2019年11月10日
旭川 西イオン前に自転車矢羽レーン(ブルーレーン)が一部整備された
だいぶ前の2017年に旭川市でも車道上にブルーレーンが整備されたと記事にしたが、最近その続きとなるブルーレーンを違う場所発見した(当初は順次整備していくはずだったような気がするのだがトーンダウンしているような...)。場所は西イオン前の片側2車線道路(道道1124号・嵐山通り線)の一部で、イオンを中心として総延長500mぐらいのごくわずか。整備距離を長くしてブルーレーンとブルーレーンを繋がないと効果的ではないと思うのだが、ここは以後の整備を待つといったところか。
ちなみにこのブルーレーン。矢羽レーンとか単に矢羽など色々呼び方があるのだが、本州にあるような自転車専用レーンとは異なる点に注意されたい。自転車専用レーンとは自転車しか走れない専用の道路のことで、かつ自転車専用レーンがある場合は歩道走行が許可されず専用レーンしか走れない。すなわち自転車専用レーンがある場合は絶対に自転車専用レーンを走らないと法律違反となる。一方でこのブルーレーンは自転車専用レーンとは全くの別物で、自転車が走る際のガイド的なものにすぎない。よってこのブルーレーンがあるからといってかならずそこを走らなくても問題ないのである。あくまで(車道上をスピードを出して)走りたい人はブルーレーンを。ゆっくりな速度で歩行者に十分注意できる人は従来どおりの歩道走行でも大丈夫である。北海道で自転車専用レーンを整備すると冬の積雪期間でもその道路は自転車しか走れなくなるため、物理的に難しいというのが現状である。
早速そのブルーレーンの写真を。前回記事にした4条1丁目付近のブルーレーンは少し狭くて、かつ大型車(路線バスやダンプ等)が通る道路のため少し恐怖があったのだが、こちらの西イオン前の道道1124は比較的路肩が広いのでママチャリやシティサイクルの人でも比較的利用しやすいと思う。
ただ、ひとつ気になったのが西イオン付近で路肩が狭くなる部分。川端ウェスタン方面から西イオンへ進むと、短い橋を越えてイオンの近くに右折でイオンに入る車のために右折専用レーンが設けられているのだが、
この部分で路肩が一時消滅。だけどブルーレーンはそのまま直進するようになっている。
イオン用右折レーンを越えると路肩は復活するのだが、当然ながら左側の走行車線を走る車が後ろから来るわけで、一部思いやりのないドライバーがここを走る自転車に対してスレスレで追い越すような場面が想定される。この点が特に普段車道を走ったことのない人には恐怖に感じるポイントだと思う。また、交通量がかなり多い道路のため混雑時には事故にも発展しそうである。
ちなみに反対側の路肩には上述のような危険なポイントはないため心配ないが、こちら側も向かい側からイオンに入る車や左折する車、イオンから出てくる車なども含めて交通量が多いため、少し注意が必要だ。
総評すると4条のブルーレーンよりは走りやすいのだが危険なポイントがあるので利用の際は十分注意されたい。なお、自転車ネットワーク計画の17ページによれば(※リンク先はPDF)この道道1124号のブルーレーンは明成高校の前や西高校の前も整備対象で、旭川西橋を越えて国道12号へ。さらに龍谷高校よりも先の道路まで計画されている。そもそも自転車利用の多い高校生が走る道路(高校の前の道路)を点と点で結ぶような計画のためそのようになっているのだが、まだはじまったばかりなのか現在でも一部整備にとどまっている。
ちなみにこのブルーレーン。矢羽レーンとか単に矢羽など色々呼び方があるのだが、本州にあるような自転車専用レーンとは異なる点に注意されたい。自転車専用レーンとは自転車しか走れない専用の道路のことで、かつ自転車専用レーンがある場合は歩道走行が許可されず専用レーンしか走れない。すなわち自転車専用レーンがある場合は絶対に自転車専用レーンを走らないと法律違反となる。一方でこのブルーレーンは自転車専用レーンとは全くの別物で、自転車が走る際のガイド的なものにすぎない。よってこのブルーレーンがあるからといってかならずそこを走らなくても問題ないのである。あくまで(車道上をスピードを出して)走りたい人はブルーレーンを。ゆっくりな速度で歩行者に十分注意できる人は従来どおりの歩道走行でも大丈夫である。北海道で自転車専用レーンを整備すると冬の積雪期間でもその道路は自転車しか走れなくなるため、物理的に難しいというのが現状である。
早速そのブルーレーンの写真を。前回記事にした4条1丁目付近のブルーレーンは少し狭くて、かつ大型車(路線バスやダンプ等)が通る道路のため少し恐怖があったのだが、こちらの西イオン前の道道1124は比較的路肩が広いのでママチャリやシティサイクルの人でも比較的利用しやすいと思う。
ただ、ひとつ気になったのが西イオン付近で路肩が狭くなる部分。川端ウェスタン方面から西イオンへ進むと、短い橋を越えてイオンの近くに右折でイオンに入る車のために右折専用レーンが設けられているのだが、
この部分で路肩が一時消滅。だけどブルーレーンはそのまま直進するようになっている。
イオン用右折レーンを越えると路肩は復活するのだが、当然ながら左側の走行車線を走る車が後ろから来るわけで、一部思いやりのないドライバーがここを走る自転車に対してスレスレで追い越すような場面が想定される。この点が特に普段車道を走ったことのない人には恐怖に感じるポイントだと思う。また、交通量がかなり多い道路のため混雑時には事故にも発展しそうである。
ちなみに反対側の路肩には上述のような危険なポイントはないため心配ないが、こちら側も向かい側からイオンに入る車や左折する車、イオンから出てくる車なども含めて交通量が多いため、少し注意が必要だ。
総評すると4条のブルーレーンよりは走りやすいのだが危険なポイントがあるので利用の際は十分注意されたい。なお、自転車ネットワーク計画の17ページによれば(※リンク先はPDF)この道道1124号のブルーレーンは明成高校の前や西高校の前も整備対象で、旭川西橋を越えて国道12号へ。さらに龍谷高校よりも先の道路まで計画されている。そもそも自転車利用の多い高校生が走る道路(高校の前の道路)を点と点で結ぶような計画のためそのようになっているのだが、まだはじまったばかりなのか現在でも一部整備にとどまっている。
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