僕が警備員を辞めた理由

警備員がイヤで転職したい・・・
僕の知人にも、そういった人が何人か
います。



今回のテーマは、警備員からの転職に限り
ませんが、辞める事がゴールになってしまい、
転職に失敗するのを未然に防ぐヒントです。



転職を志すのは、現状に不満があるから。
この不満の裏にあるものを突き止める。



不満とは、満たされない感情であって
どのように変わったら理想なのでしょうか。
警備で抱きやすい不満を挙げていきます。



給料安い→給料が上がったらどうしたい
のか。何を買いたい？



長時間拘束が辛い→労働時間が減ったら
空いた時間で、何をしたいのか。



この上司がいなければ→嫌いな上司が
いなくなったら、どういう気持ちになるか。



社会的ステータスが嫌→他人の見る目が
違って来たら、交際をどう変えるのか。



上記のような不満が改善したら、自分は
どうしたいのか。いやそれ以前にどんな
気持ちを感じるのか。



警備員からの転職を試みる前に、ぜひとも
不満の正体を突き止める、心の点検を行う
ことをお勧めします。



何を実現したいのか？も大事ですが
叶った時にどんな感情を抱くか、これが
より重要です。



現状は過去の自分が作り出したもの、と
考えるならば、これからの未来に向けて
良い感情を持って作っていくことも可能。



求人票を見る時、上記のような感情を実現
しそうな感じがするか。この感性を磨く
には、不満の正体を突き止めるのが有効です。



なぜならば、待遇や労務管理的な事ならば、
求人票である程度見て取れるのですが、その
他、特に人間関係は洞察の域でしかありません。



転職は、会社ガチャ→部署ガチャ→上司ガチャ
といった三段構えになっています。



会社や部署は選べても、上司や人間関係は
選べません。



人間関係が嫌で転職したいのであれば、
人間関係が改善した時の感情で心を満たす
事が、良い環境に行く秘訣でしょう。



新しい環境で自分は何を感じたいのか。
給料が上がった、労働時間が減った、
人間関係が改善した、そんな喜びや感謝。



不満と言うものは、どんな環境になっても
恐らく永遠に消える事はないでしょう。



しかし、一見ネガティブに見える不満と
いう感情の正体を突き止めることによって、
人生を改善する肥やしになったりします。



なので、これだけは嫌といった強烈な感情
を持っている人の方が、改善する可能性が
高い。



僕は警備業界自体が、嫌で嫌で溜まりません
でした。とにかく警備業法の縛りを受けない
仕事に就きたかった。



警備業界から離れて、仕事をする自分が抱く
良い感情について、無意識にでもフォーカス
していたのでしょう。



最後に、まとめとして留意点を紹介します。
不満というものは叩きつけるものではない。



これはどういう事かと言えば、例えば上司
に対して、憎しみの感情を叩きつけるのは
人生にとって生産的ではない、ということ。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」で
パワハラに耐え兼ねた僕は、辞める時に隊長
に対して、毒を吐きました。



隊長はさぞ凍り付いたことでしょう。僕も
してやったり、でしたが次に転職したC社で
さらに輪をかけた、酷い上司に相まみえ。



ボロボロになった僕は三か月余でC社を去る
羽目になってしまいました。



当時は人間関係の悪い流れを断ち切れずに
いたのです。この流れを変えるために次の
カテゴリ「暗中模索編」で奮闘します。



不満の感情を外部に叩きつけると、大抵
自分に跳ね返ってきます。不満の程度や
理不尽さによりけりですが。



不満という、外部の事象に対して怒りを
叩きつける行為をやってしまうと、もっと
大きな不満が押し寄せてくるリスクが。



そういった心の負債は別の方法で対処しま
しょう。好きな事をしてストレス解消も
悪くない。



不満の正体を突き止め、それが改善した時の
感情を大事にし、メンタルを整える事が、
転職の成功確率を上げる鍵となります。

アンケートサイト i-Say
↑Check it now!