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2014年10月11日

各書名言集(小説pert3)

さて、今週も振り返りをかねて
個人的な名言をばんばんのせていきます
(この作業にちょっとハマった
お付合い頂けると嬉しく思います…
さらにこれらの本に興味を持って頂けると
非常に嬉しく思います…

沈黙
沈黙.png
―主よ、なぜにあなたはこのような時にも沈黙されるのか?―
ロドリゴの信仰心がついに揺らいだ、その瞬間。ただし、これでは終わりません。ともすれば、その後の方が名言な気もしますが、
それはあまりに壮絶なネタバレといいますか、なので、、、


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ラッシュライフ
ラッシュライフ.png
―「つまり、お前は間違ってなかったんだ。独立に失敗し、若干の借金が残り、人に裏切られたとしても、そのまま独立もせずに、漫然と同じ毎日を過ごしているよりは正しいことをしたんだ」
「君の言葉を聞いていると、本当にそうだった気がしてくるから不思議だ」
「同感だ。俺もおまえに話していると自分のでまかせが全部、本当に思えてくる」―
泥棒のプロフェッショナル黒澤…このキャラクター食えない感じで
本当に魅力的なんですね。久々に親友と会って、喋っていてもこんな調子で、
この二人の会話は本当に楽しいです


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ママになったネコの海ちゃん
海ちゃん.png
―こんなに小さな子ネコの海が、
これだけはっきりと海自身のまじりけのない存在をつらぬこうとしています。
海のへそまがりこそ、とことんネコの「きもち」をおしとおそうとする、
海の自己主張にほかなりません―

岩合日出子さんと、光昭さんは、海の「きもち」を写真に収めたい一心で、
海と向き合い、シャッターをきります。
そして、本書にはそんな海の「きもち」溢れる写真が
カラー写真含めて何枚も収録されています


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無人島に生きる十六人
無人島に生きる十六人.png
―どうだ、この大波をくぐっても、一人のかすり傷を受けた者もない。
まったく、神様のお助けである。これは、いつかきっと、
みんながそろって、日本へ帰れる前兆にちがいない。
これから島へ行って、愉快にくらそう。
できるだけ勉強しよう。
きっとあとで、おもしろい思い出になるだろう。
みんなはりきって、おおいにやろう。
かねていっているとおり、いつでも、先の希望を見つめているように。
日本の海員には、絶望ということは、ないのだ―

船が難破し、無人島生活を余儀なくされたその時の船長のお言葉
日本男子ですね…この言葉は強がりでもなんでもなくて、
本当のことです。彼らは絶望をどっかへ放って、希望を胸に
無人島での生活をスタートします



その日のまえに
その日のまえに.png
―神様よりも人間のほうが、ずっと優しい―
これは私史上ベスト名言のうちの一つです。今にも、もう亡くなろうとしている娘を見て、父親が何を言うのか。
親より先に死ぬのは最大の親不孝と言いますが、この父親はそんな娘を責めずに
何というか。もう意識もない娘をはじめて見て、どのように口を開いたのか。
そして、その言葉を聞いた第三者が上のように感じた…この一言だけで泣けてしまいます

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如何でしょう?
気になる文章はありましたか?

pert4へ続きます〜
また後程…か明日…
posted by at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名言
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とうとう旅に出てしまった。 離陸した飛行機から、 群青の成層圏の空が見えたとき、 ぼくはこの星が好きだと思った。 どうしてなのか考えて、気がついた。 この星には、きみが住んでいる。 きみが住む星をぼくは旅する
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