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2019年11月27日
ジャイアント・GLIDE R3(クロスバイク)にミシュラン・スターグリップの装着成功
一週間かけてスペインの通販サイトから届いたスターグリップの35Cを早速装着してみた。前回はシートチューブとチェーンステーが交わる付近でタイヤがフレームに干渉していたのだが...
このように見事収まった。やはり40Cではタイヤの厚みと横幅がありすぎてこのフレームには合わなかったようだ。
反対側。前回記事のときにも指摘したがこのスターグリップはタイヤの断面が平面的で、角もかなり立っている。このため夏タイヤで対応可能なサイズでもこのスターグリップにすると角でクリアランス不足となる場合があるので要注意(実際、管理人も700C×38Cが純正サイズだったので40Cでもいけると踏んだらダメだった)。
フレームには干渉していないがフロントディレイラーの出っ張り部分でかなり余裕が狭い。もし不都合があれば安いアルタスグレードの3段用フロントディレイラーを買ったのでいずれ交換しよう。
クリアランスはシートチューブ下部とチェーンステーが交わるところで5〜10mm程度。
フロントディレイラーの付近では5mm以下だった。結果的にGLIDE R3ではフロントは40Cまで。リアは35Cのみ装着可能という結論に至った(※恐らく似たようなクロスバイクでも同じようなことがいえそうで、サスペンション付きクロスであればフロントだけ40Cぐらいはいけるかも)。で、装着に成功したので試走...と思ったのだが先週末の季節外れ的な暖気で今年の旭川は雪がまだ本格的に積もっておらず、このタイヤを本格的に試すには至らなかった。唯一試せたのは河川敷で一部シャーベットに近い積雪部分と歩道のあまり滑らない氷のような雪の塊の2種類。本格的なレビューはアクションカメラを交えてまた後日ということで今回は簡単にレビューしようと思う。
まずシャーベットのような雪の上。状況としては溶け気味の雪が凍ってシャーベットっぽくなった状態。この雪に対してはスターグリップはきちんとグリップし安定して走れた。夏用のスリックタイヤだと後輪が空転する場合があるがスターグリップでは空転せずきちんと雪を噛んでいる印象だ。また、雪に残った上の写真のタイヤ跡を見てほしいのだが、真ん中がスターグリップの星型トレッド。外側は車用のスタッドレスタイヤのような跡が付いていて、雪上においては平面タイヤの全体で雪を噛んでいることがわっかった。実に良くできた自転車用スタッドレスタイヤだと思った。
ちなみにシャーベット系の雪を進んでいると後輪でクリアランスに余裕のないところで雪が溜まることが判明。今回は走行には支障がなかったが本格的な雪だとどうなるのかと乗ったあとにお手入れが必要に感じた。
残るはもうひとつのあまり滑らない乾燥した氷の上。こちらでも平面的なトレッドパターンにより比較的安定して走行することができた。乾いた氷のような雪の上ではブレーキングしてもすぐ止まったが、濡れた氷のような雪の上では(自動車のスタッドレスタイヤのように)ズルズル滑ったのでこの点は注意。こういった路面では恐らくスパイクタイヤのほうが安定していると思われる。
今回装着したスターグリップはあいにく2種類ぐらいの雪上でした試せなかったが意外と使える印象を受けた。こちらのブログにもこのスターグリップの感想が書いてあったが適した路面はシャーベットが最も適合し、新雪、圧雪は次点。滑りやすいアイスバーンは気をつけたら走れる程度といったところ。シャーベットでもザクザクになってタイヤの高さより1/3以上あるときは機能しないと思うが、多少のシャーベットだとスパイクタイヤよりも優れたグリップ性能があるので雪の降り始めや雪解けに近い時期だとスターグリップの得意な時期かと思う(アスファルトの上は普通に走れてスパイクタイヤのようにピンが減る心配は皆無)。ただしコンパウンドがかなり柔らかいのでアスファルトメインで使うと摩耗は早いと思う。今回はじめて使ってみたがスターグリップは北海道の冬でも使えそうな感じがする(反対に似たような通勤用スパイクタイヤ、シュワルベのウィンターマラソンあたりは完全な圧雪やアイスバーン以外では適さないらしい)。また本格的に雪が積もったら再レビューしようと思う。
このように見事収まった。やはり40Cではタイヤの厚みと横幅がありすぎてこのフレームには合わなかったようだ。
