2014年11月02日
お風呂に入る前に、○○を塗っておけば傷口が沁みない?
お風呂でお湯につかった途端に、すり傷がしみて「イタッ!」と飛び上がってしまった……なんて経験、ありませんか? 傷があるだけで、至福のバスタイムが急に「苦行」に変わったりして……。そこで今回は、お風呂で傷がしみない簡単な方法をご紹介します。
■薬局にはアイテムが豊富にある
もっとも満足度が高くなるであろう方法は、ドラッグストアで傷対策のアイテムを購入してくることです。最近は、店頭にも高性能な商品が豊富に揃っています。オーソドックスなものなら、傷をぴったり覆ってガードすることができる、液体タイプの絆創膏。
また最近は、バイキンや水の侵入を防ぎながら、傷の治りを早める絆創膏なども人気が高いようです。ただし、当然と言えば当然ですが、これらはお値段が少々お高め。気軽に手が出せず、結局痛みをこらえながらお風呂から出てくる……なんて人も、結構多いかもしれませんね。
■家にある油性クリームも効果的!
「高い絆創膏を買うなんてもったいない」、あるいは「わざわざ買いに行くのが面倒くさい」なんて思ってしまう人にオススメの、とってもカンタンな方法があります。それは、液体絆創膏を塗る代わりに、ご家庭にある油性クリームを使うことです。
コールドクリームなど、こってりとした油性の薬用クリームであれば、何でもかまいません。それをすり傷などの傷口にあらかじめ塗っておくと、お風呂に入ってお湯をかけたり湯船につかったりしても、あまり傷口がしみずに済みます。
この方法はお手軽かつコスパも良いので、かなりオススメです。
■クリームの油分が、水をはじき返してくれる
コールドクリームなどの油性クリームがお風呂の傷対策として有効なのは、クリームの油分が水をはじき返し、傷口にお湯が入りにくくなるからです。ミネラルオイル、オリーブオイル、ホホバオイル、パラフィン、アルカン、ワセリンなどなど……。
クリームによく配合されているこれらの成分は、普段は体の水分蒸発を防ぐ「保湿」の目的で使うもの。ただ、皮膚の表面に油分の膜を張ってくれるので、外から水分が入るのも同時にブロックしてくれます。だから、お風呂で傷口にお湯があまり入らず、痛みが軽減されるのです。
ちょっとしたかすり傷で、「薬を塗るほどでもない」と思っていても、お風呂に入ると予想以上にしみてビックリ……なんてこともありますよね。そんなときは、ぜひ油性クリームを試してみてください。わざわざ高性能の絆創膏を買いに行かなくても、意外と平気かもしれませんよ。