2020年10月19日
不思議な力をもつお医者さんの話
ミャンマーのあるおじいさんのお話です。
そのおじいさんは咳が止まらず、吐血してしまうほどの状態になっていました。
どんな薬を飲んでも効果がみられないのです。
そんな頃、サイカー仲間の間で有名になっているお医者さんのことをききました。
(※サイカーというのはミャンマー人が日常使う人力タクシーのようなもの。自転車の隣に人が乗れるようにサイドにシートをつけていることからそのような名前がついたらしいです)
その話をきいて、おじいさんは早速そのお医者さんに会いに行きました。
お医者さんはおじいさんから病状について一通り話を聞くと、彼はすぐにおじいさんを連れて「これから薬になる葉っぱを取りに行きましょう」ということで、一緒におじいさんを連れて行きました。
お医者さんは歩みを止めて、道の上にあるその薬となるらしき葉っぱを3枚とると、その場でおじいさんにお茶と一緒に食べるように言いました。
おじいさんは言われるままにお医者さんの言う通りに葉っぱを一枚ずつ口に入れて、お茶で流し込みました。
3枚目を飲み終えてからしばらくすると、あんなにひどかったおじいさんの咳はピタリと止まってしまいました!
その後、そのお医者さんとは久しく会っていなかったのですが、ある日おじいさんはお医者さんにその時のお礼がしたくてその先生に会いに行きました。
お医者さんに会った時、おじいさんは家の商売がなかなか盛り上がらないことも話しました。
するとお医者さんは商売が繁盛するためにはどうすればいいかアドバイスをくれました。
彼が言いました、「これから言う7種類の木で仏像をつくってください。そしてお祈りしてください。」
おじいさんは言われたとおりの木を使って仏像を作り、お坊さんにお布施してお祈りをしてもらいました。
その後、その仏像を家におくようになってからというもの商売が繁盛し始めたのです!
初めは小さかったビジネスがどんどん広がっていき、次第におじいさんの商売は盛り上がりお金も入ってくるようになりました。
それから2年間ぐらいの月日が流れ、偶然そのお医者さんに会った時、先生はおどろくことを言いました。
「私は自分の師匠と交わした約束があります。その約束を破ってしまったので、もう命は長くありません。私はまもなく死にます。死ぬときはボール一杯分の血を吐いて苦しみながら死ぬことになるでしょう。」
自分が予言した通り、ある日お医者さんは血をボール一杯分吐いて死んでしまいました。
昔はそのようにあるパワー(能力)ができているお医者さんがいたそうです。
かつてミャンマーがイギリスの占領下にあった時代は人々は精神的にきつい状況で暮らしていました。
また当時は一般の西洋医学の薬をだしてくれる病院もなかったので、東洋医学に神通力を伴ったお医者が多くいたらしいです。
昔の人々はそのような医者をたよって病気を治していました。
現在はそのように特別なパワーをもったお医者さんは少なくなったそうです。
そのお医者さんが自分の師匠と交わした約束というのは何か気になりませんか?
特別なパワーを得る条件として、男性は自分の奥さん以外の女性とふしだらな関係を持ってはいけないというルールがあるそうです。
当時そのお医者さんには妻がいましたが、彼女が浮気をしたことがきっかけとなり自分も他の女性と一緒になってしまったのです。
それを機に能力は落ちてしまい、また死に方も苦しい最後となったのです。
このような不思議なパワーも仏教と密接に結びついています。
明日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!
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