反対側。前回記事のときにも指摘したがこのスターグリップはタイヤの断面が平面的で、角もかなり立っている。このため夏タイヤで対応可能なサイズでもこのスターグリップにすると角でクリアランス不足となる場合があるので要注意(実際、管理人も700C×38Cが純正サイズだったので40Cでもいけると踏んだらダメだった)。
フレームには干渉していないがフロントディレイラーの出っ張り部分でかなり余裕が狭い。もし不都合があれば安いアルタスグレードの3段用フロントディレイラーを買ったのでいずれ交換しよう。
クリアランスはシートチューブ下部とチェーンステーが交わるところで5〜10mm程度。
フロントディレイラーの付近では5mm以下だった。結果的にGLIDE R3ではフロントは40Cまで。リアは35Cのみ装着可能という結論に至った(※恐らく似たようなクロスバイクでも同じようなことがいえそうで、サスペンション付きクロスであればフロントだけ40Cぐらいはいけるかも)。で、装着に成功したので試走...と思ったのだが先週末の季節外れ的な暖気で今年の旭川は雪がまだ本格的に積もっておらず、このタイヤを本格的に試すには至らなかった。唯一試せたのは河川敷で一部シャーベットに近い積雪部分と歩道のあまり滑らない氷のような雪の塊の2種類。本格的なレビューはアクションカメラを交えてまた後日ということで今回は簡単にレビューしようと思う。
まずシャーベットのような雪の上。状況としては溶け気味の雪が凍ってシャーベットっぽくなった状態。この雪に対してはスターグリップはきちんとグリップし安定して走れた。夏用のスリックタイヤだと後輪が空転する場合があるがスターグリップでは空転せずきちんと雪を噛んでいる印象だ。また、雪に残った上の写真のタイヤ跡を見てほしいのだが、真ん中がスターグリップの星型トレッド。外側は車用のスタッドレスタイヤのような跡が付いていて、雪上においては平面タイヤの全体で雪を噛んでいることがわっかった。実に良くできた自転車用スタッドレスタイヤだと思った。
ちなみにシャーベット系の雪を進んでいると後輪でクリアランスに余裕のないところで雪が溜まることが判明。今回は走行には支障がなかったが本格的な雪だとどうなるのかと乗ったあとにお手入れが必要に感じた。
残るはもうひとつのあまり滑らない乾燥した氷の上。こちらでも平面的なトレッドパターンにより比較的安定して走行することができた。乾いた氷のような雪の上ではブレーキングしてもすぐ止まったが、濡れた氷のような雪の上では(自動車のスタッドレスタイヤのように)ズルズル滑ったのでこの点は注意。こういった路面では恐らくスパイクタイヤのほうが安定していると思われる。
今回装着したスターグリップはあいにく2種類ぐらいの雪上でした試せなかったが意外と使える印象を受けた。こちらのブログにもこのスターグリップの感想が書いてあったが適した路面はシャーベットが最も適合し、新雪、圧雪は次点。滑りやすいアイスバーンは気をつけたら走れる程度といったところ。シャーベットでもザクザクになってタイヤの高さより1/3以上あるときは機能しないと思うが、多少のシャーベットだとスパイクタイヤよりも優れたグリップ性能があるので雪の降り始めや雪解けに近い時期だとスターグリップの得意な時期かと思う(アスファルトの上は普通に走れてスパイクタイヤのようにピンが減る心配は皆無)。ただしコンパウンドがかなり柔らかいのでアスファルトメインで使うと摩耗は早いと思う。今回はじめて使ってみたがスターグリップは北海道の冬でも使えそうな感じがする(反対に似たような通勤用スパイクタイヤ、シュワルベのウィンターマラソンあたりは完全な圧雪やアイスバーン以外では適さないらしい)。また本格的に雪が積もったら再レビューしようと思う。
2019年11月25日
ミシュラン・スターグリップの700×35Cが届いた
ミシュランのスタッドレスタイヤである「スターグリップ」の装着失敗からおよそ1週間。同じスペインの通販サイトで再度購入した700×35Cのスターグリップが届いた。今回は少し急いで居たのでオプションの国際ヤマト便を利用。1週間程度で配達された。標準の郵便だと2週間以上かかったので300円送料が高くはなるものの場合によっては有用だと感じた。
国際ヤマト便であったが外装は前回と同じ。ただしタグがクロネコなのでなにか新鮮だった。値段は前回と同じ1本2200円だったのだが送料が1700円かかったので実質4000円の出費となった。
35C版スターグリップ。
35C(手前)と40C(奥)の比較。高さが単純に5mm違うのと
タイヤの幅自体もひとまわち違った。左が40Cで右が35Cなのだがトレッドパターンの星型グリップが40Cは3個〜4個横に並んでいるの対し、35Cでは2個から3個になっている。雪道ではグリップ力の違いが確実にあると思われる。
