2014年11月26日
セクシーモデルを採用した広告だと、人はそれを買いたいと思わない
世の中は大量の広告であふれています。テレビ、ラジオ、雑誌、ネット、電車、バス、駅のホーム……。
広告を全く見ることなく1日を過ごすのはほぼ不可能です。
あなたは広告を見ると、ものを買ってしまいたくなるタイプですか?それとも抵抗を示す方ですか?
シンガポールと香港の合同研究でセクシー系のモデルや作風の広告は買い物客を得るどころか、逆に遠ざけてしまいやすいということが明らかになりました。
これは男性にあてはまる現象なのだそうです。
研究では18歳から24歳までの男性を対象にある実験を行いました。セクシー系の広告と風景写真を使った広告をふたつつかってそれぞれの広告をどう感じるかを調べたのです。
前述したように、多くの男性たちはセクシー系を見ると、商品を買いたくなくなってしまったと述べています。
研究者たちは「セクシー系の広告はあまりにも非現実は印象を男性に与えてしまう。その結果その商品も非現実化してしまい、自分に合うという感覚が失われてしまう」と結論づけています。
女性のみなさんは、男性に何か買ってもらいたいものがある場合セクシー系の広告を見せて、「これよ、これ。これが欲しいの。」などと言わないほうが良さそうですね。
Do Sexualized Images of Women Make Men Less Charitable?
http://www.goodtherapy.org/blog/do-sexualized-images-of-women-make-men-less-charitable-092014