2015年07月11日
そんなに必要だったの?1つ育てるのに必要な水の量
普段なにげなく口にしている食べ物。1つ育てるのにどれだけの水が必要か、考えたことはありますか?
アメリカのカリフォルニア州が記録的な干ばつで水不足に陥っていることをうけ、食品の生産に必要な水の量が発表されました。アメリカの情報サイト「BUSINESS INSIDER」より、話題の食品をピックアップしてご紹介します!
そんなに必要だったの?1つ育てるのに必要な水の量「オレンジ1個=52リットル」「ステーキ1枚=3,213リットル」
(小数点第2位切り捨て)
■ オレンジ1個=52.1リットル
■ トマト1個=12.4リットル
■ ブロッコリー1房=20.4リットル
■ クルミ1個=18.5リットル
■ アーモンド1粒=4.1リットル
■ ピスタチオ1粒=2.8リットル
■ イチゴ1個=1.5リットル
■ ギリシャヨーグルト1食分=340.2リットル
■ ステーキ1枚=3,213リットル
当然ながら、収穫までに時間がかかるものほど、たくさんの水を必要とするようです。それにしても、すごい量に驚かされます。確かに、植物だけでなく牛を育てるのにも水は必要。1枚の肉にまさか3千リットル以上の水を費やしているとは、なかなか想像できません。
なお、酪農製品はたくさんの水を必要としますが、ギリシャヨーグルトは生産過程で特に大量の酸性副産物が発生するため、それを廃棄する際に余計な水が必要となるそうです。
食べ物が水の恵みに支えられていることを、改めて痛感します。
参考:
Chart shows how some of your favorite foods could be making California's drought worse
http://www.businessinsider.com/amount-of-water-needed-to-grow-one-almond-orange-tomato-2015-4
It takes a whopping 90 gallons of water to produce one tiny container of Greek yogurt
http://www.businessinsider.com/greek-yogurt-requires-90-gallons-of-water-2015-4
タグ:ニュース
【気になった話題・ニュースの最新記事】
この記事へのコメント