ETRTO表記は35Cが37×622。奥の40Cが42×622。サイズ上は5mm小さいことになる。スターグリップタイヤは一般的なスリックタイヤと異なりタイヤ表面が非常に平らでかつ角も立った形状となっている。このためクリアランスに余裕がないと特に40Cはクロスバイクに入れるのは難しい。この点はスターグリップを選ぶ際の要注意点である。
ちなみに700×40CタイヤはこのGLIDE R3の後輪には適合しなかったがどんな自転車に合うのか考えていた。どうやら最近は「グラベルロード」なるMTBのような極太タイヤを履けるロードバイクが流行り出していることを知った。これだと700×45Cまでクリアランスが確保されているもののあり、スターグリップの40Cでも履けそうな感じがした。あとは29インチのMTBを700C化して履かせるパターンなどだろうか。どちらにしてもクロスバイクだと(サス付きでも後輪の)40Cは厳しいというのが結論だ。
国際ヤマト便であったが外装は前回と同じ。ただしタグがクロネコなのでなにか新鮮だった。値段は前回と同じ1本2200円だったのだが送料が1700円かかったので実質4000円の出費となった。
35C版スターグリップ。
35C(手前)と40C(奥)の比較。高さが単純に5mm違うのと
タイヤの幅自体もひとまわち違った。左が40Cで右が35Cなのだがトレッドパターンの星型グリップが40Cは3個〜4個横に並んでいるの対し、35Cでは2個から3個になっている。雪道ではグリップ力の違いが確実にあると思われる。
ETRTO表記は35Cが37×622。奥の40Cが42×622。サイズ上は5mm小さいことになる。スターグリップタイヤは一般的なスリックタイヤと異なりタイヤ表面が非常に平らでかつ角も立った形状となっている。このためクリアランスに余裕がないと特に40Cはクロスバイクに入れるのは難しい。この点はスターグリップを選ぶ際の要注意点である。
ちなみに700×40CタイヤはこのGLIDE R3の後輪には適合しなかったがどんな自転車に合うのか考えていた。どうやら最近は「グラベルロード」なるMTBのような極太タイヤを履けるロードバイクが流行り出していることを知った。これだと700×45Cまでクリアランスが確保されているもののあり、スターグリップの40Cでも履けそうな感じがした。あとは29インチのMTBを700C化して履かせるパターンなどだろうか。どちらにしてもクロスバイクだと(サス付きでも後輪の)40Cは厳しいというのが結論だ。
2019年11月24日
(またまた)アリエクスプレスでサイクルグローブを買ってみた。
中国の大手通販サイト、アリエクスプレスでサイクルグローブやサイクルジャージ、携帯用リュックなどいくつか買ってみたのだが一番良かったのはサイクルグローブだった。というのも買ったサイクルグローブは中国国内かあるいは台湾で流通しているジャイアントの正規品のようで、物自体は値段相応以上に悪くはなかった。また、実は最近新しいロードバイク(※このロードバイクに関しては後日紹介する)を入手したのでそのカラーリングにあうサイクルグローブだけでも購入しておこうと思いまたまた利用してみることに。
例のごとく届いたのがこれ。お値段は1100円ぐらいで元々は1500円ぐらいするものが割引になっていた。いまだとブラックフライデーの割引でもうちょい安くて1000円ぐらいで購入可能だ。送料は無料。注文から1週間ちょいぐらいで届いた。アリエクスプレスでは布系のものしか買ってないが大体この黄色い封筒かあるいは白系のビニールで来ることが多い。箱系は未経験。
開けるとイメージ写真と同じものが入っていた。今までは赤系のサイクルグローブだったがロードバイクが黒と黄色の組み合わせなのでこれに合わせてイエローが入ったサイクルグローブにしてみた。プラスしてジャイアントのロゴも入っておりロードバイクにマッチすること間違いないだろう。
裏はこんな感じ。パッドは2箇所入っていて必要十分。指ぬきがないのが少し残念だが無くても簡単に手袋を外せたので問題ないかと。
実際に装着してみたところ。前回のサイクルグローブでは少し大きめだったためLサイズのものをチョイス。かなりピッタシでいい感じだ。
サイズはこのように5種類あって手の大きめの人でも大丈夫そうだ。
