
最も強烈なのは、電話。
かけた相手を拘束するわけですから、
緊急度や、タイミングを考えないと
いけません。
ビジネスでの電話は、3分以内に
収めろ、といった指導も聞きました。
ここで僕なりに、相手の時間を奪う
行為を抑えられないか、という行動を
紹介します。
根底にある思想は「人間はミスをする
生き物だ」というもの。最初に勤めた
会社の上司から言われた言葉。
他部署から借り物をした時に、帳簿を
返却直前にもう一度チェックする。
記入した時に、チェックはするのですが
漏れ抜けがあるかも知れない。
他部署の人の話によると、チェックして
いない人がいて、確認のために仕事を
抜ける羽目になったそうです。
返却する際は、現状回復というか
漏れ抜けがないように努める。
このアクションは、僕が警備に従事
するプロセスで磨かれました。
たかが帳簿?で、後で確認すれば
いい事なのですが、生産性を
損ねていることに変わりはない。
こんな事が積もり積もって、仕事運・
ビジネス運を、下げてしまっている
と思いませんか?
注意してくれる人もいるでしょう。
社会に出たばかりの新人ならともかく、
いい年になれば、それもレアです。
自分の知らないとところで、誰かが
尻拭いをしているかもしれない。
少なくとも、そういった人たちには
謙虚でありたいものですね。
最後に、相手の時間を奪うテイカーに
ならないためにはどうすればいいか。
相手の立場や状況を考える、そんな
想像を働かせてみる。
想像力を鍛えることが、ビジネス運
や仕事運を上げる一助になります。
想像力を鍛える、と言うと漠然と
していますが、手段としては単純
です。
それは「相手に関心を持つ」こと。
アンテナを高くする行為に似ています
が、バラボラアンテナを相手に向ける。
こうする事で、相手の状況はもちろん
気持ち(一部ですが)も見えてくるの
ではないでしょうか。
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