僕が警備員を辞めた理由

警備員からの転職を決め、職探しをする。
ハローワークに行っても、求人雑誌を見ても
めぼしい求人がない。



僕もこんな悶々とした日々が、続いたことが
ありました。



紆余曲折を経て何年もかかってしまいましたが、
これに留意すればもっと早く達成できたのでは
ないか、という話をします。



ただ、目標達成には個人のみならず社会情勢も
関わってきます。



行きたい職種の求人が出ない、そんな時期も
あるでしょう。個人のタイミングに加え、
社会のタイミングとかみ合って成就します。



結論から言うと、最大の敵は「焦り」



焦りは不足感の最たるもの。これがイヤ
だから、転職を志しているのですよね。



焦って本業である、日常業務が雑になって
しまう。焦って求人の落とし穴に気づかず
応募してしまう。



焦りという、最大の敵である感情を抑える
には、どうすればいいのでしょうか。



それは、気晴らしにやっている事が鍵なの
です。好きな事と言い換えてもいい。



好きな事、気晴らしにやっている事で悪しき
感情を退治していく。



だけれども、拘束時間が長すぎて気晴らしも
ままならない、という人もいるでしょう。



加えて、業務の合間を縫ってハローワークに
通うのもかなりの負担です。インターネット
サービスで求人検索はできます。



僕がやったのは「時間をつくる」事でした。
カテゴリ「暗中模索編」で入った職業訓練は
その最たるもの。



警備に在職しながら、時間を作るのは
かなり難しいです。なぜなら人事権を
コントロールできないから。



運よく、過酷でないシフトの職場に異動
できても、人事の都合ですぐ別の現場に
異動、何てことも良くあります。



長時間拘束や人間関係でメンタルを削ら
れれば、気晴らしにする事もおっくうに
なってしまう。



僕のように徹底的に痛めつけられ、一敗地
に塗れる状況までいったなら、職業訓練一択
です。



焦りもそうですが、人間機嫌の悪い時に
決断し踏み出した一歩は、大概ロクな
結果になりません。



こうなると一切合切「リセット」しか
ありません。職業訓練は人生のリセットを
促すいい機会です。



退職時の感情が、次に行く環境に影響する。
カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」で
僕がブラックB社→C社に行ったように。



しかし職業訓練というリセットを行えば、
メンタルを整えて再チャレンジする事が
できます。半年間のコースがお勧めです。



長時間拘束で、身動きできないなら
まず時間を取れるように望むことです。
職業訓練といった手段に気づいたりします。



まとめると、目標達成にとって最大の敵は
焦りである。



焦りの感情は、気晴らしや好きな事をする
事で相殺することが可能。



しかし、そのための時間を取るのも
ままならない事もある。



思い切って環境を変えるのも手。リセット
の手段として職業訓練を上手に活用しよう。



最後に一つ、留意点を言います。
焦りは悪感情と言いましたが、これに
気付いていないケースもあるのです。



業務をこなし、転職活動も行うせわしなさ
の中で結果が出なければ、焦るのも無理は
ありません。



焦りに気づかず悶々とし、何でうまく
行かないんだろう、と思ってしまいます。



そんな自分を客観視し、焦っている自分を
認めてあげて下さい。これに気づくのが
改善の第一歩です。



環境を変えるには、自分の内面を変えるのが
効果的だったりします。そして少しねじを
緩めて、気晴らしをしましょう。



ここまで書いてきた事は、チャンスに気づき
やすい自分を作ることなのです。



メンタルが良くないと、気づきも得られず
タイミングもチグハグになってしまいます。



以前の記事でも書きましたが、転職は
「気づきと縁」なのです。



悪感情で満たされていては、それを感じる
ような、縁や環境を引き寄せる可能性が高い。



できるだけいいメンタルを築いて、それを
感じる縁を引き寄せましょう。

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