前回の続きですw
まず、コノ柏崎刈羽原発をいったん整理してみましょうw
立地的には新潟県柏崎市と、同県刈羽郡刈羽村にまたがる、アノ東電の原子力発電所で1号機から7号機までの7基の原子炉を有し、総出力:821.2万kW、世界最大の原発、というコトになります。
この原発は柏崎市の市長は廃炉推進、刈羽村の村長は原発推進、そして反原発だった米山前知事はハニートラップで退任。退任後の新知事は方向性検討中と言うステータスでして、三つ巴の様を呈している状況ですw
当方的には思う部分は多々ある原発ですが、それは最後に書くとして、実際に行ってみて、一体どんな原発だったんでしょうか、その模様をUPしますw
まずは、具体的な立地です。
上越市と新潟市の中間にある感じですね〜。もう少しズームUPすると、、、
なるほどなるほど。つまるところ、この原発のせいで、海沿いの道は封鎖されていて、迂回せにゃならん、とゆー感じになっちゃってますw サスガ世界最大。広大な敷地面積と海洋地域を何故か東電とか言うイチ企業が勝手に使っている、という状況が手に取るように分かりますねw
ということで、実際に行ってみましたw
海沿いの352号線を快調に走っていると、何やら巨大な建造物が見えて来ましたw
おぉぉ〜、例のヤツです!
海沿いはココまで。強制的に迂回させられますw
コノう回路。チャリにはきついんですよね。左にはまるでベルリンの壁のごとく、バリケードフェンスが延々と続いていますw
長い道のりを走っていると、、、
刈羽村に入ります。この原発は柏崎市と刈羽郡刈羽村にまたがって立地しています。
頂上付近に原発の入り口があるようなんですが、何かが見えてきました。
ん?白線が引いてあり、何か書いてあります。
な、なるほどぉ。ココは俺らの陣地だから勝手に入んなよ!という感じですね。イチ民間企業がこんなにエラソーな感じでいいですかね。しかしw
入口に向かって連なっている、厳重なバリケードフェンスや監視機器の数々。コレがこの広大な面積の土地をグルっと一周しております。太陽光発電所の簡易フェンスなどゴミみたいなもんですね(笑)
まあ、テロ対策で厳重にしていただけるのは何よりなんですが、コレに大勢の警備員もセットなわけで、一体どれだけ金かけてんねんw 他にも防潮堤を作ったりとか追加電源入れたりとか、格納容器補強したりとか、安全対策をしてるんでしょうが、この期に及んで、”原発の方が低コスト”と言っている輩がいること自体が、本当に、本当に信じられませんね。もう、人知を超えた何かがソコにある、という感じですw
というコトで、入り口をコソっと激写して参りました。他の原発でもそーなんですが、写真撮ると怒られるんですよ、何故か。何故なんでしょうかねぇw
いやー、物々しい。ただ、許可証がある車両は実はサクッと入れちゃったりしているようです。コリャ、百戦錬磨のテロリストに狙われたら楽勝カモ、というのが当方の所感でございますw
ということで、原発に近づくのはここまでが限界だったんですが、走っていると、何やら東電の施設がありました。
反原発のオジサンとかは入っちゃダメとの事。おぉ、コレは例の施設ですね〜
柏崎刈羽原子力発電所サービスホールというヤツで、他の原発にもよくある付帯施設ですね。原発は安全安全、安心安心と、情報弱者を洗脳する施設、となりますw
さて、早速入ってみましょうw
中はこんな感じw
まあ、他の洗脳館と一緒で、原子炉内に入れます的なヤツですねw
コレが原発施設の全体像(模型)となります。敷地が広大ですね〜
ニュースアトムという機関誌。洗脳記事で満載w
発電所内のガイドツアーもあるそうです。新潟県の皆さん、一度如何でしょうか?
