C社であったこと。
ブラック企業C社入社直前に、商業施設の
駐車場警備をだまし討ちのように命じられ、
とりあえず働く事に。
詳細は上記カテゴリを参照願いますが、
駐車場警備はいろんなお客の相手を
しなければなりません。
出庫時に、館内にある事前精算機は五千円札
や一万円札を使えますが、一番出口の精算機
では紙幣は千円札のみしか使えない。
精算機から呼び出しボタンで対応に行くケースで
多いのが、両替対応。監視室には両替用の現金を
預かっていたりします。
監視室に詰めている時は、お客様のクレーム
対応でいるようなものです。
休日など、出庫車が増えて混雑が精算機の
能力を超える場合が多く、人海戦術に
切り替わる。
事前精算機を使用済みのお客様は、精算機
に駐車券を入れると支払いはなく、そのまま
バーが開き出庫できます。
そこで精算機の所に立って、バーを予め開ける。
お客様の駐車券を確認し、採算済みなら駐車券
だけ回収し、出庫してもらう。
未清算なら、精算機に駐車券を入れて表示された
金額を預かり、精算機に入れ必要なら領収書を
渡して出庫してもらいます。
この一連の作業をする度に、駐車場警備は接客の
要素が少なからず要る、と感じました。
勘違いで突っかかって来るお客様をなだめながら。
この手の精神労働は思いのほか削られる感じが
します。労働時間が長いのもそうです。一日
13時間拘束。
当務のある施設警備なら、24時間拘束され
ますが、休憩を適度に挟み仮眠時間もあり
ました。
しかし上記の駐車場警備は、休憩時間なんて
あってないようなもの。それでいて1時間
休憩時間としてがっつり引かれていました。
三か月ちょっとで辞めましたが、労働時間
以上に疲労感が多かった。労働時間的には
以前のB社より減ったにもかかわらず、です。
C社はB社以上に、労務管理は適当でした。
別の施設で、超過勤務分を払わず問題になった
とも聞きました。
適当な現場を管理するのも、また適当な労務
管理の会社なのか・・・現場で頑張るだけ損
、いや搾取される。
そんなC社でしたが、最後に僕が駐車場監視室
に一人で詰めている時に起こったエピソードを
紹介します。モニター監視中の出来事。
担当した商業施設の駐車場は、自走して上の階
に上り、一周して出口(精算機)まで降りて
来ることができます。
上りのレーンと、下りのレーンは別になって
います。この辺は一般的でしょう。
ある時、若い女性の乗った軽自動車が入庫して
上の階に上がっていきました。
数分後、その軽自動車が精算機のところまで
降りて来た。駐車する気はなかったようです。
その軽自動車は、前車にぴったりくっついて
出庫しようとしました。
前車が出庫すると、バーが降りてきます。
そこへ軽自動車が続きました。
僕が「バーが折れる!」と思った瞬間センサー
が感知したのか、下りて来たバーが再び上がり
事なきを得ました。
このカルガモ走法、高速のETCを突破する不正
行為としてニュースになったりしますが、この
ケースはちょっと違いました。
担当した駐車場の精算機は、入庫から数分以内に
出庫すれば、課金されない仕組みになっています。
これは間違って入庫した車への配慮なのでしょう。
故に、カルガモ走法を行わず精算機に駐車券を
入れても、そのまま出庫できたはずです。
結果オーライでトラブルにはなりませんでしたが、
このような危険な走法はするものではありません。
気のおけない駐車場警備の一コマでした。
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