付いてたタグを確認するとMade in Chinaの文字と中国ジャイアントのwww.giant.com.cnの文字が確認できた。やはり中国国内向けの商品のようだ。耐久性に関してはまだ未評価だがこれの一つ前にかったジャイアントの赤いサイクルグローブは同じ使用頻度で消耗具合がスポーツデポで買った格安品と同じ程度なのでまぁ普通なのかな。お値段的にはこういったサイクルグローブはお店で買うと安くて2000円前半、高いと3000円後半以上もするので安くてかつジャイアントのロゴが入ったサイクルグローブを探している人には嬉しい商品だと思う。
※アリエクスプレスへのリンクはこちらから。
例のごとく届いたのがこれ。お値段は1100円ぐらいで元々は1500円ぐらいするものが割引になっていた。いまだとブラックフライデーの割引でもうちょい安くて1000円ぐらいで購入可能だ。送料は無料。注文から1週間ちょいぐらいで届いた。アリエクスプレスでは布系のものしか買ってないが大体この黄色い封筒かあるいは白系のビニールで来ることが多い。箱系は未経験。
開けるとイメージ写真と同じものが入っていた。今までは赤系のサイクルグローブだったがロードバイクが黒と黄色の組み合わせなのでこれに合わせてイエローが入ったサイクルグローブにしてみた。プラスしてジャイアントのロゴも入っておりロードバイクにマッチすること間違いないだろう。
裏はこんな感じ。パッドは2箇所入っていて必要十分。指ぬきがないのが少し残念だが無くても簡単に手袋を外せたので問題ないかと。
実際に装着してみたところ。前回のサイクルグローブでは少し大きめだったためLサイズのものをチョイス。かなりピッタシでいい感じだ。
サイズはこのように5種類あって手の大きめの人でも大丈夫そうだ。
付いてたタグを確認するとMade in Chinaの文字と中国ジャイアントのwww.giant.com.cnの文字が確認できた。やはり中国国内向けの商品のようだ。耐久性に関してはまだ未評価だがこれの一つ前にかったジャイアントの赤いサイクルグローブは同じ使用頻度で消耗具合がスポーツデポで買った格安品と同じ程度なのでまぁ普通なのかな。お値段的にはこういったサイクルグローブはお店で買うと安くて2000円前半、高いと3000円後半以上もするので安くてかつジャイアントのロゴが入ったサイクルグローブを探している人には嬉しい商品だと思う。
※アリエクスプレスへのリンクはこちらから。
2019年11月23日
クロスバイク(GIANT・GLIDE R3)のディスクブレーキを微調整
今年ディスクブレーキ化したクロスバイクのジャイアント製GLIDE R3。前回は試しに購入してみたクロスバイク用のスタッドレスタイヤ(ミシュラン・スターグリップ)装着で後輪のクリアランスがなくなるというトラブルに見舞われたが、実はその際に後輪のディスクブレーキの効きがおかしくなってしまった。
どうやら調べると機械式(メカニカル)のディスクブレーキではホイール脱着時にパッド周辺のクリアランスが狂うことがあるようだ。実際のところ前輪はスムーズに着脱して交換が終了したのだが、後輪は前輪よりも大きな180mmのディスクローターを付けていることもあり着脱時に後付スタンドにぶつかったりフレームに引っかったりしてすんなり着脱できなかった。その後タイヤを夏タイヤに戻してホイールも戻したらブレーキの調子がわるくなってしまった。
機械式ディスクブレーキの調整にはいくらかパターンがあるのだが、今回はホイール着脱時に負荷がかかってディスクローターとパッドが平行になっていないと判断し、キャリパーの位置調整をしてみることにした。キャリパーの位置調整をするには赤丸の六角部分をゆるめる。するとキャリパーが左右に少し移動できるようになるのでまずはホイールに対して外側のパッドから0.2mmから0.5mm程度のクリアランスになるように調整する。位置決めするときはホイールを少し回してザラザラとパッドに接触しない絶妙な部分を探していく。位置がきまったら赤丸の部分の六角を締めて左側の調整は終了だ。
シマノの取説的には車体外側の調整に該当する(※ただし今回の写真と取説のキャリパー向きは逆)
左側のパッドの位置がきまったらこのどはホイール側の調整だ。ホイール側のパッドは本体にクリアランスを調整するための六角があるのでここを回して調整する。回転方向があるのIN側にまわすと内側に近づいて、逆にすると外側に近づく。
(※GLIDE R3に取り付けたシマノBR-M375ではレバーを引くと右側パッドのみ可動する)写真の黄色矢印方向に0.2mmから0.5mmのクリアランスとなるように六角で調整する。この2つを行うとホイール脱着前と同じようにブレーキが効くようになった。これ以外にも調整方法がいくつかありホイール脱着以外でパッドが磨り減った際に調整する時はキャリパー本体固定ボルトではなくワイヤーの伸びを調整したりさきほどの車体側のパッドを調整するのがセオリーのようだ(本体固定ボルトは頻繁にはいじらない)。次回パッドが磨り減った際にはワイヤーあたりの調整法を試してみようと思う。
