2015年07月11日
長引くしゃっくりは要注意
しゃっくりって、一体なに?
しゃっくりは、多くの人にとって日常的に起こりうるものですが、病気が隠れている可能性もあります。
そもそも、しゃっくりとは
・胸部臓器と腹部臓器の間にある横隔膜に対して直接の刺激
・あるいは横隔膜を支配している神経の刺激
によって「横隔膜が痙攣」するために発生します。
大半のしゃっくりが原因不明ですが、食べ過ぎ、飲み過ぎで急に胃が拡大した場合。あるいは、空気嚥下症がもとで発生することもあります。
多くは安全かつ無害で、自然に治まります。
しゃっくりに潜む病気
いっぽう、なかなか治まらないしゃっくりは、
・横隔膜の神経に影響する臓器の疾患(食道炎など)
・動脈硬化
・急性伝染病
・中枢性神経障害
などが考えられます。
そのため、なかなかしゃっくりが止まらない、という人は一度、内科での診察が必要になります。特に内臓や後脳疾患の診察が必須でしょう。
誰もが一度は経験したことのあるしゃっくりは、軽視しがちな症状ですが、長引く際は病気が原因かも。気になる、という人は早めに受診を。