2016年07月10日
抗がん剤治療を受ける前の母
抗がん剤治療を受ける前の状況を参考までに聞きたいといった質問が
ありましたので、ざっくりではありますが、経緯も含めて
まとめてみました。
・頭部への全脳照射
◎放射線量と放射線照射回数
・総放射線量=30Gy(単位:グレイ)
・放射線治療回数⇒10回(1日1回を10日間)
・1回の治療で受ける放射線量⇒3Gy(単位:グレイ)
◎放射線治療時間
・1回の治療につき「約5分」
◎その他
・頭部全体に対する放射線照射の為、放射線治療中に顔面が被爆
しないように保護するための専用保護マスクを着用。
母が放射線治療を受けた経緯
脳腫瘍が発見されたことをきっかけに、精密検査で肺腫瘍も確認。
ステージWであることも判明。
医師団が総合的に考慮した結果、頭部の腫瘍摘出手術+放射線治療
を優先することに決定。
★吐き気・嘔吐
・1日の中で不定期に数回来る吐き気の症状はあるが、
嘔吐までは至らない、比較的軽度の吐き気のみ。
★脱毛
・放射線治療を終えて1週間後位に脱毛のピークを迎えたが、
現在は落ち着いている様子。
頭髪は見た目ではまだ40%前後は残っている。
★味覚障害
・味やにおいに過敏になり、白米・肉類・牛乳・チーズ
については身体が受け付けない状況が続いている。
★食欲の低下
・吐き気や味覚障害の影響もあり、病院で出された食事はほとんど食べれない。
ただ、なぜか朝食だけは90%以上の確率で完食できている。
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◎抗がん剤治療
・がん治療の一つに、薬を使う治療として化学療法があります。
主に抗がん剤やホルモン剤を使用し、その治療方法としては
「注射」や「飲み薬」での投与方法になるそうです。
母の場合は「抗がん剤を注射(点滴)」による治療になります。
抗がん剤
☆アリムタ + カルボプラチン 療法
起こりうる副作用
◎アレルギー症状
・かゆみ
・じんましん
・発熱
・息苦しさ
・血圧の低下など
◎点滴部位の血管の痛みや炎症
◎点滴部位周囲の皮膚の炎症
◎骨髄抑制
・白血球減少
・ヘモグロビン減少
・血小板減少
◎吐き気・嘔吐
その他
◎倦怠感
◎味覚障害
◎口内炎
◎便秘
◎脱毛
◎手足のしびれなど・・・
このように予想される副作用症状を羅列されてしまうと、
これから開始する抗がん剤治療に対する恐怖が湧き上がってきます。
もともと痩せ形の母は、入院前は42キロでしたが、抗がん剤治療前は
38キロと、4キロほど減って、見た目は一回り小さくなった感じでした。
そして母の体感している体力や筋力の低下は、数字以上に感じていました。
精神的にも不安定な日が多き、何かと涙を流していました。
もうこれでお終いにしてほしい・・・
もう治療はしなくていい・・・
・・・そんな母の心の声が聞こえてくるかのようでした。
「抗がん剤は効果がない」なんていう世論も見聞きすることもあり、
私は、母が「抗がん剤治療は受けたくない」と言ったら、
否定せずに受け入れよう・・・という覚悟でいました。
酷だったかもしれませんが、出来ることなら受けて欲しいという
自分の意志を伝えつつも、受ける受けないの判断について咎めない
と伝え・・・最終判断は母にしてもらいました。
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ありましたので、ざっくりではありますが、経緯も含めて
まとめてみました。
母の受けた放射線治療内訳
◎放射線照射部位・頭部への全脳照射
◎放射線量と放射線照射回数
・総放射線量=30Gy(単位:グレイ)
・放射線治療回数⇒10回(1日1回を10日間)
・1回の治療で受ける放射線量⇒3Gy(単位:グレイ)
◎放射線治療時間
・1回の治療につき「約5分」
◎その他
・頭部全体に対する放射線照射の為、放射線治療中に顔面が被爆
しないように保護するための専用保護マスクを着用。
母が放射線治療を受けた経緯
脳腫瘍が発見されたことをきっかけに、精密検査で肺腫瘍も確認。
ステージWであることも判明。
医師団が総合的に考慮した結果、頭部の腫瘍摘出手術+放射線治療
を優先することに決定。
当時の母の副作用状況
★吐き気・嘔吐
・1日の中で不定期に数回来る吐き気の症状はあるが、
嘔吐までは至らない、比較的軽度の吐き気のみ。
★脱毛
・放射線治療を終えて1週間後位に脱毛のピークを迎えたが、
現在は落ち着いている様子。
頭髪は見た目ではまだ40%前後は残っている。
★味覚障害
・味やにおいに過敏になり、白米・肉類・牛乳・チーズ
については身体が受け付けない状況が続いている。
★食欲の低下
・吐き気や味覚障害の影響もあり、病院で出された食事はほとんど食べれない。
ただ、なぜか朝食だけは90%以上の確率で完食できている。
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母の受けた抗がん剤治療
◎抗がん剤治療
・がん治療の一つに、薬を使う治療として化学療法があります。
主に抗がん剤やホルモン剤を使用し、その治療方法としては
「注射」や「飲み薬」での投与方法になるそうです。
母の場合は「抗がん剤を注射(点滴)」による治療になります。
抗がん剤
☆アリムタ + カルボプラチン 療法
起こりうる副作用
◎アレルギー症状
・かゆみ
・じんましん
・発熱
・息苦しさ
・血圧の低下など
◎点滴部位の血管の痛みや炎症
◎点滴部位周囲の皮膚の炎症
◎骨髄抑制
・白血球減少
・ヘモグロビン減少
・血小板減少
◎吐き気・嘔吐
その他
◎倦怠感
◎味覚障害
◎口内炎
◎便秘
◎脱毛
◎手足のしびれなど・・・
このように予想される副作用症状を羅列されてしまうと、
これから開始する抗がん剤治療に対する恐怖が湧き上がってきます。
もともと痩せ形の母は、入院前は42キロでしたが、抗がん剤治療前は
38キロと、4キロほど減って、見た目は一回り小さくなった感じでした。
そして母の体感している体力や筋力の低下は、数字以上に感じていました。
精神的にも不安定な日が多き、何かと涙を流していました。
もうこれでお終いにしてほしい・・・
もう治療はしなくていい・・・
・・・そんな母の心の声が聞こえてくるかのようでした。
「抗がん剤は効果がない」なんていう世論も見聞きすることもあり、
私は、母が「抗がん剤治療は受けたくない」と言ったら、
否定せずに受け入れよう・・・という覚悟でいました。
酷だったかもしれませんが、出来ることなら受けて欲しいという
自分の意志を伝えつつも、受ける受けないの判断について咎めない
と伝え・・・最終判断は母にしてもらいました。
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