ONE TEAMよろしく結束しないと
いけない。
ONE FOR ALL!
ALL FOR ONE!
一人は皆のために!皆は一人のために!
なのですが、今日はそれがネガティブな
方向に出てしまった話をします。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の
頃でした。Nという比較的若手の隊員が
いろいろなチョンボをやってくれました。
2018‐5‐27記事「検定合格者、N隊員」で
紹介しましたが、なんともトンチンカンな
行いが周囲の心配の種だったのです。
それがスペシャル事案となって実現したの
です。ある日曜日に起こりました。
市幹部が山の視察に行くからと、4WD車
を2台守衛室前に待機させていました。
市役所守衛室前には数台止められるスペース
があります。平日は業者納品に使われます。
他の車が入って来ないよう、入口に手で運べる
看板を出していました。市幹部は一旦庁舎内へ。
警備員は監視業務の一環として、見張って
いなければなりません。Nは守衛室のTVに
見入っていたのでそれは起こりました。
ある業者が打ち合わせか、その看板を自ら撤去
し、4WD車の前に駐車した上降りて去って
行ったのです。
その直後、運転手同伴で市幹部が庁舎から
出てきましたが出発できません。
警備員Nと組んで仕事をしていた守衛さんが
業者の車を移動させ、4WD車は出れたのです。
この不手際に市長は激怒しました。
市長からその業者の名前を教えろ、という
お達しがあったのと同時に、守衛室前に
止める車は記録し許可証を発行するように
なったのです。
警備員Nが業者車が進入してきた時に
気づいて用件を聞き、少なくとも4WD車
の前に駐車しないよう指示すれば良かった。
それを怠りTVに夢中になるから、他の
隊員の負荷が増えてしまう。
警備会社によっては、Nは市役所警備から
外されていたでしょう。一人の怠りによる
ミスが警備隊全員に波及する事案になった。
僕は始末書を書かせても良かったと思って
います、しかしNを市役所に入れた上司
Y課長の責任にもなるので、異動はおろか
お咎めもなし。
上司とのしがらみも絡んだ、現場のお荷物的
な隊員に悩む責任者は少なくありません。
この手の葛藤が嫌なら、もう少しましな
環境を目指すしかない。僕が警備業界から
出る原動力の一つでありました。
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