今回は、警備のみならず転職成功には
計画性が大事、という話をします。
もっと言えば、今の環境において
人間関係に留意する、ということ。
これは無軌道な批判が思ってもみない
ところで、足を引っ張る原因になる。
もちろん、警備の立場で仕事をしていれば
上司や同僚は言うに及ばず、クライアント
側の批判もしたくなるもの。
だからといって、漏れ伝わるのを想定せず
自分の言い分ばかり、言っていいので
しょうか?
自分の事は棚に上げ、他人の批判ばかり
する人は、「そういうお前は何だ」と
返されたら、どうするのでしょうか。
警備では清掃や設備など、社外の人間も
働いています。情報は駄々洩れになって
いると思うべし。
生産性のない、無軌道な批判はやがて
自分の評価になって返ってきます。
お前は大したことないんだよ、と。
警備の先を見据えているのなら、どこで
誰の縁と触れるかわからない。
話は少し脱線しますが、大企業や公務員
などの大きな組織で働く人は、こちらの
言い分があっても、下手に喧嘩できない。
それは、喧嘩した相手が将来自分の上司に
なる可能性があるからです。
こういった先を見る目、この人には将来
係わりがあるかもしれない、と想定して
行動することは、転職では重要です。
警備に長く居ると、他人を力で抑える
事が正義のようになる事もしばしば。
権力闘争の中にいれば、特にそうでしょう。
しかし、将来を想定し、無軌道な批判を
慎むことが、より良い転職に繋がる。
言い換えれば、警備業界を如何にきれいに
「卒業」できるかが、次に行く職場環境
での、立ち位置を決めます。
恨みを買ったり、ヒンシュクを買ったり。
辞めた後もアイツは・・・なんて言われる
人は、転職後もおぼつかないのでは。
要領のいい人は、一見うまくやっている
ようでも、敵は意外に多い。
古臭い話ですが、僕は「筋を通す」
「義理を果たす」生き方が好きです。
まだまだ実践はできていませんが。
筋と言っても、多くは曲がったり折れたり
しているのが現実です。自分のできる
範囲でいいのです。
大丸百貨店創業者の店是「先義後利」と
いうものがあります。
出典は儒学の祖の一人、荀子から。
義(正しい人の道)を先にして、
利(人の欲:利益追求)をする者は
栄えるというものです。
警備の仕事で評価されながら、冷や飯を
食う羽目になる人は、先義後利の精神が
あるのではないか。
自分のやり易い方法よりも、お客様や
クライアント側を慮って行動する。
同僚と衝突するでしょう。
警備業法に基づく主張であっても、
周りの反対で潰されることもあります。
そのやり方は「固い」などと言われ。
同僚の反対に合い、彼らを気に入る上司
から干され、冷や飯食いに。僕も経験が
あります。
僕はそういった警備業界でのわだかまり
を、時間をかけて清算していきました。
警備でついた人間関係の垢落としです。
時間をかけるのが嫌なら、戦略的に動く
のは必須です。計画性と言い換えていい。
この人には将来お世話になるかもしれない。
顧客側になるかもしれない。この手の配慮
は、スキル以上に大事かも知れません。
警備に限りませんが、戦略性・計画性に
欠ける転職は、上手くいかないもの。
将来自分を取り巻く人間関係がどうなるか、
先読みして行動する。余計な角は立てない。
要領のいい人は、目先の事については
立ち回りは上手いけれど、長期的に
見ればどうなのか。
他人の恨みやヒンシュクもセットになって
いれば、いずれジリ貧になっていくはず。
生産的でない、無軌道な批判を慎む。
これを実践するだけで、社会人として
ステータスが上がります。
加えて行きたい職場の情報を集め、
必要な資格を取得するなど、スキル
アップに努めれば目標に近づく。
求人検索し、応募、面接、採用される
ばかりが転職ではありません。
転職したいと思った時から、すでに
転職活動は始まっているのです。
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