ちなみにメカニカルディスクブレーキはキャリパーブレーキに比べて調整が頻繁に必要なことがわかってきた。というのもパッドが減ってくるとローターとのクリアランスが広くなってブレーキレバーを握った際の効きの悪さ(制動力)に影響してくる。よって磨り減ったらその都度クリアランスを調整して効きが衰えないような調整が必須だ。その頻度はキャリパーブレーキよりも多く機械いじりが苦手な人はお店にお願いするのが得策かと思う(※自分で調べてできる人は問題ないけど)。あとブレーキシューに比べても減りは早いのでコスト面でもデメリットがあることを追記しておく。ただしこの点が許容できるなら見た目や制動力、特に管理人が使おうとしている雪道においてもリムに雪が挟まってブレーキが効かない心配がないのでブレーキそのものは優れいていると思う。
今回調整した方法も含めてメカニカルディスクブレーキの調整方法はこちらを参考に。非常によくまとめられていてわかりやすかった。
どうやら調べると機械式(メカニカル)のディスクブレーキではホイール脱着時にパッド周辺のクリアランスが狂うことがあるようだ。実際のところ前輪はスムーズに着脱して交換が終了したのだが、後輪は前輪よりも大きな180mmのディスクローターを付けていることもあり着脱時に後付スタンドにぶつかったりフレームに引っかったりしてすんなり着脱できなかった。その後タイヤを夏タイヤに戻してホイールも戻したらブレーキの調子がわるくなってしまった。
機械式ディスクブレーキの調整にはいくらかパターンがあるのだが、今回はホイール着脱時に負荷がかかってディスクローターとパッドが平行になっていないと判断し、キャリパーの位置調整をしてみることにした。キャリパーの位置調整をするには赤丸の六角部分をゆるめる。するとキャリパーが左右に少し移動できるようになるのでまずはホイールに対して外側のパッドから0.2mmから0.5mm程度のクリアランスになるように調整する。位置決めするときはホイールを少し回してザラザラとパッドに接触しない絶妙な部分を探していく。位置がきまったら赤丸の部分の六角を締めて左側の調整は終了だ。
シマノの取説的には車体外側の調整に該当する(※ただし今回の写真と取説のキャリパー向きは逆)
左側のパッドの位置がきまったらこのどはホイール側の調整だ。ホイール側のパッドは本体にクリアランスを調整するための六角があるのでここを回して調整する。回転方向があるのIN側にまわすと内側に近づいて、逆にすると外側に近づく。
(※GLIDE R3に取り付けたシマノBR-M375ではレバーを引くと右側パッドのみ可動する)写真の黄色矢印方向に0.2mmから0.5mmのクリアランスとなるように六角で調整する。この2つを行うとホイール脱着前と同じようにブレーキが効くようになった。これ以外にも調整方法がいくつかありホイール脱着以外でパッドが磨り減った際に調整する時はキャリパー本体固定ボルトではなくワイヤーの伸びを調整したりさきほどの車体側のパッドを調整するのがセオリーのようだ(本体固定ボルトは頻繁にはいじらない)。次回パッドが磨り減った際にはワイヤーあたりの調整法を試してみようと思う。
ちなみにメカニカルディスクブレーキはキャリパーブレーキに比べて調整が頻繁に必要なことがわかってきた。というのもパッドが減ってくるとローターとのクリアランスが広くなってブレーキレバーを握った際の効きの悪さ(制動力)に影響してくる。よって磨り減ったらその都度クリアランスを調整して効きが衰えないような調整が必須だ。その頻度はキャリパーブレーキよりも多く機械いじりが苦手な人はお店にお願いするのが得策かと思う(※自分で調べてできる人は問題ないけど)。あとブレーキシューに比べても減りは早いのでコスト面でもデメリットがあることを追記しておく。ただしこの点が許容できるなら見た目や制動力、特に管理人が使おうとしている雪道においてもリムに雪が挟まってブレーキが効かない心配がないのでブレーキそのものは優れいていると思う。
今回調整した方法も含めてメカニカルディスクブレーキの調整方法はこちらを参考に。非常によくまとめられていてわかりやすかった。
2019年11月17日
ミシュラン・スターグリップ(自転車用スタッドレスタイヤ)を装着しようとしたら...
