2020年11月30日
目が見えなくなった人の話
それは今から5年ぐらい前のお話です。
ヤンゴンのあるお寺に水タンクをつくるために呼ばれた作業員がいました。
ミャンマーでは水道システムができていないため、高いところへ水タンクをつくり生活用水として水をいつも貯めておく必要があります。
お寺で水タンクをつくる場所には大きな木があり、水タンクをつくるためにはその木の枝の一部を切る必要がありました。
その木は大きく高い木で樹齢何十年と経っている木です。
そのお寺のお坊さんが来て作業をする前に言いました。
「その木の枝を切る前には、きちんと謝ったほうがいいですよ」
しかし、水タンクをつくるために呼ばれた作業員は別に気にしませんでした。
お坊さんが言ったとおりにせず、そのまま枝を切ってしまったのです。
そして、それは枝を切っている時に起こりました。
枝を切っていた人は作業の途中で急に片目が痛くなり、仕事が続けられなくなってしまいました。
病院へ行き見てもらいましたが、目には何も異常がなく原因は全く分かりませんでした。
それからしばらくして彼の目は見えなくなってしまったのです!
その労働者は怖くなり、その木にあやまりに行きました。
しかし、それはもう遅かったのです。
その後、お坊さんの夢にその木に住んでいる精霊たちが出て来て言いました。
「自分たちはその木に住んでいます。あの人は何も言わずに勝手に自分たちの木を切ったので目を見えなくしました。彼の目はこの先も見えるようになりません」
それからお坊さんはその木と精霊たちのためにお祈りをしたとのことです。
その木はまだ実在していて、そのお寺に行けば見ることができます。
このお話から分かることは、私たちの行動はいいことも悪いことも全て神様やお釈迦様にはお見通しということです。
ですからお坊さんが言うことには従ったほうがいいのです。
良いことをすればいいことが、悪いことをすれば悪いことが結果となり現れてくるのです。
そしてこの法則は本当です。
今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!
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