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「ホウレンソウの赤い根元」は老化防止の効果アリ

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緑黄色野菜の王様と呼ばれるホウレンソウ。ビタミンKや葉酸、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、ビタミンEなどの栄養価に優れているので、食卓に積極的に並べたい食材ですが、調理の段階で赤い根の部分はどうしていますか? 

「どうせ食べられないでしょ?」と捨ててしまっている人も少なくないはずですが、実はあの赤い部分には豊富な栄養素が含まれているとか。

そこで今回は、独立行政法人農畜産業振興機構のまとめたパンフレット『野菜ブック』を参考に、ホウレンソウの根元に含まれた栄養素について解説したいと思います。



■新鮮なホウレンソウは根まで食べよう

ホウレンソウの根元を見ると、赤紫になっている部分がありますよね? 実はあの部分には、ペタシアニンというポリフェノールが含まれているとか。活性酸素の発生や働きを抑えてくれて、老化防止に効果的だそうです。

また、根の赤い部分にはマンガンも多く含まれており、丈夫な骨作りには不可欠な栄養素だとか。思わず最初に切って捨ててしまいがちですが、捨てるにはあまりにももったいない部分なのですね。

おひたしやみそ汁、いため物などでホウレンソウを食べるときも、決して捨てずに調理に生かしてみてください。



■ホウレンソウの新鮮さを保つ方法は?

しかも、根元の部分の赤紫色が鮮明なホウレンソウほど、甘みが強いとか。スーパーの売り場で選ぶときは、根元がしっかりと赤く、葉っぱの先まで張りのあるホウレンソウを選んでみてください。

いいホウレンソウを選んだら、寒さに強い野菜なので冷蔵庫で保管してください。ただ、むき出しのまま冷蔵庫に入れると、葉っぱの表面から水分がどんどん抜けてしまうそうです。

まずはぬらした新聞紙で包んだ上で、さらにポリ袋に入れて封をし、冷蔵庫の野菜室に根を下にして立てて保管してみてください。基本的に畑で立って育っていた野菜は、立てて保存するべきなのですね。




タグ:健康

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