ようやく北海道でも積雪のシーズンとなり、旭川市でも雪が積もった(※今年は雪が積もるのが遅く11月2週目でも自転車が乗れるほどだった)。雪が降ったら試そうと思っていたミシュラン製自転車用スタッドレスタイヤのスターグリップをサス付きクロスバクのGLIDER3装着してみることに。だが、大問題が発生してしまった。
前輪は問題なかったのだが写真のように後輪がフレームに干渉し、これ以上何もできなくなってしまった。原因はタイヤサイズをきちんと計算しなかったこと。元々初期装備のタイヤが700×38Cタイヤを履いていたので安易に700×40Cでもいけるんじゃいかと判断して両方とも40Cのスターグリップを購入したのだが、ここが問題となった。フロントはサスペンションのフォークによりクリアランスはものすごくあるのだけど後輪はチェーンステーの部分で余裕がなくなって可動不能に。そこでタイヤの厚みを測ってみると
スターグリップの700×40Cはホイールから約40mm
夏タイヤで使用していたミシュラン・プロテックは約30mm(サイズは700×32C)。この差は約10mmだ。
で、この状態でクリアランスが一番狭くなるところを計測すると約10mmの余裕しかないことが判明(※1枚目の写真ではチェーンステーで干渉していたが、このフロントディレイラー付近でも同じように干渉し余裕が10mmしかなかった)。10mmでは確実に干渉するので、これ以下の増加程度しか許されないことになる。解決法としては干渉するフロントディレイラーを撤去するか、あるいは交換し写真のような出っ張りがないものにするか、あるいはサイズダウンしたタイヤを使うかの3択。撤去に関しては一番手っ取り早いのだがせっかく取り付けた3段クランクが勿体ないので却下。交換は手持ちのアルタスグレードのフロントディレイラーがあるので可能なのだがチェーンを切断する必要があり、大工事になるのでこれも却下。最後のタイヤを買い直すことにする。実はもう一つスターグリップにはタイヤサイズがあってそれは700×35Cというサイズのもの。ETRTO表記すると700×35Cは「37×662」。プロテックの700×32Cは「32×662」。37mm-32mmでプロテックよりもプラス5mm程度の増加で済みそうだ。これであれば後輪が収まるであろう(※スターグリップの700C×40Cは「42×662」。42mm-37mmでこれよりも5mm余裕がある)。もしこれでもフロントディレイラーに干渉する場合は交換も視野に入れることにする。早速同じBikeinnで35Cのスターグリップを注文したのであとは到着を待つのみ。スターグリップの実走行レビューはもう少しあとになりそうだ。それにしもてクリアランス問題は痛かった...同じようにスターグリップを使ってみようという方は十分お気をつけください。
前輪は問題なかったのだが写真のように後輪がフレームに干渉し、これ以上何もできなくなってしまった。原因はタイヤサイズをきちんと計算しなかったこと。元々初期装備のタイヤが700×38Cタイヤを履いていたので安易に700×40Cでもいけるんじゃいかと判断して両方とも40Cのスターグリップを購入したのだが、ここが問題となった。フロントはサスペンションのフォークによりクリアランスはものすごくあるのだけど後輪はチェーンステーの部分で余裕がなくなって可動不能に。そこでタイヤの厚みを測ってみると
スターグリップの700×40Cはホイールから約40mm
夏タイヤで使用していたミシュラン・プロテックは約30mm(サイズは700×32C)。この差は約10mmだ。
で、この状態でクリアランスが一番狭くなるところを計測すると約10mmの余裕しかないことが判明(※1枚目の写真ではチェーンステーで干渉していたが、このフロントディレイラー付近でも同じように干渉し余裕が10mmしかなかった)。10mmでは確実に干渉するので、これ以下の増加程度しか許されないことになる。解決法としては干渉するフロントディレイラーを撤去するか、あるいは交換し写真のような出っ張りがないものにするか、あるいはサイズダウンしたタイヤを使うかの3択。撤去に関しては一番手っ取り早いのだがせっかく取り付けた3段クランクが勿体ないので却下。交換は手持ちのアルタスグレードのフロントディレイラーがあるので可能なのだがチェーンを切断する必要があり、大工事になるのでこれも却下。最後のタイヤを買い直すことにする。実はもう一つスターグリップにはタイヤサイズがあってそれは700×35Cというサイズのもの。ETRTO表記すると700×35Cは「37×662」。プロテックの700×32Cは「32×662」。37mm-32mmでプロテックよりもプラス5mm程度の増加で済みそうだ。これであれば後輪が収まるであろう(※スターグリップの700C×40Cは「42×662」。42mm-37mmでこれよりも5mm余裕がある)。もしこれでもフロントディレイラーに干渉する場合は交換も視野に入れることにする。早速同じBikeinnで35Cのスターグリップを注文したのであとは到着を待つのみ。スターグリップの実走行レビューはもう少しあとになりそうだ。それにしもてクリアランス問題は痛かった...同じようにスターグリップを使ってみようという方は十分お気をつけください。
