おはようございます、アントレです！
西日本の大雨で各地に被害が出てるようですね。
皆さんの発電所、大丈夫でしょうか。
アントレも鹿児島発電所も心配なのですが、検針票が来るまで動けず。。。うーん、もどかしいｗ
さて、昨日のプルトニウム問題に続き、今日もエネルギー関連で日経に気になる記事が出てましたので、ＵＰします。
大飯原発の運転容認名古屋高裁支部 一審判決取り消しえ？何で？って感じですね。原発の周辺住民からの差し止め訴訟ですが、差し止めを命じた一審の福井地裁の判決を取り消したそうです。判決では、
「原発の危険性は社会通念上無視できる程度まで管理・統制される」と結論付けたそうですｗ え？ この裁判所は福島の事故を忘れてしまっているのでしょうか？
「日本の原発は世界一安全。絶対に事故は起こらない」と、国も電力会社も散々言ってきておいて、津波で見事に電源喪失、リカバリーも出来ずに水素爆発ｗ いまだに故郷に帰れない福島の方が大勢いるんですよ？
「社会通念上無視できる程度」って、一体どんな”程度”何でしょうか？
ソモソモの話をすると、核のゴミの処理方法って決まってないじゃないですか（詳しくは
ココ）。原発の審査基準に何で
「核のゴミの処理方法（場所・方法・時期・人・カネ）が決まっている事」という、単純明快なクライテリアが設定されていないんでしょうか？
名古屋高裁支部さん、一言いいですか？あなたがおっしゃる社会通念というのはこの、
「核のゴミの処理方法が決まっている事」という、単純明快なクライテリアは包含されていないんでしょうか？再稼働を認めればゴミが出るんですよ。でも、そのゴミの行き先が無いんですよ。申し訳ないですが、1000人に聞いたら999人くらいは、
「ゴミ箱無いのにゴミを作っちゃダメでしょう」と言いますよね？コレが社会通念、ですよね？こんな単純な話を何で高学歴な法律家が理解できないんでしょうか。あなたは自分の子供に、
「ゴミはゴミ箱に捨てなさい」といういわゆる社会通念を教育しますよね？その時に、ゴミ箱が無ければ、ゴミ箱を探すし、ゴミ箱が無ければ買ってくるなり、自分で作るなり、ゴミ箱が見つからなければゴミを出さないようにしましょうね。と、言うハズじゃないですか。何で処理に10万年も掛かる超絶に危険なゴミを、ゴミ箱無いのにそうヤスヤスと、作ってOK！ってやるんでしょうか？ワールドカップで自発的にゴミを拾う日本人サポーターが話題になりましたが、自分の子供に対して、
「いずれ誰かが処理してくれるから、そのゴミはその辺に捨てておきなさい」とあなたは自分の子供に言えますか？言わないでしょう。愚行を行う組織・人間に対して、真っ当な社会通念を説くのが裁判所や法律家の役割なんじゃありませんか、違いますかね？
いやー、甚だ不思議ですｗ
次、東京に最も近くに有る、東海第２原発の件ですｗ
東海第２原発「合格」以前散々書いてきてますが、案の定、
原子力推進委員会原子力規制員会から、合格が出たそうですｗ
関東の皆さん、これは他人事ではないんです。詳しくは以下の記事をご参考くださいｗ
【絶対阻止】東海第２原発原発は耐用年数が40年となっています。ここに規制員会からの審査ＯＫが出たら20年延長されるんですが、この東海第２は現在39歳。この老原発を2000億近く掛けて改修して再稼働させようとしています。2000億掛けても20年しか稼働できないんですよ？この原発が稼働することによる超大なリスクに対して、メリット極小ですよね？何でそんなに躍起になって再稼働させたいんでしょうか？
今まで何度も書いてますが、世界一安全で事故など絶対起きない原発が震災で事故りました。時の政権与党（民主党）は原発を全停止して再エネを強力に推進しました。その結果、原発ゼロでも日本のエネルギーは持ちこたえ、現時点で原発2%でも我々の生活は全く問題が起きてません。普通に考えて、脱原発、再エネ推進で良くないですか？何でこの国はこんなにも原発好きなんでしょうか？日本の皆さん、原発好きですか？どう見ても、”特定の誰か”が好きなだけな気がするんですが・・・
この東海第２原発ですが、北関東の太陽光発電家にも実は影響大です。抑制リスクが高まるという点もあるんですが、何といってもこの原発が事故っちゃったら、北関東に設置している太陽光発電所に近づけない、という事象が起きてしまう可能性があります。つまり立ち入り禁止地域になっちゃったら、誰も近づけません。草刈りも出来ませんし、パワコン落ちても再起動に行くことすらできませんｗ 恐らく変電所も停止しちゃうんで、ソモソモ発電停止になっちゃいますねｗ
いやー、コレは由々しき問題ですね～
あ、因みに周辺地域における不動産投資家の収益も死滅しちゃいますｗ
コレ、不動産のデューデリの要素の一つとして、稼働中（予定）の原子力発電所からの距離とか入れたほうが良さそうですねｗ 不動産は太陽光より足が長く、50年単位のビジネスとなりますが、事故ったら原発と一体となって心中、ということになるのでタダ事ではありませんｗ
まあ、コレを言いだしたら、すでに稼働済みの西日本の原発周りの太陽光発電所や不動産はみーんな同じコンディションなんですがｗ
原発の再稼働には周辺市区町村５つの合意が必要ですｗ
水戸市、日立市、ひたちなか市、常陸大宮市、那珂市の皆さん絶対阻止でお願いしますｗ
上記5つの市にご親戚やご友人がいらっしゃる皆さん親戚やご友人に、絶対阻止とお伝えしましょうｗ
最後に、こー言った記事もありましたｗ
蓄電池ビジネス活況元々蓄電池は電気自動車を中心に発展してきましたが、ここにきて、再エネ拡大が追い風となって更に活況になって来ているそうです。まさに、ムーアの法則化していきそうですね～ｗ
少しだけ解説すると、再エネは天候に左右されやすく、原子力チームからチャチャを入れられてきた経緯があります。この部分についてはまぁ、一理あって、太陽光は夜は発電しませんし、風力も風任せ的な部分がありますからね。であれば、蓄電池を導入して、昼間や風が吹くときに、必要以上の電気を発電して、余った電気を蓄電池に貯めて、夜や風が吹かない時間帯に供給すれば、再エネは安定電源になるよね。という、これまた小学生でも理解可能なスキームがあるんですが、まさにそれが実用化に向けてガンガン加速している。というお話となります。
いやー、いいですね～
再エネはこーいった新しいスキームや技術革新に乗って今後ガンガン拡大していくことは確実ですねｗ
まあ、再エネがこんな調子だから、逆に原発チームが焦っている、とも取れますねｗ
冒頭からちょっとネガティブな感じで書いちゃいましたが、原発は放っておいても自滅してくれる可能性が高いと思ってまして、このような技術革新、世界の潮流からは完全に切り離されていくことでしょう。
とはいえ、自分の命が続く限り、出来る範囲でキッチリと潰せる部分は潰していきたいと思っています。
この原発問題は太陽光発電家だけでなく、不動産投資家にとっても実はかなりヤバいリスクを負っている、ということになりますのでｗ
不動産投資家の皆さんも、一緒に立ち上がりましょう～！
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