2015年07月31日
見過ごしがちな「脳を酷使する悪習慣」
頭(脳)の疲労は目には見えないため、見過ごしがち。もしかしたら、あなたの脳も疲れ切って悲鳴をあげているかもしれませんよ。
リンパケアセラピストの筆者が、目に見えない“脳のコリ”の原因をご紹介します。全て当てはまったあなたは“お疲れ脳”かも……!
■パソコンやスマートフォン、テレビなどの画面を長時間見続けている
仕事でもパソコン画面をにらみ、休憩中はスマホでSNSのチェックやゲーム、帰宅すればテレビを楽しむ……。こんな生活を毎日送っていると、脳には莫大な量の情報が伝達されています。気づかぬうちにかなり脳を酷使しているおそれがありますよ。
情報を読み取り続けているため、脳はいつでも興奮状態。リラックスできず、不眠に悩まされるおそれもあります。
“画面”というものから離れて情報をシャットダウンし、心を落ち着ける時間も必要ですよ。
■長時間のデスクワークで同じ姿勢をし続けている
長時間同じ姿勢を続けていると血行が悪くなります。すると、脳への酸素やエネルギーの供給も滞ることに。集中力が下がってしまったり、頭痛や肩こり、腰痛に悩まされることも……。定期的に休憩をはさみ、身体を大きく動かす習慣をつくることが大切です。
■不規則な生活習慣だ
生活リズムが整わないと、身体がスムーズにはたらきません。内臓機能が低下したり、運動機能が衰えたりすることになってしまいます。すると、体に栄養が行きわたらず、さらに体内のはたらきが減退してしまうという悪循環に。脳にも栄養が届かないので、処理速度や機能が低下してしまいます。
■ストレスが多い
脳はストレスに弱い器官。嫌なことばかり続けばやる気が失われてしまいますし、楽しくなければモチベーションも上がりませんよね。
「なんだか集中できない」「体調は悪くないのに小さなミスばかりするようになった」そんな場合はストレス過多になっていないかチェックしてみてください。脳が疲れ切ってヒートアップしているかもしれません。
意外に「脳を酷使しているかも……」と感じる生活習慣は多いのではないでしょうか。
「あるある!」と頷いてしまった人は、脳がかなりお疲れモードかもしれません。そのまま放っておくと体内機能の減退に繋がりますし、心の病に発展してしまうおそれも。
疲れすぎてはたらきをシャットダウンしてしまうまえに、脳を休ませる機会を増やしてあげてくださいね。頑張りすぎは危険ですよ。