2019年11月10日
旭川 西イオン前に自転車矢羽レーン(ブルーレーン)が一部整備された
だいぶ前の2017年に旭川市でも車道上にブルーレーンが整備されたと記事にしたが、最近その続きとなるブルーレーンを違う場所発見した(当初は順次整備していくはずだったような気がするのだがトーンダウンしているような...)。場所は西イオン前の片側2車線道路(道道1124号・嵐山通り線)の一部で、イオンを中心として総延長500mぐらいのごくわずか。整備距離を長くしてブルーレーンとブルーレーンを繋がないと効果的ではないと思うのだが、ここは以後の整備を待つといったところか。
ちなみにこのブルーレーン。矢羽レーンとか単に矢羽など色々呼び方があるのだが、本州にあるような自転車専用レーンとは異なる点に注意されたい。自転車専用レーンとは自転車しか走れない専用の道路のことで、かつ自転車専用レーンがある場合は歩道走行が許可されず専用レーンしか走れない。すなわち自転車専用レーンがある場合は絶対に自転車専用レーンを走らないと法律違反となる。一方でこのブルーレーンは自転車専用レーンとは全くの別物で、自転車が走る際のガイド的なものにすぎない。よってこのブルーレーンがあるからといってかならずそこを走らなくても問題ないのである。あくまで(車道上をスピードを出して)走りたい人はブルーレーンを。ゆっくりな速度で歩行者に十分注意できる人は従来どおりの歩道走行でも大丈夫である。北海道で自転車専用レーンを整備すると冬の積雪期間でもその道路は自転車しか走れなくなるため、物理的に難しいというのが現状である。
早速そのブルーレーンの写真を。前回記事にした4条1丁目付近のブルーレーンは少し狭くて、かつ大型車(路線バスやダンプ等)が通る道路のため少し恐怖があったのだが、こちらの西イオン前の道道1124は比較的路肩が広いのでママチャリやシティサイクルの人でも比較的利用しやすいと思う。
続きを読む...
ちなみにこのブルーレーン。矢羽レーンとか単に矢羽など色々呼び方があるのだが、本州にあるような自転車専用レーンとは異なる点に注意されたい。自転車専用レーンとは自転車しか走れない専用の道路のことで、かつ自転車専用レーンがある場合は歩道走行が許可されず専用レーンしか走れない。すなわち自転車専用レーンがある場合は絶対に自転車専用レーンを走らないと法律違反となる。一方でこのブルーレーンは自転車専用レーンとは全くの別物で、自転車が走る際のガイド的なものにすぎない。よってこのブルーレーンがあるからといってかならずそこを走らなくても問題ないのである。あくまで(車道上をスピードを出して)走りたい人はブルーレーンを。ゆっくりな速度で歩行者に十分注意できる人は従来どおりの歩道走行でも大丈夫である。北海道で自転車専用レーンを整備すると冬の積雪期間でもその道路は自転車しか走れなくなるため、物理的に難しいというのが現状である。
早速そのブルーレーンの写真を。前回記事にした4条1丁目付近のブルーレーンは少し狭くて、かつ大型車(路線バスやダンプ等)が通る道路のため少し恐怖があったのだが、こちらの西イオン前の道道1124は比較的路肩が広いのでママチャリやシティサイクルの人でも比較的利用しやすいと思う。
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2019年11月05日
中古のガラホ【京セラ・マーベラ(MARVERA)KYF35】を購入してみた
管理人の現在使っている携帯電話はガラケーとSIMフリースマフォの2台持ち。大手キャリアでスマフォを契約すると自分の使い方ではデータをそんなに使わないのに高い通信量を払わないといけないため、auのスマフォを機種変してガラケーに。解約したauスマフォを低価格キャリアのmineoで運用してた(その後スマフォは機種変更としてゲオモバイルから通販で中古のトルクG02を購入している)。
そんな中、今年の夏あたりにauから3G回線のサービスが終了するとの通知封筒が届いた(※この時は2020年のオリンピックの年にサービス終了と書いてあったはずだが、最近の情報だと正確な終了時期は2022年3月のようだ)。このままではいずれ使えなくなってしまうので乗り換えを検討することに。