さて、ココで一つ思うところを書いてみたいと思います。まさに上の写真の海の水と原子力発電所、というお話なんですが、原発はソノ核分裂により超高温になった蒸気を使ってタービンを回して発電しているんですが、その蒸気を海の水を使って冷却しています。上の図の通り、原発が稼働すれば、海水を毎日毎日その水温を7度上昇させる、というコトなんですが、本件冷静に考えてみましょう。
”原発はCO2を出さないクリーンエネルギー”
”故に地球温暖化には関係ない”
と、ゆーよーな論調が原子力ムラから度々発せられるんですが、確かにCO2は直接出しません(建造物の製造過程ではガンガン出すんですがネ)。ただ、ちょっと待ってください。地球温暖化って、CO2の排出による海水温の上昇が大きな、いや、メインと言ってもいい起因になっている筈です。アレ?原発って海を温め続けてんじゃん!というコトは、実は冷静に考えれば小学生にも理解可能なお話であって、つまるところ、原発が稼働しまくれば、地球温暖化にバリバリ寄与してしまう、という形になろうかと思います。
ただでさえ、異常気象に晒されている、日本ですが、例えば日本中の原発が再稼働しちゃうとどういう気象状況になりそうか、、、うーん、本件について言及されている方や組織が余り見受けられないのが個人的にはヒジョーに危険かと感じております。
その地球温暖化貢献設備、ですが、具体的な模型があったので見てみましょうw
どーですか、皆さん。右側の取り込み口から大量の海水を取り込んで、7度も温度上昇させて左側の排出口から排出する、という仕組みになってます。この排出口付近では巨大アワビや巨大サザエ、そしてココでは生息しないはずの熱帯魚が生息してしまう、というコトになるようです。稼働停止したら死滅しちゃいますけどねw
こーゆー自分の都合の悪い部分は何にも言及せず、ひたすら安全安心を繰り返すスタンスって、一体何なんでしょうかね?しかも一度事故を起こしている張本人が、ですからねw
次、原発から出る大量の廃棄物は、、、
このアブナソーなドラム缶に封入され、保管、管理されるそうです。原発はソノ運用の過程で、特に廃炉になると、何ですが、こー言った無数のドラム缶が出現してしまいます。当然そのコストは原発の発電コストにカウントされておりません。ていうか、ソモソモ、核燃料廃棄物という核のゴミ本体の処理コストも全く算入せず。これらの廃棄物が無害化するまで10万年かかるわけで、年間の処理、保管コスト掛ける10万年ですからね。恐らくそのコストは天文学的な数字になるハズですw
さて、洗脳館の最上階に行ってみましょうw
広大な森林の中に、巨大な鉄塔が林立してますが、その中に、、、
うっすらと原発建屋を確認することができましたw
ということで、ソロソロお腹いっぱいなので、帰ろうとした所、、、
どうやらこの発電所、原発としてその発電規模が世界一というコトで、ギネス認定を取った、とのことです。
うーむ、何という汚らしい認定でしょうか。ソンだけ核のゴミを出したんだし、海水を温めて地球温高に貢献した、というコトですよね。そちらサイドにもフォーカスしてもらいたいものですw
ということで、柏崎刈羽原発の視察の模様でございましたw
皆さん、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
最後に一言、あるとすると、日本の原子力政策で海外に日本産原発を売る、というお話があり、ご存知の通り、世界各国からそっぽを向かれ、全滅しましたw
絶対に安全安心、日本の原子力技術は世界一じゃ〜、、、っと言っておきながら、高速増殖炉もんじゅは成果ゼロ、そして何より、3.11のこっぱずかしい世界最悪クラスの原発事故を起こした国の原発をいったい誰が買うんでしょうか?何故買ってもらえると本気で思ったんでしょうか?
史上最悪の食中毒を出した店が、モー安全になったから、この食材はたぶん大丈夫。美味しいですよ〜、安全対策で値段は倍になっちゃってるけどw
と、ユーよーなもんです。こんな説得力の無い、キケンそうでコスト高の原発をいったい誰が買うんでしょうか?それを国策として進めちゃう国って一体どーなっちゃってるんでしょうか?
そー言ったようなお話を、今回の柏崎刈羽原発に当て嵌めてみましょう。
絶対安全、絶対安心と言っていた福島の原発が大事故を起こしました。
誰が言っていたかというと、誰がやらかしたかというと、東京電力株式会社、です。
その東京電力株式会社が、手前で事故を引き起こした福島原発が全くの解決が見えていない中で、バカの一つ覚え的に柏崎刈羽発電所は絶対安全、絶対安心とか言って、再稼働に躍起になっちゃっている状況です。
ソレを受けて、原子力推進委員会、もとい、規制委員会は先日、コノ原発の再稼働オッケーを出してしまいましたw
皆さん、コンナンありなんでしょうか?
福島の事故もマダ解決の糸口も見えてないんですよ?
汚染水タンクも無限ですよ?
いつまで冷却するんですか?石棺にしないんですか?
いまだにデブリも触れてないんですよ?
しかも、故郷を失って避難されている方も大勢いるんですよ?
日本の、そして新潟県の皆さん
こんなアホな話はございません。
柏崎刈羽発電所など、即刻廃炉。
議論の余地はございません。
答えはコレしかないはずです。
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※編集後記※
最後に一言、と言っておきながらまたしてもタップリ書いてしまいました。
決してポジショントークではなく、原発の話になると不条理すぎてついつい熱くなっちゃうんですよね。
いやー、日本ってこんなんでイイんですかね。しかし。
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