今日の東京もお天気絶好調~☼
2月の北関東は期待できそうですね。
さて、出力制御の件です。
前回の記事で発電所のオンライン化のメリットについて書いたんですが、では実際にオンライン化の費用面はどーなってるんでしょうか。当方は以前、鹿児島の発電所に置いて、後付けで出力制御装置を取り付けて発電所をオンライン化したことがあったんですが、過去のメールを読み漁っていたところ、見積書が出てまいりました。
さっそく見てみましょう。

なるほど。2017年の出来事、懐かしいぃ。税込み15マンくらいでしたか。でもよくよくメールを読み解くと、施工費用は業者持ちでした。後だしジャンケンな部分があったので、業者が慮ってくれた模様です。なので施工費込みで20マンくらいだったんでしょう。たぶん。後気を付けないといけないのは通信環境とパワコンがオンライン制御に対応しているかどうか。当方の発電所は両者ともに対応していたので、発電所によってはソノ部分のコストは別途発生しそうです。
で、話をJPEAの資料に戻して、JPEAでも試算してますので見てみましょう。

ほほう~☼低圧で20~50マン、出力制御オンライン化未対応PCSは別途費用という感じで、当方の目論見とほぼ一致してますね。さすがオレ☼
というコトで、低圧発電所のオンライン化はざっくり20~50マンかかる、というコトで間違いないようです。
では、そのコストに対して、オンライン化によるメリットを勘案した損益分岐はどーなるんでしょうか?
ドンピシャの資料がありました。

一瞬見方が難しいですが、一番上の50kWの青い斜めの線のみを見ると、
4年~10年で回収
という感じになりますね。
東電の出力制御は恐らく2026年から本格始動しますので、その状況を見つつの判断かと思います。
個人的には発電所の通信環境が整っているのか、と、パワコンが制御可能な仕様になっているかはすぐにでも確認できますので、要確認かと思ってます。両方ともOKならば、30、40マンくらいの追加負担となりますが、早々にオンライン化するのをお勧めします。なぜなら先日記事にした通り、
東電の出力制御ぶっちゃけどんだけ?
東電新ルールの低圧発電所で年間で最大18%、36マンもの抑制が入る可能性がありますので、20~50マンなんぞ、あっという間に元が取れてしまうからでございます。
というコトで、近い内に当方の懇意としている業者さんと低圧発電所のオンライン化サービスをローンチさせますので、その際はよろしくお願いします~☼
引き続きガンガン行っちゃいましょう~☼
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当方へのコンサル支援のご用命はメール(tokyonomadclub@gmail.com)までお願いします☼
※編集後記
コレにて出力制御シリーズは完了でございます。イヤー、疲れた~笑
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