今日の東京はあいにくの雨模様

まあ、たまには雨もいいですね

さて、出力制御についてイロイロ書いてきたんですが、ぶっちゃけ東電でどのくらい抑制されそうかのシミュレーションをしてみたいと思います☼
以前記事にしました通り(ココ)、出力制御には大きく3つのルールがあるんですが、本ブログの読者さんはほぼほぼ新ルールかと思います。
新ルールとは代理制御で最大で年間360時間抑制される、という形になります。
コノ、年間MAX360時間でどのくらい抑制されるの?
その結果どのくらい売電額が減ってしまうの?
という点が気になる部分なんですが、コノ計算が難しいぃ
というコトで、コノ360時間が最大限入ってしまった場合、つまり、一番おいしい時間帯に360時間入った場合、という形にてシミュレーションしてみたいと思います。
まず、条件的には一般的な低圧北関東案件で、過積載、PCS約50kWとしましょう。
一番おいしい時間帯に360時間入る、ということは、ピークカットが発生している時間帯に360時間入るというコトで、例えば一日の、ピークカットアリ時の売電曲線を見てみると、、

コンナ曲線になっているわけで、このような日に9時から14時に制御が入ってしまうと、最高効率で抑制されてしまう、という形になります。
では、1時間当たりどのくらいの金額になるんでしょうか?
ピークカット時はパワコンフル稼働しているので、発電量は約50kWh。
後は売電単価を掛け算するだけなので、仮に18円単価とすると、1時間の抑制代金は、、、
50kWh×18円×消費税10%となり、、、
約1000円
となろうかと思います。
で、コレが1年間のウチに360時間入ってしまうので、年間の合計金額は、、、
36マン
という単純計算が成り立とうかと思います。
で、コノ発電所が年間税込200マン売り上げるとしましょう。
抑制によって36マン失われるので、その損失率は、、、
18%
になろうかと思います。
フムフムなかなか現実に起きてしまいそうな数字が出てきた感じです☼
コノ18%という数字は単価を変えても、相似形なのでほぼほぼ変わりません。
なので結論を言うと、、、
東電の新ルール発電所は出力制御によって年間最大18%の売電減少が起こる可能性が高い
というコトになろうかと思います。
ただ、ちょっと注意してほしいのが、最大18%という点です。
毎回ピークカット時を予想して全部的中させることは不可能かと思いますので、実際のところは10%くらい減少する、という感じなのではないでしょうか。
というコトで、皆さん、いかがでしょうか。
それほど大したことないじゃん!という方もいるかもですし、や、そーとーキツイ!という方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしましてもコノ最大18%という数字は頭に入れておきましょう☼
引き続きガンガン行っちゃいましょう~☼
※応援クリックよろしくお願いします~


当方へのコンサル支援のご用命はメール(tokyonomadclub@gmail.com)までお願いします☼
※編集後記
あ、ただ当方の計算が間違っている可能性もありますので、あくまで泡沫発電家の単なるシミュレーションというコトで参考程度にお願いしますね~☼
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image