2015年07月10日
「眼精疲労」は、クマやくすみの原因にもなる?
現代人の目は疲れている!
現代社会にとって、パソコンやスマートフォンといった便利ツールは欠かせないもので、毎日利用しているという方がほとんどだと思います。
特にパソコンを使って仕事をしている方にとっては、目の疲れやかすみ、ドライアイといった症状がつきものではないでしょうか?
目の下のクマは、眼精疲労が原因かも?
「毎日、目が疲れている」といったように、慢性的に目に疲れを感じている場合、「眼精疲労」といった症状がおきます。
眼精疲労の症状は、目の充血や目のかすみ、目の重たい感じといった直接的なトラブルに加え、肩こりや頭痛、めまい、吐き気など体全体に生じるものです。
また、眼精疲労が原因で、目の下にクマができることもあります。
眼精疲労や疲れ目、睡眠不足が原因で起こる「青くま」は、マッサージなどのケアが効果的です。また、紫外線や目のこすりすぎによる色素沈着が原因で起こる「茶くま」は、マッサージをしても改善しません。むしろ、マッサージをすることで悪化することもあるので、注意が必要です。
日々のケアが眼精疲労を和らげる
目の周りには、実はツボがたくさんあります。
眉毛の内側、中心、外側、目と鼻の間や、目の下、眉尻や目尻のあたりにも、いくつかのツボが存在します。そのツボを軽く押さえてマッサージを行うことで目の周りの筋肉がほぐれ、血液の流れがよくなり、くまができるのを防ぎます。
また、眼精疲労によって肩こりや頭痛といった症状も起こり得ます。目のまわりのケアだけでなく、首や肩を回したり、上半身の筋肉をほぐして日常的にケアをすることで、眼精疲労や眼精疲労に伴う症状を軽減することができます。
【医師からのアドバイス】
とにかく休息をしっかりとることが肝です。目が疲れたなと思ったら、パソコンやスマートフォンを見るのを中断して遠くを見たり、目の下のくまを予防するマッサージなどで息抜きするのもいいでしょう。