2014年外語祭に行ってきた
毎年楽しみにしている外語祭に行ってきた。まずはお目当ての29カ国の料理店へ。円形広場をぐるっと一周囲む形で、世界各国の料理店が並んでいる。とりあえず、ウズベキスタン料理の紹介のため、中央アジア料理店からスタートしよう。
中央アジア料理店では、ショルバ(スープ)を買った。牛肉に、玉ねぎ、にんじん、トマト、ひよこ豆が入っていて、味付けは塩とクミン。おそらくカイナトゥマ・ショルヴァかな?
この小さなカップでショルバ200円というのは、高いなと感じたが、外語祭価格だから仕方がない。他のメニューのプロフやシャシリク(シシケバブ)も気になる。
しかし、英語科のカンガルーの肉を使ったハンバーガーの誘惑に負けてしまった。カンガルーの肉はちょっと臭みのある牛肉のような感じだった。とても美味しい!カンガルーの肉は直輸入しているらしい。
もちろん自分の後輩のロシア語科の料理店にも行った。「ふくーすな屋」。「ふくーすな」とはロシア語で「おいしい」の意味である。
毎年ピロシキを食べることにしているので、りんごのピロシキとロシアンティーを購入。
ピロシキはオーブンで焼くがロシアでは一般的だが、なぜか日本ではピロシキ=揚げパンのイメージが定着している。外語祭のピロシキも油で揚げたものだ。ただこれは、調理機材としてフライヤーは借りれるが、オーブンは借りれないことに起因すると思われる。私が副料理長だった時も、ピロシキを焼くか揚げるかでもめたが、結局オーブンがないため、揚げピロシキにした。もちろん、ロシアに揚げピロシキがない訳ではないので、揚げピロシキを売って構わないのだが、「ピロシキ=揚げパン」ではないことをご理解頂きたい。ピロシキはウズベキスタンでも良く食べられている。いつかレシピを紹介したい。
ロシアンティーというと、日本ではジャムの入った紅茶が出されるが、ロシアではそんな紅茶を飲んだことがない。ヴァレーニエというジャムのようなもの食べながら、紅茶を飲むことはあったが、紅茶の中にジャムを入れるなんて気持ち悪いというのが、ロシア人の一般的な感覚だと思う。外語祭のロシアンティーは、ジャムが紅茶の中に入っていた。別々に出すとゴミが増えるからである。
ウズベキスタン人の友達は、風邪をひいた時にジャム入りの紅茶を飲むと話していた。それを飲むと風邪が早く治るとか。ロシアでは、はちみつ入りの紅茶が風邪に効くとされている。今、風邪気味だから、どっちも試してみようかな。
研究講義棟の1階では、世界の民族衣装を着れるイベントが行われていた。姉とその友達が中央アジアの民族衣装を気に入って試着。
同じ研究講義棟の1Fで「世界の文字で綴る私の名前」コーナーがあり、自分の名前をヒエログリフで書いてもらった。
![ヒエログリフ](/uzbekistancooking/file/2014E5A496E8AA9EE7A5AD_92028229-thumbnail2.jpg)
ヒエログリフが読める方には、私の本名がお分かりかと思う。タイ語でも名前を書いてもらった。姉と友達には、その後キリル文字でも名前を書いてあげたところ、2人ともはしゃいでキリル文字で書かれた本名をツイートしていた。いいのかな?
外語祭は色々楽しみがあるが、なんと言っても一番良いところは、世界のお酒が飲めるところ。普通お酒を売ると、アルコールの飲みすぎで酔っ払いが出たり、救急車を呼ぶほどのトラブルが起こるので、お酒を禁止する学園祭が多いが、外語祭はアルコールが飲めるのが魅力。
外語祭は今日が最終日。最終日の閉店間際には、たたき売りが始まるので、狙い目かも!?
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