広告

posted by fanblog
2014年09月27日

ロシアのクレープ(ブリヌィ)のレシピ―ブリヌィもウズベキスタン料理?

ウズベキスタン旅行で仲良くなったウズベク人の友達が、9月半ばに日本に留学に来て、久しぶりに会うことが出来た。好きなウズベキスタン料理の話で盛り上がっていたら、出てきた料理がなんと、ブリヌィ。「ブリヌィはロシア料理じゃない?」と言うと、「そうだけど、ウズベキスタン料理は色んな国の料理に影響されていて、どの料理もウズベキスタンに馴染んでいるから、あまりロシア料理っていう意識がない。」と言われた。



ブリヌィ

確かにウズベキスタン料理はロシアの他に、トルコ、中国などの料理の影響を受けている。それが「外国の料理」として受容されるのではなく、「ウズベキスタン料理」として混在しているのが面白いと思う。



ブリヌィとは


ロシアのクレープ。マースレニツァ(バター祭り・謝肉祭)という春の到来を祝うロシアの祭りで良く食べられる。ブリヌィの丸い形は太陽を象徴していると言われている。現在は、日常的に朝、昼、夜問わず、ロシアの家庭で食べられている。



ブリヌィ

ちなみにブリヌィ(блины)は、単数形ブリン(блин)の複数形である。普通、クレープを指す時は複数形を使う。単数形を使うことはおすすめしない。なぜなら、ブリン(блин)は「くそ!」とか「ちぇ!」という意味があるからだ。私はロシアで良く使った。



ウズベキスタンにおけるブリヌィ



ウズベキスタンではブリヌィは朝食に良く食べられるようだ。食べ方はロシアと一緒で、ひき肉と玉ねぎを炒めたものに、スメタナと呼ばれるサワークリームに似たものをつけて、ブリヌィで包んで食べたり、包まずにヴァレーニエという少しゆるいジャムのようなものをかけて食べたり、トゥヴァローク(又はトゥヴォーラク)という、日本でいうカッテージチーズとヴァレーニエを包んで食べたりする。



ブリヌィ

今回はいちごのヴァレーニエのブリヌィを朝ご飯に作ってみた。ロシア人から教わってから、いつも目分量で作っていたが、レシピを記載するために今回はちゃんと計ってみた。










☆材料☆


ブリヌィの生地

  • 卵 1個
  • 牛乳 1カップ
  • 小麦粉 110g (ふるっておく)
  • 砂糖 大さじ1杯
  • 溶かしバター 10g
  • 塩 少々
  • 油 適量


ヴァレーニエ

  • お好みのジャム 大さじ3杯
  • 水 大さじ1.5杯


ブリヌィはイーストを入れることもあるが、時間短縮のために一般的なロシアの家庭では、イーストを入れないで作る方が多いと思う。このレシピを教えてくれたロシア人も、子育てで忙しかったため、いつもイーストは入れずに手早く作っていた。



☆下準備☆



ヴァレーニエを作る


ジャムはペクチンで固められているが、ヴァレーニエは果物と砂糖を煮詰めて作るため、ジャムよりゆるい。自分で一からヴァレーニエを作っても良いが、ジャムをヴァレーニエっぽくする方法がある。



ヴァレーニエ

市販のジャムと水を鍋に入れ、煮直す。普通のジャムよりもゆるくなったらOK。



☆ブリヌィの作り方☆



  1. @ 油以外の材料を全部ボウルに入れ、泡だて器で混ぜる。


  2. ブリヌィの作り方

  3. A フライパンをあたためて油を入れる。火は中火より少し弱めにする。


  4. B フライパンに1のブリヌィ生地をおたまで入れる。フライパンをかたむけながら、薄くかつ丸くなるように、生地を行き渡らせる。


  5. ブリヌィ

  6. C 表面がプツプツしてくる。


  7. ブリヌィ

  8. D ブリヌィの端が少し反り返ってきたら、そこを手でつかんでひっくり返す。


  9. ブリヌィ

    意外と熱くない。焼き加減は下の写真が目安。

    ブリヌィ

  10. E 裏面に焼き色がついたら出来上がり。


  11. 裏面の焼き加減は写真のような感じが目安。

    ブリヌィ

  12. F A〜Eを繰り返す。油はその都度入れた方が、おいしいブリヌィになる。


ブリヌィを何枚も重ねる場合は、表面にバターを塗って重ねる。

PDF版のレシピはこちら→ブリヌィのレシピ

ブリヌィは薄く焼くのがポイント。初めはうまくいかないかもしれないが、ロシア語にпервый блин комом「最初のブリヌィはダンゴ」ということわざがあるように、はじめてのことはうまく行かない。練習が必要だ。牛乳を使わずにケフィール(飲むヨーグルトのようなもの)を使ってブリヌィを焼くと、比較的簡単に薄く焼けるらしい。



ブリヌィ

萩野恭子さんのロシア料理の本にもブリヌィのレシピが紹介されており、そのレシピ通りに作ってみたが、牛乳に対する粉の分量がかなり多く、焼いたときにダンゴになりやすいので、まずは上記のレシピでぜひ試してみて欲しい。



本来ブリヌィは薄いものだが、例外もある。例えば、ロシアのバシキール地方で食べられるブリヌィは分厚いのが特徴。ひき割り小麦、キビなどを入れる。写真はウファというバシキールの都市で食べたもの。



ブリヌィ
イーストで生地が膨らむため、ブリヌィにプツプツと穴があいている。

ロシアにはチェレモークというブリヌィのチェーン店がある。ここの私のおすすめブリヌィはEmailというキノコとチーズのブリヌィ。甘いものなら、チョコバナナのブリヌィがおいしい。バナナがまるごと1本入っている。ロシアに行かれた時には寄ってみてはいかがだろうか?



ブリヌィ

チェレモーク(ロシアのブリヌィのチェーン店)

ウズベキスタンには、私の知る限りブリヌィのチェーン店はないのだが、ホテルに泊まれば大体朝食にブリヌィがあると思う。ぜひ食べてみて欲しい。









この記事へのトラックバックURL
http://fanblogs.jp/tb/2808984

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
プロフィール
Asalhonさんの画像
Asalhon
Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
ブログ
詳しいプロフィールはこちら




最新記事
写真ギャラリー
カテゴリアーカイブ
検索
↑キーワードを入力して、記事を検索


Asalhonおすすめの記事

1. 本格的!ウズベキスタンのプロフのレシピ 2. 意外と簡単!ウズベキスタンのうどん「ラグマン」のレシピ
3. サムサのレシピ!隠し味はまさかのアレ!?


Asalhonおすすめの本

美味しい中央アジア―食と歴史の旅 (ユーラシアブックレット)

新品価格
¥864から
(2014/5/18 12:22時点)


↑わずか60ページに、中央アジア料理の歴史から最近の食文化まで、ぎゅっと凝縮した1冊。中央アジアの料理を知る上で、避けて通れない入門書と言える。






RSS取得
RSSリーダーで購読する
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。