ガラホを購入する際はauショップや家電量販店での新規購入を検討したのだが、ネットで調べてみるとガラホであっても中古を別途購入して持ち込み機種変更をするのが安いという情報をゲットした。というのもガラホであっても機種によっては新品で3〜4万円近くしており意外と高いのだ。分割という手もあるがauスマフォ契約時代に分割代金で月々料金が高くなるのは嫌いになってしまったので却下。そこで中古の登場である。中古であれば程度が良いもの(ほぼ未使用品)であっても1万円以下で購入できる場合があり、あとは3Gからの機種変更事務手数料代金3300円でサクッと移行できてしまう。スマフォは中古で買って低価格simを入れるのが安上がりにさせる方法だとは理解していたが、ガラホでも似たようなやり方となっていたのには少しびっくりした。
というわけで楽天のゲオモバイルから中古の京セラ製KYF35 MARVERA(マーベラ)を購入した。中古は元箱がないことが多いのだが今回はなんと箱付き。
状態はゲオモバイルによるとAランク(最上級は未使用、次にS、その次がAランク)で、外観はほぼ傷なし(Sに近い気がした)。画面はもちろん傷なしのかなり状態の良いもだった。この状態で9200円ぐらいの値段が付いていた(ポイントが1000円ほど付いているので実売は8000円ぐらい)。新品が4万近くするためこれはかなりお買い得だった。さらに購入証明書が中に入っていたので見てみるとどうやら今年(2019年)の2月に購入したようで、ゲオモバイルへの入荷時期は同年9月。ということは使用期間もわずか7ヶ月程度という程度の良さが伺えるものだった。
裏面はカメラを備える。電池はガラホのため自分で交換可能で、万が一電池がヘタってきても簡単にリフレッシュできる。
折りたたみを開けた状態。旧来のガラケーのようなメイン画面と見慣れたボタン配置が並ぶ。使い勝手はガラケーとほぼ同じで、操作の違和感もほとんどなかった。ただ一点不満をいうとすれば開閉後の画面部の回転機能が備わってないこと。これはどのメーカーでも同じで調べた現時点では回転できるガラホはないみたいだ。
電池の持ちはガラケーの後継らしくガラケーと同等かそれ以上持つようで、全然使わないと1週間ぐらい充電無しで持つようだ。バッテリーパック自体もスマフォには敵わないがガラケー時代よりは大型化しておりそれに寄与しそう。実際に機種変更してまだ2日ぐらいしかったってないのだが購入してよかったと思う。
そんな中、今年の夏あたりにauから3G回線のサービスが終了するとの通知封筒が届いた(※この時は2020年のオリンピックの年にサービス終了と書いてあったはずだが、最近の情報だと正確な終了時期は2022年3月のようだ)。このままではいずれ使えなくなってしまうので乗り換えを検討することに。
ガラホを購入する際はauショップや家電量販店での新規購入を検討したのだが、ネットで調べてみるとガラホであっても中古を別途購入して持ち込み機種変更をするのが安いという情報をゲットした。というのもガラホであっても機種によっては新品で3〜4万円近くしており意外と高いのだ。分割という手もあるがauスマフォ契約時代に分割代金で月々料金が高くなるのは嫌いになってしまったので却下。そこで中古の登場である。中古であれば程度が良いもの(ほぼ未使用品)であっても1万円以下で購入できる場合があり、あとは3Gからの機種変更事務手数料代金3300円でサクッと移行できてしまう。スマフォは中古で買って低価格simを入れるのが安上がりにさせる方法だとは理解していたが、ガラホでも似たようなやり方となっていたのには少しびっくりした。
というわけで楽天のゲオモバイルから中古の京セラ製KYF35 MARVERA(マーベラ)を購入した。中古は元箱がないことが多いのだが今回はなんと箱付き。
状態はゲオモバイルによるとAランク(最上級は未使用、次にS、その次がAランク)で、外観はほぼ傷なし(Sに近い気がした)。画面はもちろん傷なしのかなり状態の良いもだった。この状態で9200円ぐらいの値段が付いていた(ポイントが1000円ほど付いているので実売は8000円ぐらい)。新品が4万近くするためこれはかなりお買い得だった。さらに購入証明書が中に入っていたので見てみるとどうやら今年(2019年)の2月に購入したようで、ゲオモバイルへの入荷時期は同年9月。ということは使用期間もわずか7ヶ月程度という程度の良さが伺えるものだった。
裏面はカメラを備える。電池はガラホのため自分で交換可能で、万が一電池がヘタってきても簡単にリフレッシュできる。
折りたたみを開けた状態。旧来のガラケーのようなメイン画面と見慣れたボタン配置が並ぶ。使い勝手はガラケーとほぼ同じで、操作の違和感もほとんどなかった。ただ一点不満をいうとすれば開閉後の画面部の回転機能が備わってないこと。これはどのメーカーでも同じで調べた現時点では回転できるガラホはないみたいだ。
電池の持ちはガラケーの後継らしくガラケーと同等かそれ以上持つようで、全然使わないと1週間ぐらい充電無しで持つようだ。バッテリーパック自体もスマフォには敵わないがガラケー時代よりは大型化しておりそれに寄与しそう。実際に機種変更してまだ2日ぐらいしかったってないのだが購入してよかったと思う。